ぽかぽか太陽との共同作業☀️天日干し食材 のたしなみ

朝、窓辺がひときわ明るいと、
なんだか嬉しい気分になる。

窓の外には快晴が広がっていたりして。

きっと晴れが嬉しいのは
人間も食材も同じだ。

今回はたくさん太陽の光を浴びた
天日干し 食材を探してみたよ。


竹ざるの中で気持ちよさそうに転がってるのは
紅や橙のころころかわいい梅たち。

千葉県・松崎裕一郎さんの「小梅干し」

一口で食べやすいサイズの小梅たちは、
柔らかい食感でマイルドな味わいがおいしさの秘密なんだって。

かわいい小瓶に入っているから、
台所に並んでいるだけでも気分が明るくなるね。

日の丸弁当にもぴったりだし、
おにぎりの中にちょこんと入っていてもいいな。

酸っぱくてエネルギッシュな一粒は、
きっと元気をくれるはず。


あら、こちらは真っ青な快晴のお空の下。

岐阜県・加茂郡川辺町・横田尚人さんの
「森から育てる香る木の子 乾燥しいたけ」
ですって。

それにしても椎茸たち、
ぬくぬく日向ぼっこが気持ちよさそう。

横田さんのこだわりは、
収穫後に天日で丸一日干すことなんだって。

太陽に当てると色むらは出てしまうけれど、
香りが抜群によくなるのだとか。

そして椎茸たちのふるさとは、
横田さんがつくった紅葉樹の森。

きのこを作るために森から作ってしまうって、
びっくりだよね。

愛情たっぷりの森で育って、
太陽を浴びてるしいたけたち。

そりゃあ元気をくれるに決まってるさ。


お次は、山から海へ。

島根県太田市・森山浩吉さんの
「【天日干し】日本海で育った天然の白カレイ」
は、
そよそよ風に揺らいでるよ〜。

獲れたばかりの新鮮なお魚を、
その日のうちに天日干し。

日本海の潮風で作った干物は身が締まって、
旨みが凝縮されるそうな。

食べるときは焼いてもいいし、
オーブントースターで焼いたり、素揚げにしたりしても。

こまりさんのコミュニティ投稿より

ああ、ぎゅっとしまった身からは
うまみが溢れるに決まってる。

お酒と一緒にゆっくりいただきたいな。


最後はこちらの美しい「柿のれん」!

長野県飯田市・千葉一哉さんの
「白くてぽってり甘い 市田柿」

この柿を全部手作業で干しているというのだから驚きよね。

それにしても美しい景色。
せっかくだから別アングルの写真もみて……

あ〜、ずっと眺めていたい鮮やかさ!

「市田柿」というのは、
長野県南部の下伊那地域で作られている特産品で、
白い粉をまとった甘くてぽってりした干し柿なんだって。

収穫した柿を、ひとつずつ丁寧に皮むきして、
太陽の光と山からの風でゆっくり乾かしていくのが、
独特の食感と甘さを引き出すためのポイント。

大地と太陽と
人の手仕事が作り出した"自然のおやつ"。

きっと、憂鬱な気分も吹き飛ばしてくれる、
甘いおまじないだね。


毎日が快晴とは限らない。
くもりや雨の日が続くことだってたくさんある。

でも、天日干し食材があれば、
どうにか頑張れる気がするんだ。

なんだか彼らからは、
太陽のかおりがするからさ。

今回ご紹介した商品


まだまだあるよ、天日干しの食材

文=大城実結

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