霜害が発生中💦産地の現況報告と支援のお願い(2023年5月)

先月末に発生した急激な気温低下により、各地で「霜害」による農作物の被害が発生しています!
ポケマルの生産者さんから伺った、産地の現況をお伝えしていきます。ぜひ、お困りの生産者さんへのご支援をよろしくお願いいたします。

目次

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霜害(そうがい)とは?

霜害とは初夏や晩秋などに発生する、霜が降りるほどの急激な気温低下によって、農作物が枯死し、被害を与える現象のこと。
春は農作物が芽や花をつけ始める頃。霜害による枯死で果実のなる雌しべが実を付けることが出来なくなったり、生育中の野菜が出荷できなくなったりします。

霜害の現況をお伝えします!

長野県中野市 田中球太朗さん

ほぼ全部の生産物に被害が発生、就農してこれほどの規模のものは初めての経験だそう。
5月の中旬ぐらいになると枯死した花が落ちるので、被害の全貌が把握できそうだが、桃やりんごは半減、銀杏、柿、和梨、杏は全滅の可能性があるとのこと。

<桃の花>本来だと上記の画像のように沢山結実してくれるが…

<桃の花>霜害により、結実していない木が沢山あり、なっていても木の上の方だけのものがほとんど。

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長野県安曇野市 福嶋宏史さん

果樹の花が被害を受けています。りんごは育成中のため全貌がわかるのはこれからですが、梨は全滅…。
安曇野や松本でも収穫が半減する予想が出るなど、かなりの被害となっています。

<梨の花>霜によって雌しべが枯死し、花の真ん中が茶色くなっている

<りんごの花>全貌がわかるのはこれからですが、収穫は半減のおそれも。

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山形県東根市 羽柴辰也さん

りんごサンふじの雌しべが枯死。さくらんぼやラフランスについても同様の被害を受けてしまいました。
さくらんぼは、品種によって被害率は異なるが、羽柴さんの果樹園では「半分ほど出荷できれば良い方だ」とのこと。

<さくらんぼ>霜害調査で採取した花の蕾を切ったもの
中が茶色や黒になっているのは、雌しべが枯死した証。

<さくらんぼ>開花せずに止まってしまった蕾が多数ある木も

<りんご王林>生育初期の中心花が、軸が短くなったり雌しべが茶色や黒色になり、枯死している。
側花は辛うじて実止まりしている状態。

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秋田県大仙市 小須田顕さん

先月25日未明に発生した霜の影響で、当時生えていた露地のアスパラが全滅。
ハウスのアスパラは幸い被害を免れることができましたが、今回の霜によって一部のアスパラが出荷できなくなってしまいました。

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