【醤油・日本酒など「調味料・酒類」の販売拡大📣】高橋葡萄園さんへインタビューしました🎤

醤油や味噌、酒などの発酵や醸造を伴う食品は、日本の各地域に根付いた大切な食文化の一つです。


多様な日本の食文化を守っていくために、調味料、酒類などの発酵や醸造を伴う食品の魅力をより多くの方に発信すべく、原材料を自身で生産していない事業者でも、自社で発酵・醸造を行った食品であれば、ポケットマルシェで出品が可能となりました!

生産者さんにお話をお伺いすると、全ての商品は職人の腕、知恵があってこそのもの。
一人でも多くの方に届きますように。

今回お話を伺ったのは、高橋葡萄園さん

今回は岩手県花巻市にある高橋葡萄園を紹介します。実は日本ワインの生産量で全国5位の岩手県。岩手県の中でも特に発展が著しいのが花巻市で、現在岩手県の多数のワイナリーが集中しています。
その花巻市でワインをつくる高橋喜和さんに、商品の特徴やこだわりについてお話を伺いました。今回どんな思いでポケマルに参加いただいたのかも紹介するので、ぜひ読んでみてください。


—ワイン用のぶどう、奥が深いイメージがあります。

そうですね。私たちはワイン用のブドウの品種として「リースリング・リオン」と「ミュラートゥルガウ」の白ワイン品種、「ツヴァイゲルトレーベ」と「ピノ・ノワール」の赤ワイン品種を植えて、ワインをつくっています。

—もともと高橋さんはワインづくりをされていたのですか?

はい。最初のワイン会社では、1年半ほどオーストリアの国立のワイン学校に派遣され、ワインの座学や醸造、栽培などの研修を受けました。ワインが日常になっている文化のところで生活できたのは大きな経験ですね。

10年間働いた後、地元・岩手県の会社で5年間ワインをつくっていました。「自分のやりたいことをするなら自身のワイナリーを持たなければ」と思ったのがきっかけで、2012年に独立しています。

2012年の独立後は、3年間秋田県のワイナリーにぶどうを持ち込み、場所と設備を借りてワインづくりをしながら販売を経験しました。2015年に自宅の敷地内にワイナリーを建てて自家醸造を始め、今に至ります。


—いろいろな場所でワインに関わってきたのですね!岩手県で作るワインにはどのような特徴がありますか?

岩手県は緯度が高いので、冷涼な土地ならではの酸味が残るワインになるのが特徴です。暖かい地域でつくるワインは酸が落ち、代わりに糖分が上がるので味の濃さがでます。

寒い地域でつくるとキリッとしたものができやすく、酸があることによってカチッとした印象になるので、ワインの味に骨格ができます。

20〜30年前はフランスのようなヨーロッパでの作り方を真似すればいいのかなと思っていました。でも日本とヨーロッパでは気候条件が全然異なるので、それぞれの気候や土地の条件のなかで、最善を尽くす方が良いワインになると気づきました。

岩手県の気候条件に合った品種を作ることで、メリハリのあるワインができるのです。

—今回、ポケマルではどのワインの出品を考えていらっしゃいますか?

今回出品を考えているのは、「リースリング・リオン」と「ミュラートゥルガウ」の2種類のワインです。

どちらも辛口で、リースリング・リオンの方は酸味がキリッとしていて、ミュラートゥルガウは、酸味が柔らかく飲みやすいです。好みはお客さんによると思います。

11月には新酒の出品も考えています。この年はこんな天候・条件だったのでこんな味になりましたと説明できるようにしたいです。


—どのような食材を合わせるのがおすすめでしょうか。

「リースリング・リオン」は、魚介類の料理やお寿司に合わせると生臭さを感じないのでおすすめです。「ミュラートゥルガウ」は飲みやすいので、食事の味を邪魔せず、いつの間にかするする飲んでしまうようなワインですね。

どちらのワインもとても気になります...

私たちは、クリーンなワインを心がけています。健全な原料を使い、発酵するための酵母を選び、温度管理を行うなど品質にこだわっています。

—今回ポケットマルシェに参画しようと思った経緯や背景を教えてください。

以前からポケットマルシェのことは知っていました。近くのぶどう農園で利用していたり、ポケットマルシェの話を聞いたりする機会があったので。

弊社もネットショップは持っていましたが、1人でやっていたのが大変だったんですよね。

ポケットマルシェなら、全国のユーザーにワインを知ってもらえる。ポケットマルシェを通じて、さまざまな消費者様に認知が広がってほしいです。

花巻市でつくる私たちだからこそ出せる味を感じてもらえたらうれしいです。


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岩手県の気候を活かしてぶどう栽培からワインをつくる高橋さん。こだわりと情熱が詰まった高橋葡萄園のワインを、ポケマルを通じてぜひ試してみてくださいね。


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