2月某日、私、ポケマル編集部インターン日野原はそわそわしていました。
遡ること2週間。私は親子2代で養豚業を営む方波見牧場さんのプロフィールを見ていました。

私の父は17歳から養豚を始め50年近く立ちます。デュロック純粋種にこだわり、究極のデュロック種を作るという信念の元、デュロック種純粋の育種を20年程前から行ってきました。
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わからない用語が多い一方、プロフィール文からはただ者ではない空気が伝わってきました。
緊張を抱えつつも、知らない世界に足を踏み入れてみたい!という強い好奇心に導かれた私たちポケマル取材班は、方波見牧場がある茨城県鉾田市へと向かいました。
※取材は2020年2月3日に行われました
方波見牧場こだわりの"デュロック"とは?

東京から車を走らせ2時間。今回取材班が向かったのは茨城県鉾田市です。
方波見牧場では豚コレラや疾病への対策のため、牧場の住所は非公開となっています。畜舎の見学なども一切受け入れていないとのことで、今回は鉾田市内にある「まちおこし研究所」をお借りして取材をさせて頂くことに。
出迎えてくれたのは方波見牧場の主である真人(まさと)さん、父の勝久さん、母の三四子さんの3名。


ランドレースのイメージ(画:筆者ひのはら)

大ヨークシャーのイメージ(画:筆者ひのはら)

方波見牧場のデュロック種(方波見さんのコミュニティ投稿より)

「やるならおもしろいことを」
方波見牧場誕生のお話




「もちろん上手くいかず、家族に迷惑をかけたこともありますけどね」とひと言付け加えた勝久さんを優しい眼差しで見つめる奥様。方波見家のほっこりとした雰囲気に包まれ、いつの間にか筆者の緊張は解けていました。
トップを追いかけた父に訪れたピンチと、息子の決断

波瀾万丈の養豚家人生に、またもや転機が訪れました。真人さんが高校生の頃、勝久さんをデュロックの生産を続けられないほどに追い詰める出来事があり、方波見家は方向転換を図ります。

勝久さんの話を聞きながら、私は自分自身に置き換えて考えていました。もし自分が真人さんの立場であったらどうしたか。高校生で家業を継ぐ覚悟ができるかと。
トップを目指す親子2代のハムづくり

次男・真人さんが牧場を継ぐにあたり、ハムの加工所まで整えて迎えた父・勝久さん。「トップじゃないと意味がない」と豪語する勝久さんのことです。ハム作りにも方波見家流のスゴいこだわりがありそうです。


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方波見家、やはりただ者ではありませんでした。
「トップじゃないと納得できない」とデュロック純粋種を極め続ける父と、それを支える家族。勝久さんのお話からは、常に上を目指し続けることのやりがいだけではなく、その厳しい現実も伝わってきました。
この後はお父さんが守ってきた牧場と思いを受け継いだ方波見家次男で方波見牧場代表の真人さんに迫っていきます。さて真人さんは今後方波見牧場をどのように発展させていくのでしょうか。

>>後編はこちら:「牛肉に負けないブランド豚を作る」27歳養豚経営者の決意(3/30 17:00 公開予定)
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文=日野原有紗・中川葵、写真・編集=中川葵