そろそろ粉もん食べたくない?妄想お好み焼きのたしなみ

年が明けて、もう20日も経ってしまった。

そろそろお正月気分から抜け出して、

通常モードに切り替えなくちゃ。


「そうは分かっていても

まだまだダラダラしたいなあ」

と、ポケマルを眺めていたら、

出会ってしまった。

写真:くまこさんのコミュニティ投稿より

広島県の石野智恵さんのコミュニティで

この写真に。


お好み焼きなら具材切って混ぜるだけ。

だから、ちょっと楽ちん。

それに、ずっとお餅だったから、

そろそろ粉ものが食べたいかも。


お正月のハッピー気分が抜け切らない頭の中で、

素材にこだわったスペシャリティなお好み焼きを

つくろうかな。


油がわりのお肉は、

愛知県の高橋慶さんの「雪乃嬢」という豚のバラ肉。

まずはこれを敷いて、さらりとした脂をジューッと出す。

お好み焼きの生地を乗せる前に食べちゃいそうで、

ぐっとこらえなくちゃ。


高橋さんは、

「とにかく脂があっさりしています。

この脂を是非味わってほしいです」

と言っている。


これって、本当に自信がないと出てこない言葉だよね。


ああ、豚肉の旨みがお好み焼き全体に染み渡る。

もはや、ソースがなくても

この旨みだけで食べてしまえるのかもしれない……。


え、なになに?

こんなにおいしいお肉があるのに?

海鮮も食べたいって?


仕方ないなあ。

海バージョンも作っちゃおうか。

実は自分が食べたいだけ

……なんて、そんなことはないんだけど。


広島県の石野智恵さんの「かえり」を、生地に混ぜ込む。

かえりはちりめんよりも大きくて、存在感がある。

混ぜ込んでも、他の具に負けず

しっかりとアピールしてくるに違いない。


冷蔵で2ヶ月もつから、

ちょっとぽりぽりつまみたいときにも、

料理のアクセントにしたいときも、

パッと便利に使えるのが嬉しいな。


具材だけじゃなくて、生地自体にもこだわるよ。

ふわっふわにするために、

熊本県桑原崇さんの自然薯を……。

自然薯のとろろは粘り気がすごくて、

持ち上げてもなかなか落ちないほど。


風味が豊かだから、

これまた余計な味付けは一切不要そう。

自然薯入りだからこその味わいと

食感を楽しめるんだろうな。

自然薯100%のお好み焼きなのだとか(りょうまんさんのコミュニティ投稿より)


いやしかし……

北海道神成誠さんの「漁師だし」も気になるな。

利尻昆布のみで抽出した11倍濃縮のおだしは、

ちょっと生地に入れるだけで格別なものになりそうな予感。

だしなら味噌汁とか毎日の食卓にも大活躍だし、

一本あればかなり便利かも。


昆布だしのきいた自然薯入り生地に、

さらりとした脂のお肉、

しっかりとした味のかえり。


お正月よりも豪華で贅沢なお好み焼きかもしれない。


ポケマル食材をいろいろ組み合わせれば、

何千通りものお好み焼きが作れるよね。

妄想するだけで、なんだか幸せ。


今回ご紹介した商品


文=尾形希莉子

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