迷わせる牡蠣。それはお宝。

あー、迷うなあ。どうやって食べよう。

煮るか。

牡蠣鍋(Yuriさんの投稿より)


焼くか。

牡蠣ソテー(sayakanaさんの投稿より)


揚げるか。

カキフライ(五味あやさんの投稿より)


炊くか……

牡蠣ご飯(miziさんの投稿より)


よし、決めた。今日はカキフライにしよう。


あー、迷うなあ。

どのくらいの大きさがいいだろう。


色んなサイズが入ってるから、迷う。

大きいのにかぶりつきたい気もするし、小さいのをパクッと一口で頬張りたい気もする……。

こうやって迷っているうちに、どんどん夕食の時間が遅くなる。


それにしても、コロンとした身がとても可愛い。

きれいな肌は、まるで赤ちゃんのよう……。ついつい触りたくなってしまう。

もう……

牡蠣の昆布蒸し(ナツオのおかんさんの投稿より)


ぷりっぷりやないですか。

ちなみに、この子達は1歳。

この1年、とてもとても良い環境で大事に育てられてきたのよね。

素直に成長してきたことが、えぐみの少なさから感じられる。

袋ぎっしりに詰まった愛情たっぷり牡蠣剥き身


ぷりっぷりが、こんなに詰まって我が家に来るなんて、受け取った瞬間口元はニヤリ。

とりあえずザルに移し、洗いながら宝探し。

お宝は、牡蠣殻の破片。


どうしても破片は入ってしまうみたいだけど、殻なんて普段見ることがないから、見つけるとなんだか嬉しい。

牡蠣自体もお宝だから、お宝の中のお宝探しみたいなことになる。


磯の香りを嗅ぎ、気分はまるで三重県の海にいるかのよう。

「あらしまかき」はそこまで有名ではないらしい。でも、その“知る人ぞ知る”感がとても好き。

誰もが知るブランド牡蠣と同じくらいおいしいのに、そこまで気張らずに買えるのが、ありがたい。


生産者の中村さんは、今日は何個の牡蠣を剥いたのだろう。

さやえんどうを買って、いったい何個の筋を取ってるのか分からなくなるあの感覚を思い出す。たまに取りずらくてイライラしたりしながらも、みんなにおいしく食べてほしいから、頑張る。

中村さんもきっとそんな気持ちで、愛を込めて育て、剥き、袋に詰めて送ってくれているんじゃないかなあ。

会ったことはないけれど、友達のような感覚で。

中村さんオススメのカリカリ焼き(リコモモさんの投稿より)


あらいけない。

さすがにそろそろ夕食の支度を始めなくちゃ。

あくまでも「加熱用」であることを忘れずに、そのまま口に運んでしまいたい気持ちを抑えつつ。


今回ご紹介した商品

他にも、殻の有無、サイズ・量違いなど、さまざまな商品があります。

中村彩さんの商品をもっとみる

#貝とかの商品をもっとみる


文=尾形希莉子

Magazine

あわせて読みたい