愛媛県西条市

首藤元嘉

㈱維里 ISATOInc.(土と暮らす)

米、玄米フレーク、自然栽培こめ粉、大豆

農業法人 株式会社維里の首藤(すとう)です。

私は代々続く農家の12代目として生まれました。

就農前は飲食業や製陶業など「食」と「土」に係る仕事をしていました。農業をするまでは何をしていても地に足がついていないような感覚がありましたが、福岡正信氏の「わら一本の革命」を読んでこういう農業の世界があるのならやってみても良いかも。と思い父に思いを伝えると「そんなことできるわけがあるか!」と猛反対を受けました。

それでも自分の思いを諦めることはできず、父が体調不良により農業を引退するまで8年間待ち、自らが就農する際に全圃場自然栽培に転換しました。

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2013年に「土と暮らす」という屋号で就農しました。
農作物の生産をはじめ、加工品の製造販売や消費者交流を通じて食に関わる活動を積極的に行ってきました。
何よりも励みになったのは、目の前のひとの「おいしい」の笑顔。「おいしかったけんまた来たよ」と言って来てくれる人の笑顔のために働かさせていただいているのだなと感じています。
今では、農業はこの世で一番面白い仕事だとはっきりと言えます。

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そして令和元年6月、株式会社維里(いさと)を設立しました。
「維」には繊維、「里」には食と暮らしという意味があります。
衣・食・住を名前に揃えることで、農業を通じて食と暮らしをととのえたいという思いを込めています。
今後は、組織として地域の農業の担い手となり耕作していくことで、自然栽培圃場の拡大に努め地元の自然環境を守りたいと考えています。そして、農業という仕事を通じて弊社で働く人たちが食べることに困らず幸せに満ち、農業が楽しいと思える職場を提供したいと思っています。
「土と暮らす」という屋号は現在ISATOが運営する商品ブランド名として名前を残しています。

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~自然栽培の耕作面積日本一を目指して~
株式会社維里は自然栽培での耕作面積日本一を目指しています。
どうして“耕作面積”で日本一になる必要があると言えば、地域から強制的に農薬散布量、施肥量を減らしていくためです。

農業の3大生産資材は、種子と農薬と肥料です。これらはほとんどが外国からきます。日本の農薬使用量は現在世界3位(2018年)、1haあたり18kgの農薬を使っています。また農業による過剰施肥は地域の地下水を汚染し、近い将来、日本の地下水が飲料水として使えなくなることが懸念されています。

これらの農業をとりまく地域課題の解決策のひとつが自然栽培です。
自然栽培では、農薬も肥料も使いません。種子も自家採種します。永続可能な社会を創るための手段のひとつが自然栽培だと考えています。





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食べたものが明日の自分をつくります。農業は未来を創る志事です。

農業という分野で、里を維持し地域の方々と交流を深め、地元への社会貢献に尽力したいと考えています。まだまだ走り出したばかりですが、明るい未来の創造のために、私は今日も明日も農業に真摯に向き合っていきます。

株式会社維里 ISATOInc.
代表取締役 首藤 元嘉

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◆生産物の紹介

米(イセヒカリ、農林48号(よんぱち)、初霜)
大豆
里芋

加工品(ブランド名【土と暮らす】)
玄米オートミール
米粉
米糀


◆認定資格
・エコファーマー 認定番号 e.f.1828
・愛媛県GAP取得 (米)