終盤は最高のコク。一家相伝の「だだちゃ豆」注文受付は9月2日21時まで!急げ急げ~

ライターのわたなべです。

枝豆の一番おいしい食べ方というのを教わったことがあります。

それは。


畑のあぜ道にコンロを持っていってお湯を沸かして、引っこ抜いたばかりのものをそのままゆでて食べる!


枝豆は収穫したそばから鮮度や甘味がどんどん落ちていきます。

できるだけ早くゆでたいではないですか。なので……


お湯を沸かして待ってました!


最短時間でゆでたいと思います。


江戸時代から代々受け継ぐ由緒正しいだだちゃ豆

山形県鶴岡市の與惣兵衛(よそべい)渡部康貴さんの畑で収穫されたのは8月23日の午前5時ごろ。収穫当日に発送され、北海道の私の自宅に到着したのが8月25日の8時32分。


この手紙、渡部さんの言葉にちょっと泣けました。内容は届いた時のお楽しみに。


箱いっぱい!


先日、ポケマル編集部が渡部さんにお聞きしたお話によると、江戸時代から先祖代々、タネを受け継いできたという由緒正しいだだちゃ豆。

他の種と交配しないように、細心の注意を払って守り続けてきた豆です。

見た目は他のものより多少無骨かも。


ーー枝豆はさやの表面に白い産毛を生やしていますが、だだちゃ豆の場合は産毛が茶色っぽい。だから、決して見栄えはいいとは言えませんね(笑)


と、渡部さんも書いてらっしゃいますが


いえいえ、毛深いのいいじゃないですか、おいしければ!(ただし豆に限る)


だだちゃ豆農家直伝の美味しい茹で方とは?

さて、渡部さんが入れてくれたチラシにある「上手なゆで方」を実践します。


軽く水洗いしたのち、塩をまぶしてゴシゴシ、米研ぎの要領でもみ洗いする。


米の研ぎ水を捨てるように、産毛を2~3回洗い流し、ザルにあげ水気を切る。


さて、先ほどのお湯に塩少々を入れて豆を入れます。


お湯に入れるとさらに豆の香りがふわーっと立ち上がります。蓋をして、ひと煮立ちしたら火を止め、ザルにあげて流水で10秒冷まして出来あがり!


と、我が家の犬が走ってきました

なになになにーー??


いつもより鼻をふんがふんがさせています。この香ばしいにおいは犬にもたまらないのですね。


味見させてもらいました。


人間はさっと塩をまぶしていただきます。こんなに濃い香りの枝豆は初めてです。甘味ももちろんですが、豆のしっかりした味がします。


これは飲むしかないでしょう(笑)


たまりませんねえ。(ちなみにこれは夕方の写真です。念のため)


醤油煮もつくってみた

もうひとつ、挑戦してみたかったのが醤油煮です。


豆のさやの両端を切り落とします。



水に醤油、酒、みりん少々を入れてひと煮立ちさせたところに、だだちゃ豆を入れます。

めんつゆでもOKです。ただ、豆の味を活かすのに、ちょっと味があるかな?くらいの濃さの方がよいです。ゆでる時と同じ要領でさっと火を通して、そのままひと晩寝かせました。


さやも豆もほんのり茶色。香りはふつうにゆでた時よりはちょっと弱まりますが、甘味がぐんと増したような。


煮汁も全部いただきます!

飲んだあとは〆のごはんもいきたいところ。

醤油煮の煮汁も全部いただきましょう。


キッチンペーパーで濾して炊き込みごはんにしました。


炊いている最中のにおいがまたさらに、香ばしくて濃いのです。

ベランダにいた家族が「すごいいいにおいだねー」と、戻ってくるほど。


だだちゃ豆ごはん完成!

味もにおいもふっくらしてます。


その時期にしか食べられないものを余すところなく味わえるのは、しみじみ贅沢です。

今年はもうあとわずかのチャンスです。急げ急げ!!


渡部さんのだだちゃ豆のご購入はこちらから

今年の出荷は9月3日で終了するとのこと。

ポケマルでの注文受付は9月2日21:00まで。発送日のご指定はできませんのでご注意ください。

(2019/6/20追記)2019年のだだちゃ豆、予約受付中です。

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ライタープロフィール

わたなべひろみ
1968年、北海道生まれ。設計デザイン、商品開発などに携わったのち、宣伝会議 編集・ライター養成講座 上級コース 米光クラス第7期受講。修了後ライターとして活動。現在、札幌国際芸術祭2017【大風呂敷プロジェクト】に運営サポートとして参加中。

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