「隠れた名品」が眠る土地。自然に囲まれた「四国」の魅力とはーー

「四国」と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか? 海の幸で有名な北海道や東北、独自の食文化が根付く九州などに比べると、もしかしたら少し影の薄い存在に見えているかもしれません。

でもそれは、私たちが「無知」だっただけーー。ポケマルに出品してくれている農家さんや食材について知れば知るほど、そんな思いが込み上げてきます!独自の哲学で生産物とひとすら向き合い、どこまでも農業の未来を信じる2人の農家さんにスポットを当てました。

 

芝橋宏治さん(徳島県阿波市)

[食材]自然栽培精米・玄米、野菜BOX

 

「安心・安全」。食の偽装問題などをきっかけに、昨今よく耳にするようになったこのフレーズ。しかし、一口にそう言ってもその実態やアプローチは様々で、私たちは何を根拠にその言葉を信じればいいのか。理解しているようで、実はわかっていないのかもしれません…


清流・吉野川が流れる徳島県阿波市。豊かな自然と温暖な気候を利用して、お米や野菜を栽培している芝橋宏治さん。「阿波ツクヨミファーム」では、畑を「耕さない」独自の手法を取り入れており、さらに有機JAS対応を含む農薬や肥料、動物性堆肥を一切使用しないこだわりも!「生物多様性」をテーマに、固定種・在来種の種を中心に農産物を育てています。


【25種超から厳選!自然農野菜BOX】


そんなこだわりの詰まった野菜をお得なセットにしたのが、「自然農野菜BOX」です。なんと25種以上もある野菜の中から、季節に合わせて新鮮なものを8〜10品目(お試し=4〜5品目)厳選してお届けしているんです!

そして、「冬」イチオシの1つが「サラダセット」です。芝橋さん曰く、このサラダセットは「何が生えてくるかわからない『パルプンテハウス』」で育てているそう。春の野菜が花を咲かせ、夏に種を落とし、秋になるとまた芽を出し始める。この四季の循環から生まれたレタス類、少しアクセントのある葉物などをミックスしているんです!


【コシヒカリに匹敵⁉︎自然栽培精米・玄米「阿波米」】


そして、もう1つの自信作が「阿波米」です!「お米と言えば東北?いーえ南国、四国だって負けていません」。芝橋さんはそう言います。

品種はコシヒカリ。寒暖の激しい山地で、吉野川の恵みを目一杯浴びて育った阿波米は、本場にも引けをとらない「隠れた名品」として地元で愛されています!


野菜とお米のお得なセットも販売中!  

「農業が本当の自立をすると、社会はこんなに良くなるんだということを証明したい」。芝橋さんは、これからも目標に向かってひた走る決意です。


島津緑さん(高知県四万十町)

[食材]四万十ジャンボ落花生  


関東でデザイン関係の仕事をしていた「安定」の身を投げ捨て、遥か彼方の四万十町に移住した島津さん。都会のオフィスではなく田舎の農園をフィールドに、「第2の人生」をスタートさせました!

島津さんはここでの生活を「都市部までかなり遠く、とても不便」と笑って話します。それでも、それを凌駕する豊かな自然と土地の文化に惚れ込んだそうです。


そんな島津さんがゼロから独学で育てた自慢の品が、「ジャンボ落花生」です!なんとこの落花生、通常の2〜3倍の大きさもあるそう。さらに、この土地独自の土の特性から、ねっとり甘く、コクのある味も実現しました!天然由来の肥料だけで栽培した、自然のパワーがたっぷり詰まった落花生です。島津さんは、「一度食べたら無くなるまでとまらない美味しさ」と自信たっぷりに語ります。


島津さんは、落花生の食べ放題などイベントの開催にも精力的に動いています。さらに、実際に四万十町の自然や文化を体験してもらうための交流会も計画しているそう。「四万十の野菜や食べ物を通じて、お客様と友達のような関係を築いていければ」と力強く話してくれます。

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