【つながるポケ○(マル)日記】「心温まる、価値ある4泊5日間」。大人にも体験してほしい!冬のポケマルおやこ地方留学in青森・岩手

※こちらではポケットマルシェ公式noteにて2024年2月に公開した記事を再掲載しています。


子どもはもちろんですが、大人にもぜひ体験してほしいです!

そうお話してくれたのはこの冬、青森・岩手プログラムを体験していただいた江原さん。小学校1年生のお子さんと一緒に、2年連続でおやこ地方留学にご参加いただきました。

今回の青森・岩手プログラムは酪農、漁業、農業の3つが体験可能。様々な視点から食を学べる、東北の冬の魅力を詰め込んだ内容でした。

江原さんのお子さんは、生き物との触れ合いが特に楽しかったとのこと。漁師さんのもとではタコやタラを観察し、青森県八戸市の南風農園では馬、岩手県洋野町の清水牧場では牛のお世話を体験。牧場では牛に名前をつけたりしてかわいがる姿も見られたそう。

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  漁師さんのもとでタコの生態を学び、実際に食べるという体験も
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  農園では競走馬も飼育されていました
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  名前をつけてかわいがっていたという子牛

と同時に、食用牛の赤ちゃんがこれから売られてしまうということを知って、寂しがる様子も見られたとのこと。こういった経験を通して、命と食が繋がっている意識が芽生えたように思えたそうですよ。

そして前回に続き、アクティビティにフルでご参加くださった江原さんは「大人こそぜひ体験してほしい!」とプログラムの感想をお話ししてくれました。

なぜ「大人にこそ体験してほしい」と思ったか

今回江原さんが特に思ったのは、大人も生産現場について知らないことが多いということ。お子さんだけでなく、自分自身も今まで未知だった食の裏側について学ぶことができたそう。

例えば牧場では、牛が妊娠・出産をして初めて牛乳ができること。搾乳を終えた牛は食用として出荷されること。

農園では規格外の野菜が市場におろせず、ロスになってしまうこともあること。競走馬のブリーダーが年々減っていて、古くからある文化の継承が難しくなっていること。

それまでなんとなく理解していた漁業の担い手が不足していることや、地域に若い人たちが少なくなっていることも、実際に現場に行って話を聞くことで、他人事ではなく自分の事のように考えられるようになったそう。今回のおやこ地方留学のプログラムを通して「食のありがたみを実感すると共に、地域の抱える問題、地域の方々の言葉を切実に捉えられるようになった」とお話ししてくれました。

帰宅後も自然と生産現場に思いを馳せるようになり、食べものを無駄にしない、大切に食べるという意識が芽生えたという江原さん。今回訪れた場所にもまた足を運びたいと思ってくださっているそう。

地域の課題に触れ、そこにいる方々と触れ合い、食について学んだ4泊5日間は「心温まる、価値のある体験だった」と言います。

おやこ地方留学では、親御さんは滞在先でリモートワークができるのが大きな特徴です。地域にせっかく滞在するので江原さんのように、お子さんと体験アクティビティを一緒に楽しまれるご家族も多数いらっしゃいます。おやこ地方留学に参加された際は、お子さんと一緒の参加も検討されてみてはいかがでしょうか?
※一部のアクティビティでは定員などの条件で親御さんの参加をお断りする場合もございます。

本日より、春休みプログラム申し込み受付スタートです!

▼関連リンク

ポケマルおやこ地方留学ー2024年春ー - こども食育クラブoyako.travel

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