”早朝から満員電車に揺られながら今日も向かう都心のオフィス。電車の遅延に巻き込まれたり、痴漢の冤罪に怯えたり…。何が「働き方改革」だ、ブラック労働とまではいかなくとも、所定労働時間を計算しながら震える日々が続くだけだ……”
「ハァ〜〜俺も農家みたいに大自然の中でスローライフしてぇwww」とtwitterで呟く自称社畜の皆さん!
……ほんとうに? それじゃあ農家さんの「働き方」を聞いてみる?
というわけで、私おおしろ(筆者)が、皆さんを代表して農家さんの「働き方」を突撃取材してきました。さらにイメージしやすいように、りんご作りの1年を会社員の仕事に例えてみましたよ。
今回インタビューにお答えいただいたのは信州でりんご農家を営む峯村和哉さんです。

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突撃! 23歳ナイスガイ農家さん
ーーこんにちは、ヴェールに包まれたりんご農家さんの働き方を教えてください。…って、峯村さん、とってもお若いですね。失礼ですがご年齢は?
ーーおおお、ピッチピチですね!!早速、率直に質問します。りんご農家さんって収穫時期以外に何をしてるんですか?

ーーあれ……ちょっと待って下さい、おやすみってあります?
ーーということは、いわゆる週休◯日という働き方じゃないんですね。(出だしからアヤシイ方向に進んでるぞ…?)ちなみに農園は何人で何本ほどの樹木を管理しているんですか?

ーーンンン?!?!(おおしろ、あまりのハードワークレベルに言葉を失う)
ーーつまり一般的な会社員のような、『会社を辞めても私の代わりはいるもの』といった状況とは異なるわけですね。
りんご作り、思わぬ方向にキケンなかおりがしてきたぞ?
見よ! これが峯村さんの1年だ
①2月中旬〜3月:剪定 〜雪に埋まる身体でリンゴの木たちと面談〜

つまりエアコンが壊れた寒い面接室で、社員全員と個人面談を行うようなものですね。
②4月:接木・苗木つくり 〜10年後のビジョンを思い描く〜
「早く金曜日にならないかな」ばかり考えている会社員に聞かせたい言葉ですね!(ブーメラン)
③5月中旬〜7月:摘花・摘果 〜デスマーチで極限状態〜



ーー摘果後の果実って、そのまま地面に転がしておくんですか?

これが噂のデンジャラス事案。踏まぬように気をつけつつも、否応なく時間が迫ってくる。まるでクライアントからの無理難題な納期が迫ってくる極限状態のようです。
④7月末〜10月:夏季管理&着色管理 〜リンゴひとつひとつと向き合い潜在能力を解放〜

「最近どうだ? どうだ一杯」と部下を気遣う上司のようですね。
⑤11月:収穫 〜納品前の大詰め、意識さえ飛ぶ総力戦がここに〜



クライアントからの無理難題な案件、がパワーアップして再来したようなもんですね。終電帰宅からの残タスク、からの始発出社を彷彿させる状況です。
⑥12月〜1月:冬支度 〜有給大消化大会〜

おやすみを取ろうと思わなければ取れない状況、まるで有給の消化に苦しむ会社員のようです。とはいっても、ゆっくり休んでほしい気持ちでいっぱいです…。
祖父の姿に導かれ 〜若手農家の挑戦は続く〜
いわゆる”社畜”の皆さんもゲッソリのりんご作りの1年。ここまでハードな仕事にも関わらず、若干23歳の峯村さんはなぜりんご作りを職業として選んだのでしょうか?

ーー年間を通じてきつい作業の連続ですが、ずばりモチベーションは?

峯村さんのりんご作りを熱く語る口調は、まさに真剣そのものだ。
23歳の青年がひとり、広大な農園で向き合うりんご作り。ハードワークの根底には、情熱と信念が貫かれていた。
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フリーランスライター・編集者。自転車や地域文化、一次産業、芸術が専門。紙雑誌やWeb媒体問わず執筆中。ポケマルでは農業初心者を生かし、わかりやすく愉快な記事の執筆を目指す。イラストや漫画も発表中。