イベント「清澄白河でマグロ漁師と語らいながら美味しいお魚食べる会」を開催しました

先日、東京都江東区の清澄白河でポケットマルシェ主催のイベントを行いました。

その名も「清澄白河でまぐろ漁師と語らいながらおいしいお魚食べる会」。

はい、そのままなんですけれども。


会場は、スナックの跡地を利用したイベントスペース「スナックちんぷん館 TOKYO」。

着座8名のスナック空間に、漁師さんをお呼びし、たくさんのお魚料理を振舞っていただきながら、お酒と会話も楽しむ会となりました。


今回お呼びした漁師さん:

野呂英樹さん(青森県深浦町)

株式会社ホリエイ(漁業会社)の役員で漁師。あおもり海山(水産加工会社)取締役。元青森県庁職員。青森県内ではマグロの漁獲量1位という深浦町にて、大型定置網でマグロ、ブリ、タイ、サワラ等を獲る。「これからの漁師は自分の魚に値段をつけていかなければ」との想いから水産加工会社を立ち上げ、青森の海産物の価値向上にも取り組む。


野呂さんといえば、以前私も、定置網漁を行う船に乗せてもらったりしました。

(↓ご参考までにその時の様子です)


漁師であり、会社の役員でもある野呂さんは、おいしいお魚を届けるだけでなく、漁業のリアルな面も一緒に消費者に伝えようとしてくれています。


今回のイベントは、お魚料理はもちろん、そんな漁師さんに間近で会えるとあって、申し込み開始直後から10席のチケットはすぐに売り切れとなりました。


当日の様子を、写真で少しお伝えしたいと思います。


***


「ところで、漁師さんはどこにいるんですか?」

イベント開始直後に、お客さんから出た言葉。


スナックのカウンターにワイシャツを着て立つ野呂さんの姿は、漁師さんには見えなかったようで・・・

「全然見えなーい!」と盛り上がる一幕がありました。



さて、今回のお料理は「超」がつくほどの豪華さでした。

マグロの前菜3種

・皮ポン酢

・なめろう

・ホルモン焼き

お造り盛り合わせ

・青森県深浦マグロ(赤身・中トロ・大トロ)

・希少部位(ハツ・ほほ肉・頭肉)

熟成魚の盛り合わせ(ヤリイカ、水草カレイ、ソイをカワハギ肝醤油で)

本マグロほほ肉のステーキ

水草カレイの煮付け

天然本まぐろの握り寿司

白身魚のあら汁

etc.

↑マグロほほ肉を焼いているところ



一つ一つのお魚について野呂さんが丁寧に解説。

食べたことないようなまぐろの部位(ハツやほほ肉など)や、熟成の魚、カワハギの肝醤油など、お客さんも興味深々。


「へ〜熟成のお刺身ってこんなにおいしいんだ!」「本当にどれもおいしい!」と大好評の魚料理たちでした。


お酒も、みなさん2杯目以降は、完全に日本酒に切り替え。

野呂さんオススメの青森の地酒「六根」はあっという間になくなっていきました・・・。



「朝何時に漁に行くんですか?」

「野呂さんはいつから漁師をやっているんですか?」

「どうやったらおいしい熟成の魚はできるんですか?」

「マグロ1匹で何人分のお刺身食べられますか?」

様々な質問が飛び交い、せっせとお寿司を握りながらそれに答える野呂さん。



「まぐろ1匹丸ごと買える」と聞いて、「みんなで買おう」と盛り上がったり、

夏に野呂さんたちが実施している、「定置網漁船・乗船体験」への参加を決意する人もいたりと、

今回野呂さんとの会話とお料理を通じて、さらにお魚への興味を増したり、漁師さん及び漁業を身近に感じられる機会となりました。


参加者さん同士も打ち解けて、最後に記念撮影。


「清澄白河でマグロ漁師と語らいながらおいしいお魚食べる会」、大盛況のうちに幕を閉じました!


ポケットマルシェを通じて、オンラインでコミュニケーションを取れるだけでなく、リアルな場でも漁師さんや農家さんと繋がれるような場を今後もつくっていきたいと思います。

今回ご参加されていない方も、ぜひご都合のつく際は参加してくださいね。



関連商品

Magazine

あわせて読みたい