来週はお盆だよ。手作り #おはぎ のたしなみ

8月5日の今日も
東北北部では未だに梅雨が続いているけど、
「お盆」はもうすぐやってきてしまう。

先祖の霊を迎え供養する風習だから、
この時期には地域によっていろんな行事がある。

お盆の始まりには
キュウリの精霊馬を供え迎え火を、
お盆の終わりには
ナスの精霊牛を供え送り火を。

でも、子供の頃はそんなこと関係なくて、
とにかく「おはぎ」を食べるのが楽しみだったな。

ああ、今年は自分で材料を買って、
おはぎの手作りに挑戦するのもいいかもしれない。


まず見てほしいのは、
岐阜県の荒井納央子さんの
「たかやまもち」の商品写真にあったおはぎ。

すごく美味しそうでしょ?

残念なことに、8月5日現在は
"注文受付停止"になってしまっているんだけど、
とってもすてきなごちそうさま投稿があるから、
すこしだけ見ていってほしい。

こちらはぽんずさんがつくったぼた餅。

ぽんずさんのコミュニティ投稿より

こちらは、
ぽのっさんのもち玄米ごはんとおはぎ。

ぽのっさんのコミュニティ投稿より

ベースのもち米がおいしければ、
最高のおはぎになるだろうな。


ポケマルでの出会いは一期一会。
検索すれば、今日買えるもち米に出会える。

こちらの写真は、
新潟県・舘野文子さんの「幻の〆張りもち米」。

舘野さんによると、この「〆張り」という品種は
お餅にしても味が濃くておいしいのだけど、
栽培が難しく大正時代に姿を消してしまったんだって。

これまで、もち米の品種を気にしたことがなくても、
こういう話を聞くと、食べてみたくなるね。


玄米ごはんの風味が好きな私は、
玄米のもち米も気になっている。

こちらは新潟県・小出信行さんの「こがねもち(玄米)」。

小出さんによると、
「こがねもち」は"もち米の王様"なんだって。

もち米の玄米ってあまり見かけないけど、
玄米餅は食感と風味が一味違うんだ。
だから玄米おはぎもきっと美味しいだろうな。

もしも、もち米が余ってしまったら、
いつものうるち米に混ぜて炊けば大丈夫。
もっちもちの、甘みの強いご飯になるよ。


さてと、味付けはどうしよう。
まずはやっぱり、あんこだよね。

北海道の玉手敏章さんの「エリモショウズ」は
ちょっと小粒の可愛い小豆ちゃん。

小粒だから煮えやすいけど、
粒はしっかりしているから崩れにくい。

そのままつぶあんにしても、
あえて潰してこしあんにしてもいいね。

ひろみさんのコミュニティ投稿より

ちなみに、小豆の赤色は「魔除け」の色らしい。
あんこのおはぎをお供えすることには
"邪気を払う"という意味もこめられているんだって。


きな粉も欠かせない定番味。
でも、ただのきな粉じゃもの足りない。

そんな時には、
岡山県・早瀬達哉さんの「黒豆きな粉」を。

これは2020年の新豆の黒豆を挽いてつくったもの。
黒大豆のきな粉って、なんだか目新しいね。

早瀬さんによると、
普通はきな粉に使うのは乾燥しきった古い大豆。

でも、それだと加工はしやすいけれど、
風味が弱くなってしまうから、
早瀬さんはあえて新豆の黒大豆を使うことで
風味の良いきな粉を作っているんだって。

スマートレターで発送の商品なら郵便受けに届くし、
送料が200円っていうのも、嬉しいポイントだなあ。


おはぎのことを考えていたら、
ものすごく食べたくなってきちゃった。

はやくお盆にならないかな、な〜んてね。

も、もちろん、
食べる前にちゃんとご先祖様にお供えするよ。

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文=尾形希莉子

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