今年もこの季節がやってきました!
緑の中を歩くと幸せな香りが漂う季節……そうです。梅の実の旬です!
農家さんから直送で届く梅は、昨年もポケマルで大人気。
梅ジュースに、梅酒に、梅干し……甘〜い香りに囲まれてせっせと梅の加工をする毎日は、まるで農家のお母さんになったみたいな感覚がして楽しかったのを覚えています。(なんていうと現役農家のお母さんに怒られそうですが……)
そして、暦はめぐり、今年もまた始まります。梅しごと2018。昨年人気の農家さんはもちろん、今年は新たな梅農家さんの参戦も予定されています。
シーズン本番の6月を控えた今日、梅しごとはじめとして、昨年のインタビュー記事を再公開いたします。
お答えいただいたのは、南高梅の里:和歌山県で有機JAS認定の梅栽培をしている深見さん。有機JAS認証や、うめしごとの楽しみ方について、ざーっと知ることができる内容になっています。
さらに、今年は梅づくりをもっと深ぼるため、深見さんの畑にポケマル編集部が突撃してきました。ただいま鋭意製作中ですので、梅しごと続報もおたのしみに!
(2018/6/20追記)記事公開しました!
【うめ未来会議(前編)】未来を選択するのは消費者だーー若き南高梅農家は語った。
【うめ未来会議(後編)】次世代に繋げていくことが私たちの役目ーー女性梅農家の先駆者は語った。
* * *
6月に入り、少しずつ「梅雨」の足音が近づいてきました。つまり、「梅」の出荷が本格化する時期でもあります。

梅干しや梅酒、最近では梅シロップなど…。長年日本人にとって身近な食文化として親しまれています。今回はその中でも「オーガニック梅」にスポットライトを当てました。
もくじ
1┃わずか1%の「有機JAS」の梅を育てる「やさしい梅屋さん」
2┃うめしごと基礎知識「どんな梅を使えばいいの?」
3┃「うめしごとの楽しさ」 を聞いてみた
わずか1%未満。「有機JAS認証」にこだわる「やさしい梅屋さん」って?
今回お話をお聞きしたのは、国内トップの梅の産地である和歌山県で、1940年から続く老舗「やさしい梅屋さん」の4代目、深見優(ゆう)さんです。
世界遺産・熊野古道の玄関口である紀州 口熊野地域で唯一、農薬も化学肥料も使わない有機栽培の梅専門店を経営しています。

ところで、「有機JAS認証」について、みなさんどのくらいご存知でしょうか?
国内の農地のわずか0.2%だけがこの認証を取得しており、取得のために必要な書類を揃えると電話帳並みの厚さになるんだとか…。おいそれと簡単にとれる認証ではないようです。
その有機JAS認証を、深見さんがはじめて取得したのは、2013年。全国一の収穫量を誇る和歌山県内でも、有機栽培の梅の割合は1%にも満たないそうです。
物心ついたことから梅畑に囲まれて育った深見さんですが、実は家業を継ぐつもりはなかったそうなんです。
ーー 家業を継ぐことにしたのはなぜですか?
ーー 今の時期は、どんな作業をされているんですか?

6月のシーズンには、毎朝5〜6時に収穫し、梅を塩に漬ける作業が続くそうです。

「全国の中でも珍しい」という有機栽培を中心とする深見さんの強いこだわりは、他の梅農家からも驚かれるほどだと言います。
でも当然、有機栽培ならではの苦労もありそう…。
ーー 「有機栽培」ならでのは苦労や難しさはありますか?
ーー「有機JAS認証」を取得した理由は、何だったのでしょうか?
ーーこれから「有機梅」をどのように広げたいですか?

【うめしごとの基礎知識】
「あれ…梅っていっても、どんな梅があるの?」
梅の品種で最も有名なのが、国内で最大の生産量を誇る「南高梅(なんこううめ)」です。和歌山県みなべ町が発祥の地とされ、深見さんも南高梅を専門に扱っています。
そして、収穫時期によって味や食感、そして向いている加工用途が大きく異なるんです。それぞれの特徴や違いについて調べてみました!
◆青梅◆

- 表面が緑色で(青みが残っていて)、実が硬い状態
- 枝に成っているものをもぎ取る
- 熟す前なので酸味が強く、カリカリとした食感
- 梅シロップや梅酒、梅ジュース、漬物などに最適
◆完熟梅◆

- 表面が黄・赤に色づきはじめ、果肉もやわらかくなる
- 枝から地面に落ちてきたものを収穫する
- 熟成させることで酸味が薄れ、甘みがある
- 梅干し、梅ジャムなどと相性がいい
※ 2018年の完熟梅は6月中旬頃からの予定です。↓のリンクは2017年に販売していたものです。
「梅」と一口に言っても種類は様々で、味や食感が大きく変わるんですね! 梅干しや梅酒など、用途に合った梅を使って調理すれば、もっと梅をおいしく味わえます。
「うめしごとの楽しさ」を聞いてみた
青梅や完熟など、収穫期の今はいろんな味を楽しめる時期! そこで、深見さんに一般家庭でもチャレンジできるオススメの“うめしごと”を教えてもらいました。
子どもも気軽に楽しめる梅干しづくり
深見さんは毎年、小学生など地元の子どもたちを招いて、梅の収穫、梅シロップ・梅干しづくりの体験会を開催しています。今では40〜50人ほどが参加。子どもたちが目を丸くして驚くのは、その香りと味だそう!


梅酒・梅シロップづくりは、意外とカンタン♪
* * *
深見さんは今回、何より「うめしごとは香りなど五感で感じてもらうのが一番」と力強く話してくれました。
「梅」は知ってるようで知らない奥深いモノ、同時に農家さん独自のこだわりも様々です!梅雨に備えて、今年は季節や旬を五感で感じる“梅しごと”に挑戦してみませんか?
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文=ポケマル編集部
※この記事は2017年5月31日に公開したものを加筆修正したものです。