【今年はホタテの危機】それでも最高レベルのものを届けたい。

「おいしいホタテを食べよう!」
・・・の前に、ホタテ業界によくないニュースです。

今、ホタテ漁師さんの間であることが噂されています。

それが・・・
「全国的な、ホタテのへい死(=動物や魚類の突然死)」。

今年はホタテ業界にとっては大事件の年、浜値も例年の約2.5倍に跳ね上がっています。

ポケマルのコミュニティでも、ホタテ漁師さんとポケマルユーザーの方の間で、こんなやりとりがありました。(※一部抜粋)

ヤバい状況になってきました…
収入ゼロに近いくらいの急激な弊死が進んでます…
これが、自然…

(ホタテ漁師:高森優さんの投稿)

一体現場では何が起こってるんですか!?
貝の中にホタテがいない!?

(ポケマルユーザー Junichi Maruyamaさんのコメント)

こんな貝が生きてる貝より断然、多いです。
まさに、生きるか、死ぬか…


一体何が起こっているの?
今年はホタテを食べられないの?

現場の漁師さんに聞いてみました。

\今回お話を聞いた漁師さん/

ー高森さのホタテの状況は、どんな感じでしょうか?


6月の下旬から、変形貝やへい死がどんどん増えてるね。

ーどれくらい…ですか?


う〜ん・・・今は5割くらいだね。でもこれからどんどん増えると思う。早い人は春からへい死が始まっていたから、今はもっとひどい状況なんじゃないかな。

変形の末、身が溶けてしまったホタテ貝
(高森さんのコミュニティ投稿より)

ー半分以上も?一体原因は何なのでしょうか?


ちまたでは高水温のせいとか水流が悪いからって言われているけど・・・。僕は「人災」だと思っています。

ー人災?


高値の年は「もっと生産すれば儲かるぞ」と増産。安値だったら「もっと作らなければ生活が成り立たない」と増産。そうやって多くの漁師が増産と密植を重ねた結果だと思う。去年はホタテの生育がすごくいい年だったのもある。自然条件が良くて、密植しても大きくて立派なホタテが問題なく育ったんだ。それで感覚が狂っちゃったんだと思う。

(ホタテの水揚げ中の高森さん)


だから今年は、辛抱の年です。

ー来年からは、どうするんですか?


僕は基本に帰る!昔に戻します。ホタテの枚数を抑えて、質の良いものを育てます。よく考えている漁師は、皆そうするんじゃないかな。

ーホタテの数を少なくしたら、自然条件がいい年は他の漁師に比べてグンと収入も少なくなりますよね。


そのときは、すごく悔しい。(笑)でも僕は、僕のやるべきことを突き進むだけです。最高レベルのホタテを育てて、「高森さんのホタテが食べたい」と毎年言ってくれるようなお客さんと出会いたいと思っています。

ー最高レベルのホタテ!


今年も今年なりに最高レベルのホタテを皆さまに届けたいです。1枚1枚選んで、箱につめています。

ー1枚ずつ見ているんですか?大変じゃないですか?


全然!見ればわかるもの。

ーえっ?もしかして貝の外側から見分けるんですか?

そうだよ。もちろんだよ。(笑)

ーええっ?

【悪い貝】


【良い貝】

ー(外側からじゃ全然わからない・・・。)どうやって見分けるんですか?

良いホタテと悪いホタテは、貝のツヤが違います!僕は毎日ホタテ見てるからね。ポケマルスタッフもまだまだだな〜。(笑)

(水揚げしたホタテを計量する高森さん)

バター醤油じゃないんです。

高森さんが丹精込めて育てがポケマルオフィスにも届きました!

ホタテ、さっそくいただきます!

ー高森さん、オススメの食べ方を教えてください!バターしょうゆ焼きとか・・・?

いや、ぜひそのまま!そのまま食べてください!

そのまま焼いただけのものと、バター醤油焼きをしたもの、両方試したお客さんから「そのままの方がおいししかったです!」と連絡いただきました。

ーなんと、王道・バター醤油に勝る素材の力・・・すごいですね!

さっそく、ポケマルオフィスでも焼いて食べました!フライパンで酒蒸しにしたら…

うまい!素材の勝利です。

もっと簡単に焼きたい方は、オーブンで焼いてもおいしくできるようですよ。

海の現場は、命懸けだからこそ、ホタテの素材そのものを評価していただいてうれしく思います。素材で評価されるのが、生産者の生きがいです!


高森さんのホタテをご注文される方は、ぜひ"素材の力"を味わってみてくださいね。

高森さんが「これなら自信をもってお届けできる」を1枚1枚詰め込んだホタテはこちらです!


■高森さんの過去の記事■
村八分になった漁師さんに、 ムラ社会の楽しみ方を聞いてきた。
https://poke-m.com/stories/406

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