南三陸のウニ漁が解禁目前! 自分でさばく殻付きウニが今年も登場します♪

南三陸ではウニ漁が解禁間近! 1年に5〜6回しかない「開口日」当日に採れたてで発送される殻付きウニが、今年も出品されました!

宮城県南三陸町の阿部さん夫妻が出品するこの商品は、トゲトゲのまま生きたまま発送されるウニを、ご家庭で自分でさばいて召し上がることができるものです。

……とはいえ、ウニをさばくって、どうしたらいいのかわかりませんよね。

そこで今回は、ウニのさばき方や実際に食べてみた方の投稿、生産者さんへのインタビューをまとめた記事を再掲載します。


* * *


ウニの季節です!



ポケマルオフィスにも、やってきてくれました!


しかも……

動いています!


ウニに耳をすませば……


生きている音がします!


こちらのウニを送ってくださったのは、南三陸町の漁師・阿部徳治さんと、奥さんの民子さん。

Producer

阿部徳治|宮城県本吉郡南三陸町

養殖業でわかめや牡蠣、ホタテ、ホヤ、などいろいろな海産物を育てています。南三陸町には、自然豊かな海と山があります。たくさんの方に南三陸町の良いところを知ってもらいたいです。


なんと、ウニを採った当日産地直送してくださいます。


生きたまま送るので、皆さんのところに到着するときも生きているかも!?


阿部さんに、ウニの特長をお聞きしたところ……


三陸のウニは小ぶりですが、良質の海草を食べて育つので甘味があり濃厚です。


とのこと!


新鮮濃厚なウニ……。たまりません。


さらに深くお話を聞いてみると、このウニが貴重なものであることがわかってきました。

なんとウニは、


たとえ旬だとしても、いつでも獲っていいものではないんです!


みなさんは、「ウニの開口」って聞いたことがありますか?

実は、ウニには「この日だけはウニを採ってOK!」という“ウニの開口日”があります。その日以外は、ウニを採ることができないというのです!


ウニを採れるのは1年でたった数日だけ?

「ウニの開口」について、阿部さんに詳しくお話を伺いました。


ーーウニの開口日は年に何日くらいあるんでしょうか?


うちの浜では、開口は6〜8月のうち5、6回程度です。


ーー5、6回!? なぜそんなに少ないのでしょうか?


ウニという資源を守るためです。


ーーウニを後世に残すためには、必要なことなんですね。ちなみに、開口日じゃない日にウニを採ると……?


密漁になり、逮捕されます!


ーー厳しく管理されているんですね。次回の開口日はいつになりそうですか?


なかなか予想が難しい所ですが、来週早々に開くのではないかと思います。


ーーなんと!もうすぐですね。開口日はいつ決まるんでしょうか?


開口日の前日です。なので、ウニのお届けは日付を指定いただくことができません。ですが、必ず採れたての新鮮なウニを開口日の当日に発送しています。


ーー新鮮な状態で届くウニ。せっかくなので、絶対においしくいただきたいです。阿部さんのオススメの食べ方はありますか?


ウニは日本酒にも合います。おつまみとしても食べていただけると嬉しいです。もちろん、ウニ丼も美味しいですよ!


ウニが届いた皆さまからの声


早速雲丹丼にして頂きました。磯のの香りととろける甘さを堪能しました。ご馳走さま! 海を感じ、口福を味わう贅沢な夜でした。(とみこさん)



届いたばかりのウニを贅沢にウニ丼で頂きました!生きているウニを捌いたのは初めてでしたが、段々慣れてきて最後の方はかなりうまく捌けました

トゲトゲがついているウニさんを見たのが初めての息子はおっかなびっくりでしたが「ウニさんが食べていいって言ってるの?大事に食べるね」と有り難く頂いていました(*^^*)

お醤油も何も付けないウニが本当に美味しくて甘くて!また頼みたいと思います。ありがとうございました!(Orie Ogawaさん)



ウニ丼はやはり鉄板なんですね!おいしそうです。(*´﹃`*) 子どもにウニの本来の姿を見せることによって、食育の機会にもなっているようです。


自分でさばいて食べるウニは特別だと思います。今が旬のウニをぜひご賞味ください!


自分でできる!ウニのさばき方

「ウニのさばき方がわからない (>_<) 」という方でも安心です。ぜひ、こちらの動画をご覧ください。40秒でわかる、ウニのさばき方動画です。

(引用元:東北食べる通信 製作:黒田 知範)


ウニをさばくためには、特別な道具はいりません。慣れてくるとドンドン楽しくなってきますよ〜。

ぜひ、チャレンジしてみてくださいね!


阿部徳治さんの出品をもっとみる



文=ポケマル編集部

※この記事は2017年7月14日に公開した記事を加筆修正したものです。

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