イースターエッグの作り方と遊び方をご紹介。卵が主役の日・イースターって何だろう?

みなさん、「イースター」をご存知ですか?

2019年のイースターは4月21日の日曜日。日本では最近、ハロウィンなど海外のイベントを楽しむ人が増えていますが、このイースターも近年少しずつ注目を集めています。

しかし、「イースターの名前は聞いたことあるけれど、実際何をする日なのか、どう楽しんだらいいのかわからない」と言う方も多いのではないでしょうか。

調べてみると、イースターにはたまごが欠かせないアイテムなのだそう。「たまご」のイベントをポケマル編集部が放っておくわけにいきませんよね。

そこでこの記事では、ポケマルスタッフがポケマル風にイースターの一日を過ごしてみた一部始終をレポートします! 

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目次

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①そもそも、「イースター」ってなあに?

キリスト教のイエス・キリストが死後3日目に蘇った「復活」を祝う日のことで、日本語に訳すと「復活祭」。クリスマスと並ぶ最大の祝日・イベントとされ、親子や家族、友人とごちそうを囲んでお祝いをするのだそうです。

クリスマスやバレンタインのように毎年日付が決まっているわけではなく、「春分の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」と定義されています。

実は、日曜日が休日なのはイースターが由来とされていて、あのモアイ像で有名な「イースター島」も、イースターの日に発見されたことが名付けの由来と言われているんです。


②「卵」×「うさぎ」。その理由と関係は?

そのイースターを象徴するのが、うさぎです。この意外(?)な組み合わせの理由は、どこからくるのでしょうか…

キリスト教では、は長い歳月をかけて新しい命が生まれることから、「生命の誕生」を象徴する存在とされています。


また、うさぎも同様に子孫をたくさん産むことから「豊かな生命」のシンボルとされ、子どもにプレゼントを運んで届けてくれるという言い伝えもあるそうです。


そんなことから、昔からイースターの日は親子や家族、友人と卵料理を味わったり、うさぎの仮装を楽しんだりする風習があるんです。


③彩り豊かな「イースターエッグ」のつくりかた

雑貨屋さんなどで、カラフルに彩られた卵が飾られているのをご覧になったことはありませんか? それは、イースターに欠かせない「イースターエッグ」です。

クリスマスがクリスマスツリーならば……そうです! イースターといえばイースターエッグ。

せっかくなので、ポケマルスタッフも実際にイースターエッグをつくってみました。


【イースターエッグのつくりかた】

⑴材料・道具

・卵(今回は栃木県・淺野晃子さんの「那須の子宝たまご」を使用)
・ボウル
・フォーク
・つまようじ
・割り箸
・ペン、絵の具、マスキングテープなど


⑵たまごの上下にひとつずつ穴をあける

フォークを斜めにあててやさしくグリグリすると、卵の殻が削れるように穴があいていきます。片方の穴は直径2〜3mmくらい、もう片方の穴は割り箸の先がギリギリ通るくらいの大きさに広げます。


⑶卵の中身を取り出す

大きめに開けた方の穴からつまようじをいれて、卵の中身が出やすいように軽くかき混ぜて黄身を割ります。


ボウルの上でタマゴを縦に持ち、小さい穴の方から空気を吹き込むと、下側から卵の中身が出てきます。中身がすべて出たら、殻を壊さないようにやさしく流水で洗ってください。


⑷いよいよペイント

思いつくままに自由にカラフルに装飾してみてください!

全面に絵の具を塗る場合は、大きめにあけた方の穴に割り箸を差し込んで持ち手を作ると作業がしやすいですよ。


好きな色の絵の具で全面に色付けしても良し。


ペンでお顔を描き込んでも良し。


マスキングテープを切って貼り付けても良いですね。


だいたいペイントが終わりました!ダンボールに切れ目を入れ、割り箸ごと挿して乾かします。仕上がりが楽しみです。


子どもと遊ぶ「エッグハント」「エッグロール」

このイースターエッグを使って、子どもと楽しむ遊びもあります。家の中に隠したイースターエッグを探し出す「エッグハント」と、スプーンでコロコロ転がす「エッグロール」です。

エッグロールは、大きめのスプーンをつかってイースターエッグを転がしてゴールを目指す遊びです。


大人はかがんで走るので足腰にきます…。子どもと競争したら盛り上がりそうですね。


ちょっと休憩して、卵のご紹介を。

今回イースターエッグづくりに使用したのは、栃木県・淺野晃子さん「那須の子宝たまご」です。

淺野さんは元パン屋さん。パンやお菓子を作るのに最適な「理想の卵」を得るために、なんと自分で養鶏をはじめてしまったというパワフルな女性養鶏家です。

鶏たちは、「無理に卵を生ませない」「クチバシの先をカットしない」「抗生剤やホルモン剤を使わない」「飼料はできる限り国産のものを」という淺野さんの優しい飼育方針のもと、放し飼いでのびのびと暮らしています。

その美味しさは、「那須の子宝たまご」の商品ページにこう表現されていました。

“口もきかないような年頃まっさかりだった息子が「このオムレツ、やばいくらいにうまい。」と言っていたから、きっとおいしい卵なはずです。”

やばいくらいにうまい…食べてみたくなりますよね?


④取り出した卵液で農家さんオススメのお料理もつくろう!

それでは最後に、取り出した卵液を美味しく食べてイースターを締めくくりましょう!

まずは何と言ってもオムレツです。私大好きなんです。あま〜いチーズオムレツ。


お砂糖多めに入れるのでいつも少し焦げてしまうのですが、香ばしい外側ととろとろの中身のテクスチャーの違いが「やばいくらいに」美味しいなぁ……。

冷蔵庫に入ってた春菊のおひたしもいれてみました。黄色と緑の色の組み合わせが春っぽいですね。


農家さん直伝のレシピでつくる「卵プリン」もオススメです!

レシピを教えてくれたのは、福島県相馬市で「相馬ミルキーエッグ」を生産する菊地将兵さん。調理方法はとてもシンプルで、加熱せずに簡単につくることができます。

ぷるんぷるんの食感や滑らかな舌触りは、スーパーなど市販品では味わえないと言います。子どもにも大人気だそうです。

▶詳しいレシピはコチラから:自宅で簡単につくる、ミルキーエッグのなめらかたまごプリン


* * *


イースターの楽しみ方はいろいろ。ぜひみなさんも、大切な人と一緒にイースターを過ごしてみてください!


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※この記事は2017年4月13日に公開した記事を一部修正したものです。

文=中川葵(ポケマル編集部)

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