【漁師飯】福島県相馬市・菊地基文さん直伝!味噌風味のカレイの煮付け

醤油の煮付けが一般的なカレイですが、原釜(福島県相馬市にある浜)の方では、カレイの種類によって味噌で煮付けるそうです。

特にナメタガレイは味噌との相性がバツグン。

今回は、地元漁師さん直伝の、カレイの味噌煮をご紹介します。

ふっくらほくほくの身がこくのある味噌の煮汁とからまり、箸がとまらなくなります。


レシピを教えてくれた漁師さん

菊地基文さん

福島県相馬市出身。父親が病に倒れたのをきっかけに家業のルーツである漁業と向き合い始め、大学卒業時に漁師の道へ。沖合底引き網漁を主とし、短くて1泊、長いと連続5泊海の上で生活をする。11年間にわたり、船上で1日4食のまかない担当として、様々な魚を料理してきた経験を持つ。(詳しくは菊地さんご本人によるプロフィールをぜひご覧ください!


菊地さん直伝のレシピ

【材料】

カレイ(できればナメタカレイかサメガレイ) 1尾

水 200ml

味噌 大さじ3

酒 大さじ2

醤油 大さじ1

みりん 大さじ1

砂糖 大さじ1

しょうが(薄切り) 10g

小松菜(塩茹で) 適量


【作り方】

1. フラットフィッシュは包丁の背でうろこを取る(尾から頭に向かって、小刻みに動かす。腹側の尾の方にもある場合があるので、取り除く)。


2.  腹側を上にし、胸の辺りに切り込みを入れて内臓を取り出す。


3.  背側に切り込みを入れる(身が大きいものは、2~3等分に切ってから、それぞれ切り込みを入れる)。


4. 鍋、もしくはフライパンに水と調味料を全て入れ、調味料が溶けるように混ぜながら、ひと煮立ちさせる。 


5. ③を切り目を上にして入れる。


クッキングシートなどで落とし蓋をし、10~15分煮る(このとき、時々煮汁をまわしかける)。 


6. 器に盛り、小松菜の塩茹でを添える。



【ポイント】

・①、②の後、水洗いをして汚れを取り除いてください。

・カレイの大きさにより、加熱時間が前後します。身が骨から離れはじめたら、火が通ってきた目安です。



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