頭がウニでいっぱい

キタ。キタムラサキウニ。


キタ。エゾバフンウニ。


ドレモオイシソウ。


あ〜迷っちゃう!どっちにしよう!


どうしてこんなに興奮しているのかというと、だいすきなウニが今年も出品されはじめたから。


どっちのウニをどんな風に食べようかとすでに妄想がふくらむ。


まずはそのまま食べたいし、

写真:茶太郎さんの投稿より


丼ぶりで豪快にも食べたいし、

写真:まいこんさんの投稿より


違う食材とも合わせて食べてみたい。

写真:茶太郎さんの投稿より


あーーーもうウニ!ウニ!ウニ!頭がウニでいっぱい。


この魅力的なウニを水揚げしているのは、漁師の高野さん。

北海道小樽市から旬の新鮮な魚介を届けてくれます。


高野さんによれば、キタムラサキウニはあっさりとした味わいで独特の甘みがあり大粒、エゾバフンウニは濃厚な甘みを楽しめるそう。さらに、エゾバフンウニは北海道のごく一部でしか採れず、数も少ないから希少なんだって。


希少とか、限定とかいわれると余計に食べたくなってしまう。人間は単純だ。

あーもう、知ればしるほど迷ってしまう!!


あれ、でもウニってときどき「苦い」とか「生臭い」とか聞くけど、なんでだろう?


調べてみると、ウニは水分が多く形が崩れやすい。だから型崩れを防止するために「ミョウバン」という食品添加物を使うことがあるんだって。

でも、この高野さんの塩水生ウニは、そんな苦味のもとになる添加物を使っていないから、ウニ本来の甘みと口どけを楽しめるんだそう。


ウニ本来の味、か……(ごくり)


も、もう魅力がありすぎて、決めきれないよ〜!!!


よ〜し、そんな時はどっちも「ぽちっ」。


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文=日野原有紗

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