岐阜県加茂郡川辺町

横田尚人

環の森(わのもり)

しいたけ、なめこ、きくらげ、まいたけ

◆お客様へのごあいさつ
岐阜県の小さな片田舎で里山再生活動を行っています「環の森(わのもり)」の横田と申します。
生まれ育ったふるさとの田畑や山林が荒れていく現状を憂慮し、子供の頃駆け回って遊んだ里山の美しい風景を残していきたいと思っています。

◆経緯
もともとこの地で20年、昔ながらの原木栽培でしいたけを生産していました。

栽培規模を徐々に拡大していく中で、原木の調達は東北地方の原木産地から仕入れる方式に変わっていきました。

最も手間と危険が伴う原木の伐採作業を省くことで規模拡大と効率化を図ることができたのですが、地元の里山は放置され、次第に管理をしなくなり荒れていきました。

そんな折、2011年福島で起きた原発事故により原木しいたけ業界は一変します。

しいたけ用原木の主な産地である山林が放射線に汚染されてしまい、安全な原木が手に入らなくなってしまったのです。

原木しいたけ栽培にこだわって私が行きついた理想は、「私の住んでいるこの地域で、昔のようにしいたけの原木林から育て、その原木を使って安全で美味しいしいたけを栽培する」ことです。

地元では農業をする人が減り、耕作放棄地や休耕田が目立ってきました。スギやヒノキを植林した山林や、以前は里山として活用されていた雑木林も、人が入れないほど荒れている放置山林となっている場所が多くあります。

そんな荒廃していく農地や山林を、しいたけの原木林として再生、活用していくことで昔の里山の風景を復活させたいと思っています。

◆紹介
スーパーなどの量販店で主流の「菌床栽培」ではなく、いまや希少な「原木栽培」によるきのこの栽培にこだわっています。

本来の「木の子」の風味や歯ごたえは原木栽培ならではの特徴があります。

また、100種類以上ある品種の中から、私が食べて美味しいと自信をもっている品種のみを栽培しています。(当たり前のようですが、農業界では「美味しさ」よりも、「多収」「栽培のしやすさ」「病害に強い」「見た目」が優先されていることが多いです・・・)

もちろん、殺菌剤や収量を増やすための増収剤も一切使用せず、原木の持っている栄養のみで育てていますし、きのこの”畑”ともいえる原木から育てていますので放射能による汚染の心配もありません。

◆信念
環の森の想いは「里山再生」「里山活用」です。
原木を切り出し、きのこを森の中で育て、使い終わったほだ木はまた森へ還します。
広葉樹の森は手入れと伐採、そして再生を繰り返すことで永続的に守られ、明るい森の中で人も動物も共生できる、そんな美しい里山を作る活動をしています。

◆今後の夢
秋になると整然と並んだほだ木から色んなきのこが収穫でき、20年の伐期を迎えたクヌギは薪やキノコの原木として利用し、広葉樹の明るい林内の中で、牛が自由に草を食み、その糞や使い終わったほだ木は新たに森を豊かに生き返らせる肥料となる。

地域の里山を生かし、活用し、その恵みを永続して人も動物もその恵みを受けとれる、
これが私の目指す「環」の森です。

横田尚人さんのコミュニティ投稿はありません。

あなたも「ごちそうさま」を伝えてみませんか?

投稿をコメントするには登録・ログインしてください