思い切って茨城県へ!【生産者さん訪問レポート👨‍🌾】

ポケマルスタッフ、こやのです。

「ユーザーのみなさんにもっと一次産業やその生産者さんを知ってもらうには、まずは私が知らなくちゃ」
そう思い、折にふれて生産者さんの元へ訪問しています。

訪問するたびに感じるのは、
「ここで見て、聞いて、感じたことを、もっとユーザーさんと共有したい!」という気持ち。

その想いが形となり、いよいよ「生産者訪問記」を始めることにしました。

現場で感じた空気や人柄をみなさんにお届けしていきます😊

お買い物を通じて生産者さんと「つながる」ことができるポケマルですが、この記事もまた生産者さんとつながる小さな一歩になりますように。


今回お会いしたのは、ポケマル公式商品シリーズの“定期便”商品でお世話になっている茨城県の生産者さん3名です。

目次

ここに目次が表示されます。

野口農園|野口嘉徳さん(つくばみらい市)


最初に訪問させていただいたのは、「トマト好きさんの定期便」にご協力いただいた野口さん。

早速ハウスに案内していただいたのですが、その暑さにびっくり!当日は最高気温35℃ぐらいでしたが、ハウス内は更に暑く、まるでサウナにいるかのようでした。数分いるだけで、どんどん汗が出てきます。そんな暑さの中、毎日作業をされる生産者さんたちは本当にすごいと改めて感じました。

ハウスには、「ぷちぷよ」というミニトマトが植えられていました。定期便でも大好評だったトマトです。まだ小さく、実はついていませんでしたが、ツヤッツヤでさくらんぼのような食感の「ぷちぷよ」は是非皆さんにも食べていただきたいトマトの1つです。

※画像は商品ページからお借りしました


「できることは全部やる」そうお話してくれた野口さんは、

しっかりと手をかけてトマトを作ることはもちろんですが、最高の状態で出荷することにも強いこだわりを持っています。

「採れたてをお届けするために、あえて日時指定は受けていないことも」
一見すると、採れたてを食べてもらうには日時指定を受けたほうが良さそうですが、そうしない理由があります。

熟したトマトの収穫量は日によって変動するため、指定日に十分な量が確保できない可能性があるからです。

野口さんがここぞと思うトマトの状態で発送できないとなるととかえってユーザーのみなさんにご迷惑をかけることにもなりかねません。
だからこそ、野口さんは「収穫したその日に発送できる」体制を整え、集荷のタイミングまでしっかり見計らっているのです。

次のトマトシーズンではこんなこともやってみたいね!と野口さんと語っていると時間はあっという間に!


新たなシーズンを楽しみにお待ちくださいね♪

>野口さんのページへ


野本農園 | 野本博幸さん(土浦市)

続いて土浦市に移動し、訪問させていただいたのは「欲張りとうもろこしの定期便」にご協力いただいた野本さん。

到着すると、ご夫婦で笑顔で迎えてくれて、作業場の涼しい部屋で飲み物・スイカ・プラチナコーンをいただきました。私たちのために冷やして待っていてくれて、まるでおじいちゃんの家に来たかのような温かさでした。


最初に案内してくださったのはプラチナコーンの畑。

1つもぎ取って、採れたてを生でカブリ!!!

「うまっっ!!あまっっ!!」

作業場でいただいたプラチナコーンも美味しかったのですが、今までに経験したことのないほどの美味しさとみずみずしさ。「これが生産者さんの特権か.......。」と羨ましくなってしまいました。

そのあと向かったのは大和ルージュの畑。
立派に育っているように見えるのですが、「ここの大和ルージュはもう出荷できない」と野本さんは言います。

列ごとに順番に収穫できるようスケジュールを組み、少しずつタイミングをずらして種をまく、そんな工夫をしていても、今年の夏は例年以上に厳しい暑さが続き収穫タイミングを逃してしまったそうです。皮を剥いてみると、水分が抜けて実がシワシワになっていました。


見た目は立派に育っているのに――。


収穫のタイミングを、外から触った感触だけで見極められる野本さん。私たちには違いが微妙でまったくわかりませんでした。
そんな違いに気づけるのは、畑に寄り添ってきたからこそ。
わたしたちが「すごい!」と驚く光景も、野本さんには悩ましいサインだったのです。

天候の難しさを語りながらも、次の野菜作りに勤しむ野本さん。ほんわかとした柔らかい姿の奥に、プロの力強さを感じました。
>野本さんのページへ


川上農園 | 川上和浩さん(つくば市)

最後に訪ねたのは、おなじみの「トマト好きさんの定期便」にご協力いただいた川上さん。学生時代から植物が好きで、部活動でも果樹の栽培をされていたんだとか。

過去にも別のスタッフが現場へお邪魔させていただいたことがあります。

そんな川上さんが今回教えてくださった中で印象深かったのが、ユーザーさんとの繋がりです。


「去年より、もっといいものをつくりたい」
その一心で、毎年トマトづくりに挑み続ける川上さん。
その情熱はユーザーのみなさんにも伝わっているようで、今ではトマトにどんどん詳しくなっている方も増えているそうです。

なかには、「川上さんのトマトを食べたら試験に合格できました!」と報告してくださるユーザーさんもいて、いつしか“合格トマト”という愛称まで誕生。

作る・買う、だけではない温かい関係性がありました。


生産者さんとユーザーさんが、お買い物を超えてつながる――それはまさに私たちが目指している姿です!

川上さんのトマトから、次はどんな“うれしい出来事”が生まれるのでしょうか。
その瞬間に立ち会えるのが、今から楽しみです♪

>川上さんのページはこちら

>過去の取材記事!

訪問を終えて。

茨城県でお会いした3名の生産者さん。
それぞれに背景も考え方も違いますが、共通していたのは“自分の農業を信じて、とことんやり抜く姿勢”でした。

現場を訪れて改めて「食べ物の裏側も伝えたい」という気持ちが強まりましたし、正直、生産者さんから聞いた話をこうして発信できることにわくわく。


おいしい食材を一生懸命につくり届けてくださるポケマル生産者さんはまだまだ沢山いらっしゃいます。
引き続き、画面のその向こうにある人や想いを一緒に伝えていきたいと思います!


・・・・関連商品・・・・
>ポケマルと生産者でつくる!旬を楽しむ定期便>今買えるトマト!>今買えるとうもろこし!

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