写真の向こうに人生がある。#ごちそうさま写真 のたしなみ

世間に「インスタ映え」する写真があるように、
ポケマルにも「ポケマル映え」する写真がある

——と、わたしは思う。

この2つの「ばえ」は、
似ているようで、全く違うような気もする。

……だけど、どこが違うんだろ。
ポケマル映えってどういうこと?

これまでの ごちそうさま写真 の数々を眺めながら、
ゆっくりじっくり考えてみよう。

目次

ここに目次が表示されます。

ときに、シンプルである

生産者さんから直接届く食材は、
なんてったってうまい。

素材が美味しいからこそ、
手間のかかる調理なんていらないのだ。

たとえばこちらのお写真。

空雲2号さんのコミュニティ投稿より

神奈川県・長塚良治さんのアカモクとめかぶを
豪快に木綿豆腐へのせて、
お醤油を垂らせばあっという間に完成!

こちらはシンプルかつ豪華絢爛な川魚丼。

BFBさんのコミュニティ投稿より

石川県・坪田直樹さん
岩魚(イワナ)の卵を白米へ乗せただけ。

とても簡単に作れるのに、こんなにも贅沢なんて。

これは子供のころ、誰もが夢に描いたであろう食べ方。

ヒスグラママさんのコミュニティ投稿より

鹿児島県・福澤愛さんからのメロンを、
一度に1/2を食べちゃうんです。

”半分に切るだけ”というシンプルさの中に
無限の夢がつまってるよね〜。


焼いたり、蒸したり、
そのままかじりついたり、
お米にのっけたり。

ポケマル映えはシンプルなんだ。

ときに、大量である

「こんな量、みたことないです!」
スーパーでは見かけない量の食材が手に入るのも、
ポケマルならではのイベント。

秋田県・佐藤正勝さんから届いた、
大量のほっこく赤えび

mさんのコミュニティ投稿より

一つひとつ丁寧に剥いて、身はお刺身に、
卵は漬けに、頭はお味噌汁にして、
余すことなく味わったり……

一面のネギ・ねぎ・葱!

Akiko Ishiiさんのコミュニティ投稿より

茨城県・川上和浩さん5種類のネギを、
鴨鍋で食べ比べしたり……

長崎県・鳥羽大成さんからまるごと一尾届いた鯛を、

たけおたけさんのコミュニティ投稿より

皮引き、焼き霜、昆布締めの3種類のお寿司にして
とことんとことん堪能したり、ね。


知恵と工夫で食べ切っちゃうのも、
ポケマル映えなんだろうな〜。

ときに、発見である

生産者さんから丸ごと届いたり、
育つ過程を知ることができたり、
ポケマルの食材には発見がいっぱいある。

三重県・山川眞智子さんから届いた伊勢海老を、
指でちょんちょんしながら観察するお子さま。

Mariko Suzukiさんのコミュニティ投稿より

そうなの、伊勢海老ってこんな見た目なんだよ。

福島県・加茂直雅さん「なめこ栽培キット」で、
毎日なめこが育つ様子を家族みんなで観察したり。

あんみつひめさんのコミュニティ投稿より

食材の新たな一面を知る発見も、
ポケマル映えなのかもね。

ときに、”ありがとう”だ

作り手・食べ手の垣根を超えて交わされる「ごちそうさま」に、
ときどき私まで癒されたり、勇気づけられたりする。

岡山県のミュア・ブルースさんから届いた
山盛りのしいたけと共に入っていたのは
まつぼっくりのオーナメント。

茶太郎さんのコミュニティ投稿

飾ったオーナメントを「ブルースに見せて!!!!」と
息子さんが撮影した一枚なんだとか。
こんな形の「ごちそうさま」も、いいよね。

和歌山県の作り手さん同士での「ごちそうさま」も。

大谷英士朗さんのコミュニティ投稿より

輪玉祥代さん梅キムチを大絶賛していたのは、
同県でみかんを生産する大谷英士朗さん
胸が熱くなっちゃう「ごちそうさま」だな。


「ごちそうさま」はひとつの感謝のかたち。

ポケマル映えは、
ときに”ありがとう”なのかもしれないね。

いつも、人生の一幕なのだ

食べ手の人生に寄り添うことができた食材は、
ほんとうに幸せだと思う。

「とっても美味しくて涙がでてきました。
ふるさとの味をありがとうございました」

これは、ホヤを販売していた
岩手県・佐々木友彦さんの元に届いたメッセージ。

朋子さんのコミュニティ投稿より

実家へ行きたくても行けない時期に
ふるさとを思い出す一幕があり、

青森県・野呂英樹さんサーモン
たっぷり乗せた寿司ケーキで

キムチさんのコミュニティ投稿より

息子さんの20歳の誕生日をお祝いする一幕もあり、

青森県・高森優さんミルキーホタテを剥きながら、

るみれぶんさんのコミュニティ投稿より

入籍した娘さんと台所で語らう一幕もまた人生。


食卓の数だけ、人の歴史がある。
ポケマル映えは、いつも人生の一幕なのかもね。

「作り手や食材のストーリーを伝えたい」
という思いから始まったポケマルは、

いつのまにか、
「食べ手と作り手の人生が交差する場所」に
進化していたみたいだよ。

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文=大城実結

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