心奪われる。いぶりがっこ

プシュッ

トットットッ(ビールを注ぐ音)

「あぁ〜このいぶりがっこ絶対ビールに合うなぁ」

写真:西宮三春さんの投稿より(2017/7/21)


編集長「日野原さん、記事は順調?」

日野原「あ、じゅ、順調です」


危ない危ない。インターン中なのに、また私の脳内ビールが発動してしまった。

脳内ビールとは、ビールに合いそうな食べものを発見する度に、脳内でビールをつぎはじめてしまうという筆者の悪い癖である。


今回妄想ビールを発動させたのは、秋田県南地域の伝統的な冬の漬け物である、いぶりがっこ。


作っているのは秋田の西宮さんと村岡さん。

「自分たちの好みの大根漬けを作りたい」という思いからはじめたんだそう。


そういえばいぶりがっこって、どんな風にしてできるんだろう?と思って商品ページを覗いてみたら、

あら、すごい個性的な……天井飾り?

西宮さんと村岡さんってアジアンテイストなインテリアが好きなのかぁ……


と一瞬思いましたが、ちがうんです。

これは天井にぶら下がる大量の大根なのです。


こんな風にぶら下げた大根を燻製にして、大根を米ぬかと塩で漬け込んで作るそう。

独特な燻製の香りとパリッとパリッととしたクセになる食感はそこからきているんだね。


そんな手間暇かけて作られたいぶりがっこは、漬け物の枠に収まり切らないほどの魅力があるんです。

だってほら、

写真:西宮三春さんの投稿より(2017/4/5)


こんな風にベーコンになりすますことだってできる。

写真:西宮三春さんの投稿より(2017/4/12)


オシャレにアヒージョになってみたりも。

写真:マルドゥックさんの投稿より(2017/6/17)


もうさ、キミ肉なの? 魚介なの? 野菜?? えぇ〜 絶対いぶりがっこってこと忘れてる。とツッコみたくなるほど。

写真:林慎悟さんの投稿より(2018/3/21)


まさかの締めのおにぎりまでできちゃう。

写真:西宮三春さんの投稿より(2017/3/25)


いぶりがっこの汎用性すごくないですか?

一本あれば、いろいろな料理で楽しい会になりそう。


あぁビール片手にいぶりがっこパーティーしたいなぁ。

よし決めた。今度いぶりがっこを持って友達の家に乗り込もう。


とか言ってわくわくしている場合じゃない、早く記事書き終えなきゃ。


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文=日野原有紗

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