7/5(金)「食と防災」を考えるイベントを開催🎤生産者の防災の取り組みも表彰します🎊


日本は、その位置や地形、地質、気象などの自然的条件から、台風、豪雨、豪雪、洪水、土砂災害、地震、津波、火山噴火などによる自然災害が発生しやすい国土と言われており(*1)、”災害大国”と称されることがあります。また、近年の気候変動や世界情勢の変化は、自然災害と同様に深刻さを増しており、全国の生産者はその影響を矢面に立って受けざるを得ません。そして、生産現場で受けた被害は、やがて私たちの食卓にも大きな影響を及ぼします。

災害は私達の日常にある”食”の安定供給を脅かします。そこでこの度、発災時の備えとして、日頃私達に何ができるのかを考えるべく、“地域経済創発プロジェクト”「POTLUCK YAESU」と当社の共催で、7/5(金)「食と防災」を考えるイベントを開催する運びとなりました🎤

当日は、これまでの災害支援の取り組みに触れながら、この度の能登半島地震で起きたことや復旧復興の状況・今後の見通し、そして、災害大国の日本において我々はどのような意識をもって生きていけばよいかを、参加者さんとともに考えを深める場にしたいと考えています。皆様のお越しをお待ちしております!


*1:1 災害を受けやすい日本の国土(内閣府 防災情報のページ より)
https://www.bousai.go.jp/kaigirep/hakusho/h18/bousai2006/html/honmon/hm01010101.htm

🎤イベント詳細

<災害大国日本の“食と防災” 食べ物の安定供給、災害にどう備える?>

共催:
 
株式会社雨風太陽、POTLUCK YAESU
日時:
 
 2024年7月5日(金)18:00〜20:30
場所:
 
東京ミッドタウン八重洲カンファレンス5階イベントスペース
(〒104-0028 東京都中央区八重洲二丁目2番1号 東京ミッドタウン八重洲)

内容:
・ご挨拶(株式会社雨風太陽 代表取締役 高橋博之)
・「食と防災」をテーマとしたパネルディスカッション

  - 多田一彦様 岩手県遠野市長
  - 中西 優様 ヤマト運輸株式会社執行役員(国内営業 統括)
      - 横田 大輔様 イオンリテール株式会社 商品戦略部 部長
      - 樋口裕司様 公益財団法人日本財団 災害対策事業部 災害対策事業チーム チームリーダー
      - 山内 幸治様 NPO法人ETIC. シニアコーディネーター / Co-Founder
・ポケマルチャレンジャーアワード「食と防災」表彰式・雨風太陽代表高橋より講評
・交流会

料金:
 
1,000円
参加対象:
 
どなたでもお越しいただけます。
 食、防災、災害の復旧復興や一次産業、地域に関心の高い皆様にご参加いただく予定です。

>お申込みはこちら


🧑‍🌾生産者さんの表彰について

ポケットマルシェでは「社会課題の解決に向け、挑戦する生産者さん」を表彰する『ポケマルチャレンジャーアワード』を開催しています。今回は、「食と防災」という年度テーマを設けて、本イベントの中で表彰式を実施します🎊

✨ノミネート生産者さん✨

熊本県宇城市 松川和則さん(松川果樹園)


兵庫県洲本市 後竜佑さん(うしろ農園)


三重県度会郡南伊勢町 橋本純さん(友栄水産)


石川県鳳珠郡穴水町 東井保さん(東井栗園)

🏃‍♀️ポケマルでできる防災への取り組み

防災対策の食料品備蓄、というと、災害時専用の保存食を、わざわざ買い揃えないといけない、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、食料品の備蓄は、もっと日常から、ライフスタイルの一部として取り入れられるものなのです。産直プラットフォームであるポケマルには、非常食としてはもちろん、日々の暮らしの中で食べておいしい、生産者さん直送の食材がたくさんあります! 家の食料品を見直しながら、災害対策に取り組んでみませんか?

▼食料品備蓄のポイント
災害時には、ただ食べ物を口にしていればいいわけではありません。

農林水産省が公開しているパンフレット(*1)によると、備蓄する食料品を用意する際のポイントは、栄養バランスを考えながら選ぶこととおいしく食べられる好みの食料を選ぶことです。たとえば備蓄食品が炭水化物ばかりで野菜不足になると、体調不良や病気になる可能性があります。また、苦手な味の食べ物ばかりだと、心まで疲弊してしまいます。最低3日〜1週間分の食料品を、家族の人数分、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維なども摂取できるように考えて選ぶことが大切です。
*1[災害時に備えた食品ストックガイド(農水省)]
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/guidebook.html

非常時に心と身体の健康を保つためにも、なるべく普段の生活に近い食事ができるように備えたいですね。

▼ローリングストックのススメ
日常から無理せず食料品を備蓄できる方法として「ローリングストック」があります。

ローリングストックとは(*2)
つまり、ローリングストックは普段食べている食品を少し多めに買い置きして、食べたらその分を買い足すことで、普段の生活の延長線上で無理なく行える災害対策なんです!
加えて、賞味期限切れで廃棄してしまう食品ロスを防ぐ効果(*2)もあります。
*2[消費者庁 食品ロスにしない備蓄のすすめ(ふだん使いでカンタン備蓄)]
https://www.no-foodloss.caa.go.jp/topic_mar.html

自分が「おいしい!」と思える食材でローリングストックにトライすると、購入(備蓄)と消費のサイクルがより楽しいものになりそうですね。また、生産者さん直送の食材を備蓄していれば、非常時には、食べながら生産者さんの顔が思い浮かんでつながりを感じられ、それがきっと心の支えにもなるはずです。

▼備蓄におすすめの食材
では実際に、自分好みの備蓄食品を探してみましょう!ポケマルには常温保存可能で、おいしい商品が沢山出品されていますよ!

備蓄食品とは(*3)。
備蓄食品は、大きく分けて「非常食」と「日常食品」の2種類があります。
主に災害時に使用する「非常食」だけでなく、日常で使用し、災害時にも使えるものを「ローリングストック」としてバランス良く備えることが大事です。また、外出中に災害が発生することを考えて、普段から持ち歩く飲料水やチョコレートなどの「持ち歩き用品」も備えておけば万全です。
*3[災害時に備えた食品ストックガイド(農水省)]
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/attach/pdf/guidebook-3.pdf


備蓄対象食材の詳細は、下記の資料をご参照ください。
[災害時に備えた食品ストックガイド(農水省)]
https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/foodstock/attach/pdf/guidebook-3.pdf
[「日常備蓄」で災害に備えようパンフレット(東京都)]
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/common/bichiku/pamph_r5_8.pdf

この記事が、ご家庭でおいしく災害対策を実践する際の助けとなることを願っています。

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