旬が到来🍊はっさくの秘密と和歌山のおいしい柑橘たち

Sponsored by 和歌山県

知ってた?はっさくの裏話

これから旬を迎えるはっさく。
実は広島市因島のお寺で発見された品種で、時の和尚が「旧暦の八月朔日(9月の初め頃)に食べられる」と言ったことから命名されたとされています。ただ、実際に私たちが口にする時期と命名の時期にズレがあり、真相は謎のまま…。
はっさくは、種類も様々あります。11月下旬から12月にかけて収穫する「早生はっさく」、12月から1月頃にかけて収穫する「普通はっさく」と、皮が紅みを帯びる「紅はっさく」など。しかも、その味も「貯蔵期間」によって変わっているのだとか…!

今回はそんなはっさくの裏話や、和歌山県の柑橘の魅力を紹介していきます。記事の最後には期間限定のプレゼントキャンペーンのお知らせも!ぜひお見逃しなく👀



 

目次

 
     ここに目次が表示されます。    

はっさくの国内生産量の約7割は和歌山県産!

みかんの生産が全国的に有名な和歌山県ですが、実ははっさくの生産もかなり盛ん!
県北部の紀の川市を中心に、国内収穫量のなんと約7割を占める日本一の産地なのです。
なぜ和歌山県が日本一の産地になったのか?和歌山県では、みかんの収穫が終わる1月から4月まで果物の種類が少なかったことから、水田で稲の代わりに導入されたのがきっかけとなったそうです。
特に県内最大のはっさくの産地である紀の川市は、はっさく栽培に適した条件だったこと、そして手間があまりかからず収穫量が多い果物だったので急速に栽培面積が拡大したんだとか。また、多種多様の柑橘類が市場に出回る中で、はっさくがシェアを広げることができた理由はその独特の甘みと酸味、苦みのバランス。ポケマルのユーザーさんの中でも、その味に惚れこんでリピーターになる方が増えているようです。
 
とのも農園|殿最弘茂さんへの投稿
 
吉瀬雄也 | きみのフルーツさんへの投稿


酸味を貯蔵でコントロール!?

冒頭で紹介したように、はっさくは「貯蔵期間」によって味わいが変化します。ではなぜ貯蔵することで味わいが変化するのでしょうか?その秘密は、貯蔵されている間に糖分とクエン酸がゆっくりと分解され、甘味や酸味のバランスが変化するからなんです。特に、糖類に比べてクエン酸の方が早く分解されることから、はっさくは貯蔵することで程よく酸味が抑えられ、まろやかな食味となるようです。

(↑低温貯蔵室から出荷される様子:オレンジ色のものは、なんと全てはっさく!)

収穫したはっさくは、低温貯蔵室に保管され、3月下旬まで計画的に出荷されています。そのため、酸味と甘味の好みに合わせて、はっさくを買う時期をずらしたり、食べ比べをしてみることも楽しみの1つになりそうですね♪

(↑低温貯蔵室から出されたはっさくの選別作業中)


温暖な地域ならでは!希少な「さつきはっさく」

みなさんは「さつきはっさく」をご存じでしょうか?はっさくは、12月から1月にかけて、霜が降りる前に収穫するのが一般的。それは、はっさくが寒さに弱く水分が抜けてパサパサになる「す上がり」という状態や苦みが増すことを未然に防ぐため。

しかし、この「さつきはっさく」は、和歌山県由良町を中心に栽培される、木に成らせたまま越冬させ3月から4月に収穫する珍しいはっさくです。黒潮の影響から温暖な気候で、霜が降りることが少ない和歌山県中南部の海沿いならではのはっさくとなっています😲