12月21日、冬至の日は「ん」のつく旬な食材を食べよう

二十四節気の1つである「冬至」。日の出から日没までの時間が最も短い、つまり太陽の位置が1年のうちで最も低くなる日です。

日本では古くから、冬至の日に「ん」の付くものを食べると縁起がいいと言われてきました。そこで今回は、みかんや人参、レンコンなど「ん」の付く食材をまとめてみました。日本ならではの「食文化」を見つめ直すきっかけにしてみてはーー。


和歌山県有田産みかん

眩いばかりの太陽の光をたっぷり浴びて、オレンジ色に見事に染め上がりましたーー。みかんの一大生産地である和歌山県南部に位置する有田郡。そこに農園を構える長谷光浩さんは、温暖な気候を生かしてみかん栽培に汗をかいています。

甘みと酸味のバランスが絶妙で、ジュースなど関連食材も数多く販売しています。まさに今が旬、この機会をお見逃しなく!


皮薄で食べやすい「ゆらみかん」

果汁たっぷりで内包の皮が薄く、食べやすい。和歌山県由良町で峯村明宏さんが生産するみかんには、他の地域とはない独自の特徴が潜んでいるんです!

由良町は〝日本のエーゲ海〟と呼ばれているそうで、日当たりのいい穏やかな気候がみかん栽培に適しています。中でも峯村さんの農園は、極早生品種の最高峰とされる「由良早生」が発見された集落にあるそうですよ!


国内トップ!土浦産レンコン

都心からも比較的アクセスが楽な茨城県土浦市は、レンコン生産量国内No.1の実績を誇ります。そんな歴史ある霞ヶ浦で、豊富な水資源の恩恵を受けて育ったのがこのレンコン。なんといっても、その新鮮さが最大の売りです!

3代目として就農6年目を迎えた栗又孝行さんは、鮮度は「どこにも負けない」と自信を見せます。それもそのはず、そうでなければ〝日本一〟は獲得できませんよね。ぜひ一度お試しを!


甘さだけが残る「彩誉人参」

人参特有のえぐみがなく、甘さだけが口の中に残ります!大阪の種苗会社が大阪の農場で開発した、生粋の〝浪速人参〟です。なんとこの会社、全日本野菜品種審査会で毎年上位を独占するなど、高品質の人参を数多く開発してきた実績があるそうです。

くじらのペンギンハウスの花野眞典さん曰く、今回はジュースなどでも楽しんでもらえるようにお得な5kgセットで販売することにしました!


濃厚!100%人参ジュース

新鮮な野菜は、ジュースにしても美味しい。vegewonderの小山直樹さんの人参ジュースは、なんと1本あたり15本の人参を使用しています。しかも100%にこだわっているため、濃厚さが際立っているんです!

小山さんが人参に魅了されたのは、栄養素の高さに驚いたからだそう。ガン治療にも使われており、活性酸素を抑制して免疫力を高めたり、美容にも効果的と言われています。決して安くはありませんが、それに見合う価値を保証します!


三陸白身の王様「虹色ドンコ」

三陸の海を代表する白身魚ーー。それが、身が虹色に光る「ドンコ」です。岩手県大船渡市の漁師・千葉豪さんは「生で旨い。焼いて旨い。煮て旨い。肝がまた旨い」と熱く語りかけます。〝言葉はいらない、まず食べてみろ〟。そう言わんばかりの、まさに自慢の味!


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