ジビエとは狩猟によって食材として捕獲された野生の鳥獣です。鹿&イノシシ肉は高タンパク・低カロリー。肉の味がギュッと詰まっていて、ジビエならではの濃厚な味わいが楽しめます。
一般的にはなじみの薄い、ジビエ料理。調理法がわからないという方が多いのではないでしょうか?今回は、はじめての方でもシンプル・簡単に作れて、フライパンひとつで出来る!ちょっとオシャレなジビエ料理2種をご紹介します!
今回買った猟師直送ジビエ肉にぴったりなレシピとは?
今回使用したのは、富山県の猟師・石黒木太郎(もくたろう)さんから直送で届く"ジビエのひき肉セット"。鹿とイノシシ、2種類のひき肉200gずつをセットで購入できます。
ジビエの味は獲れてからの処理(内臓摘出、血抜き、冷却など)のスピードに大きく左右されます。
通常は猟師と処理業者が異なることが多いのですが、今回使用するお肉は、猟師みずからが食肉処理業の免許を取得した施設で迅速に処理そして解体をしているので、気になる臭みなどはありません。ハーブやスパイスを上手に使って調理することで、より旨味が出て美味しくいただけます。
そして、このジビエ肉にぴったりなレシピがこちら!
◎味の濃い鹿肉は噛めば噛むほどジューシーさがアップ。それを十分に味わうことの出来るよう、シンプルに仕上げるキーマカレーをご紹介します。
◎脂のコクを楽しみたいイノシシ肉は、トマトを使ってさっぱりと。脂の重いところをフレッシュなトマトで仕上げることにより、より食べやすく美味しさがアップするミートソースをご紹介します。
~フライパンひとつで手軽に出来る!鹿肉のキーマカレーのレシピ~
(材料:作りやすい分量 約3~4名分)
・鹿肉のミンチ 200g
・にんにく 1片
・たまねぎ 1個
・にんじん 1/2本
・ローリエ 2枚
・ローズマリー 1枝
・鷹の爪 2本
・カレー粉 大さじ1.5
・塩 小さじ1.5
・砂糖 小さじ1
・オリーブオイル 適量
(作り方)
1、たまねぎとにんにくはみじん切り、人参はさいの目切りにする。
2、フライパンにオリーブオイルを入れ、中火で1の材料を炒める。
3、野菜の水分が出てきたら、鹿肉のミンチを加えて更に炒める。
※野菜を炒めてから肉を入れることにより、ほぐれやすい
4、鹿肉のミンチの色が変わったら、カレー粉・ローリエ・ローズマリー・鷹の爪・塩・砂糖を入れ、更に炒める。
(鷹の爪は割って中の種を取る。辛さはお好みなので入れる量で調整します)
5、全体的に火が通ってから、5~8分程中弱火で煮込んだら完成。
カレーに負けないお肉のしっかりしたお味が楽しめます。是非お試しあれ!
~フライパンひとつで手軽に出来る!イノシシ肉のミートソースのレシピ~
(材料:作りやすい分量 約3~4名分)
・イノシシのミンチ 200g
・ホールトマト缶 1缶
・にんにく 1片
・にんじん 1/2本
・セロリ 1本
・ローリエ 2枚
・ローズマリー 1枝
・鷹の爪 2本
・塩 小さじ2
・砂糖 小さじ1
・オリーブオイル 適量
(作り方)
1、たまねぎとにんにく、セロリはみじん切り、人参はさいの目切りにする。ホールトマトはざく切りにしておく。
2、フライパンにオリーブオイルを入れ、中火で1の材料を炒める。
3、野菜の水分が出てきたら、イノシシ肉のミンチを加え、更に炒める。
※野菜を炒めてから肉を入れることにより、ほぐれやすい
4、イノシシ肉のミンチの色が変わったら、ホールトマトを入れて炒める。
5、ローリエ・ローズマリー・鷹の爪・塩・砂糖を入れ、更に炒める。
(鷹の爪は割って中の種を取る。辛さはお好みなので入れる量で調整します)
6、全体的に火が通ってから、5~8分程中弱火で煮込んだら完成。
パスタなどをのせて、食べる直前にオリーブオイルや粉チーズをお好みで。
豚肉や牛肉より、低カロリーで深い味わいのジューシーなイノシシ肉。まずはシンプルに簡単に調理して、ジビエの魅力をお楽しみください。
作った料理は、ぜひ写真に撮って、ごちそうさまのメッセージを添えて、猟師の石黒さんのコミュニティに投稿してくださいね!
(cross kitchen 小野祐美)
はじめてでも安心。富山県の石黒木太郎さんの猟師直送ジビエ肉はこちら!
在庫があるかどうかは猟の成果しだい。ときには1頭から2箇所しかとれない貴重な部位が出品されることもあります。気になる方は、石黒さんの出品一覧ページもチェックしてくださいね。