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菊地陽子
マークのついた生産者さんは、過去1年間で平均して特に高い評価を得ています。

福島県相馬市

菊地陽子 | 大野村農園

卵(ミルキーエッグ)

こんにちは。大野村農園の菊地です。 1985年生まれ。 福島県相馬市で全国から集まる住み込みの農業ボランティアさんたちと一緒に暮らしながら平飼いの養鶏をしています。 「そうま食べる通信」で卵(相馬ミルキーエッグ)、「東北食べる通信」で里芋(伝統野菜の相馬土垂)を取り上げていただきました。 ゲストハウスもはじめまして、なんとポケマルでも「体験付き宿泊予約」ができます。日々ミルキーエッグを産んでくれているニワトリさんを、お客さん自らがさばき、料理し食べれる、という驚愕のコースです(見学だけの参加もオーケー)。まじめな大人の食育体験となっております。 田舎でこういう生活をしていると、地域の人とつながれます。鶏のエサとしての魚のあらを地元の魚屋さんからいただき、お礼にキズモノの卵を渡します。 全国の若者たちともつながれます。大野村農園を訪れる若者(時々シニアの方も)は長期・短期含め年間50名を超えるようになりました。10代後半から30代がほとんどで、農業未経験者の方ばかり。就職に迷って、食の現場を見たい、不登校、都会に疲れた、ふられた、脱ひきこもり、日本一周中…来た理由はみんないろいろですが、中には「ここに来て人生が変わった」という子も。 【相馬ミルキーエッグ】 「うませる」ではなく「いただく」。 市販の配合飼料は一切使わず、相馬の米、魚屋さんから直接いただく魚のアラ、自分の畑でとれた芋や豆など、すべてが自分の手の届く範囲で自給されています。 そして、広々とした鶏舎でストレスなく育った鶏たちが産んでくれた最高の卵をいただきつつ、鶏糞は畑へと循環していきます。 抗生物質やワクチン、予防接種などは使用せず、できる限り自然な環境で育てています。 「相馬のものはうちの子供には食べさせたくない」 震災直後、知人に直接言われたその言葉はとてもショックでしたが、実際子供を持つ多くの親はそう思っていたことでしょう。しかし、今では地元の助産所の食事でも「相馬ミルキーエッグ」が使われるほど、うちの卵は皆様から信頼をいただけるようになりました。 手間がかかる分、大量生産はできませんが鶏たちが産んでくれた最高の卵を、ポケマルを通して皆様へお届けいたします。 【リンク】 HP: https://www.oonomuranouen.com/ ◆◇ポケマル事務局からのお知らせ◇◆ このページの下にある〈記事一覧〉では、菊地さんが書いた記事を読むことができます。 #エコファーマー #東北食べる通信
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