石川県鳳珠郡穴水町

東井 保

東井栗園

【ご挨拶】
はじめまして、東井栗園の東井保です。
東井栗園は石川県の能登半島、穴水町の二子山麓にあります。
田畑で野菜やお米を作り、山で山菜やきのこ、海では魚や海藻を頂きます。自然と人々の共生が古くから息付き「世界農業遺産」にも選ばれるそんな能登半島で、昭和42年から栗栽培を始めた家族経営の栗園です。

【栗園を始めたきっかけ】
祖父から土建業を営み、昭和42年に行われた「二子山開拓パイロット事業」を機に栗栽培を始めました。
当時の開拓規模は日本でも有数の大きさだったらしく、町に20以上の栗園があったと聞いています。
今は東井栗園を含めて4つに減り、後継者不足に直面しています。

能登栗を次の世代に繋いでいくためにももっといい栗を作り、来園いただいた方、食べていただいた方にもっと喜んでいただきたいと思っています。

【私たちが育てる能登栗】
その昔海底の隆起から形成されたとされる能登半島の土壌は、海のミネラルをたっぷり含んでいます。
また、昼夜の寒暖差(能登沖で暖かい対馬海流と北方からの寒流が合流する影響)は栗の甘さを増幅させるため、より深い甘みをもった栗を堪能いただけます。

土壌はほとんどが赤土で、春に目覚めた栗の木は自然の力を借りて6ヶ月の間ゆっくりと成長し実りのときを待ちます。
その成長へのお手伝いを施肥、草刈などの作業を通じて丹精込めひとつひとつ行っていきます。

【家族経営の栗園】
先代が他界する直前、ずっとこの栗園のことを心配そうに言っていました。
そんな家族で大切にしている栗園で作られる栗は、
収穫・観光シーズン(9-10月)には息子や孫、家族が集まり、皆の思いで運営されています。

「能登はやさしや土までも」
という能登の風土を表した言葉があるように、
その素朴で温かい栗を伝えていきたいと思っています。