【ポケマルin飲食店】徳田さんのニンニクを食べに、ムール貝専門店『PÊCHEUR』に行ってきました

9月8日、築地市場からほど近い場所にある街・勝どきにオープンしたムール貝専門店『PÊCHEUR aglaia la table』。本格ムール貝料理を堪能できるこのお店で、なんと期間限定でポケマル農家・徳田さんのニンニクが使用されているのだとか!

そうと聞いてはこうしちゃいられない、とりあえずお料理を味わいに行こう――使命感に駆られたポケマルスタッフは、空の胃袋とともに『ペシュール』に向かいました。


本格ムール貝専門店で徳田さんのニンニクとご対面!

勝どき駅近くの店舗は、ポケマルオフィスからも徒歩圏内です


勝どき駅から歩くこと4分ほど。大通りから一本中に入った路地に現れるガラス張りのムーディーな店舗が、噂のムール貝専門店『ペシュール』です。もともと花屋だった店舗を改装し、飲食店としてリニューアルオープン。至るところに花屋の面影を残す、斬新でお洒落な空間が広がっています。

シンプルな内装を植物とワインボトルが彩ります


そんな店内で、ポケマルスタッフの一人が気付きました。

「これ、徳田さんのにんにくじゃない?」

植物たくさんの店内に完全に馴染んでいます


入り口の扉にかけてあったのは、ネットの中にたっぷりはいっているにんにく。これはもしや徳田さんの…?

喜納店長「はい、そうです。こちらが徳田さんが作っていらっしゃるにんにくです」

店内を彩る植物と同じように、徳田さんのにんにくもお店に華やかさを添えていました。一体このにんにくたちは、ムール貝料理でどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?


ぷっくり濃厚なムール貝&奥深いニンニクに皆夢中。

店内奥には「ちょっと一杯」にぴったりのカウンター席


『ペシュール』で使用されているムール貝はすべて、カナダの漁師さんから直接仕入れ。低カロリー&栄養豊富で女性にとっても嬉しい食材のひとつです。

そんなこだわりのムール貝ををBlancとRosso、Sakeの3種類で堪能することができます。

グランドメニューはムール貝一本勝負


黒板には日替わりメニューがたくさん


せっかく来たのだから、全てを味わい尽くすべし! というわけで、全種類をさっそくオーダー。数分後、厨房からにんにくと魚介の良い香りとともに、山盛りのムール貝たちが運ばれてきました。

一番ベーシックなBlancは白ワインとにんにくを使用したテイスト。


Rossoは赤ワインとトマト、ハーブで濃密な味わいに。


Sakeは日本酒をつかい、アサリの酒蒸しのような風合い。


「待ってました!!」

山盛りに盛られたほかほかのムール貝に歓声が上がります。

冷めぬうちにさっそく”いただきます”!

徳田さんのニンニクのガーリックトーストも一緒に


口に含んだ瞬間にぷりっと身が弾け、まろやかな貝の風味がほどけていきます。飲み込んだあとも続く、ムール貝が持つ濃厚で甘い味と、奥行き深いニンニクの余韻がたまりません。

「なんだこの美味しさは…!」

ムール貝の出汁の旨みたっぷりのスープにガーリックトーストを浸すと最高!


この複雑に絡み合った美味しさに、頬が緩み笑顔でいっぱいになります。 まさに”至福の味”、ここにありといった絶品料理です。


こだわり☓こだわりが生み出した、究極の美味ここに

インによく合うおつまみも充実


シェフの遠藤さんによると、ニンニクはムール貝の持つ独特なにおいを消す重要な役割を果たします。そんな縁の下の力持ち的な食材だからこそ、徳田さんのニンニクに辿り着くまでに様々な試行錯誤があったそうです。シェフは2点のポイントに重点をおいてチョイスしたのだとか。

1. 国産かどうか

「国産のニンニクは、深い味わいとともに次の日に残る臭みが少ないのが特長です。思う存分味わって頂き、その後も広がる余韻を楽しんでもらおうと国産のものに絞って探しました」

2. 粒が揃っているか

「粒の大きさが揃っているというのも選定したポイントです。ほどよい粒が揃っていることで、料理にしたときの味のばらつきもなくなりますので」

以上の条件を満たし、なおかつできるだけ安価なものを探した結果、徳田さんのニンニクに辿り着いたとのことです。

徳田さんのニンニクのガーリックトーストの香りを確認するポケマルスタッフたち


「生産者さんの顔も見ることができて、この品質でこの値段は本当に助かってます」

幾多あるニンニクの中から、ポケットマルシェを介して生まれた出会いに、スタッフも思わず感動。こだわりがこだわりを呼んで、この一皿が生まれたのですね。

自家製レモンチェッロも美味しゅうございました


「会社帰りやお出かけの際にフラッと気軽に立ち寄れるようなお店を目指しています」とシェフ。

大粒でぷりぷりのムール貝と徳田さんのニンニク。2つの食材が奏でるハーモニーを味わい尽くしました。『ペシュール』さん、徳田さん、ごちそうさまでした!


■店舗情報:

『PÊCHEUR aglaia la table』

〒104-0054 東京都中央区勝どき3-3-3 1F

www.aglaia-tokyo.com


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ライタープロフィール



おおしろ実結

筑波大学芸術専門学群卒業。在学中にデザイン事務所勤務を経験、卒業後は報道系企業に勤務する傍ら、個人名義での執筆活動を続ける。自転車と旅をこよなく愛し、どこでも寝られる体質を存分に活かし奔放に取材へ向かう。離島へひっそり渡航するのが生きがい。

2012年に短編小説『常套的ノスタルジック』が筑波学生文学賞 大賞を受賞。2016年に執筆したルポタージュ『ワニ族の棲む混浴温泉』が宣伝会議 編集ライター講座大賞を受賞。現在は女性向けWebマガジンや美容師ZINEで執筆中。公式Webサイトはmiyuo10qk.wixsite.com/miyuoshiro



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