九州北部豪雨災害復興支援チャリティ販売を実施いたします

ポケットマルシェでは、2017年7月15日から7月31日までの期間、登録生産者によるチャリティ販売を実施しております。

このチャリティ販売による売上金のうち配送費を除いた全額を寄付することにより、九州北部豪雨災害により被害を受けた福岡県朝倉市の農家の復興を支援いたします。


概要

①支援商品の販売期間:

 本日〜7月31日21時まで  

②支援商品の内容:

 商品名に[復興支援]と記載の出品の売上のうち、配送実費を除いた全額が義援金となります。

③寄付先:

 現地と相談し最適な寄付先を検討中です。決まり次第告知いたします。

 (7/27追記)寄付先は「志波地区社会福祉協議会」に決定いたしました。


【対象の出品一覧はこちらのページでご覧いただけます】
<販売は終了しました>


背景

九州北部豪雨災害で特に甚大な被害を受けた福岡県朝倉市杷木(はき)地区に、ポケマル登録生産者の農家・秋吉智博さん(生産品目:ブドウ・柿)がいらっしゃいます。


7月下旬からのブドウ出荷を目前に控えた7月5日、記録的豪雨による土砂災害が、秋吉さんの住む集落を襲いました。


災害から3日後の7月8日に、弊社代表の高橋博之が秋吉さんの元を訪問したときのレポートがこちらです。



削れた山がそのまま、土砂も樹木も一斉に集落に襲いかかり、町は壊滅的な状況。秋吉さんの住む政所(まんどころ)集落は杷木地区のなかでも最深部にあり、8日時点では行政の手もまだ及んでいなかったといいます。

秋吉さんの畑は柿園の多くが被害を受けていましたが、集落で数少ない若者である秋吉さんは、住民たちに声をかけながら復旧の先頭に立っていました。


高橋および、高橋からこの惨状を聞いた東京のポケマルスタッフは、この大災害に、自分たちができることを考え、このチャリティ販売の企画を、登録生産者に伝えました。

自分自身には1円の売上も入ってこず、生産物や発送作業だけでなく配送用の梱包資材までもが自己負担になるこの呼びかけに対して、たくさんの生産者が即座に賛同の手を挙げてくれました。


このチャリティ販売は、生産者の皆様のご協力が無ければ実現しなかった取り組みです。ご賛同いただいた生産者の皆様と、このチャリティ出品をご購入くださった会員の皆様に、この場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。


代表メッセージ

私は東日本大震災を被災地岩手県で経験し、日頃の生産者と消費者のつながりが今回のような緊急事態に大きな力になることを学びました。大切なことは、災害が発生したとき、被害を受けなかった地域に住む人々が連帯し、できる支援をすることです。

ポケットマルシェは、ただ食べ物を売り買いするだけの場ではなく、生産者と消費者の間で、美味しい食べ物を食べることのできる喜びも、自然の脅威から受ける苦しみも、互いに分かち合える世界を目指しています。この企画の趣旨に賛同していただけましたら、是非とも支援にご協力いただけないでしょうか。よろしくお願い申し上げます。

株式会社ポケットマルシェ 代表取締役社長 高橋博之


(文/中川葵)

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