6月から7月にかけての梅雨寒と、8月に入ってからの猛暑……今年の夏は天候が不安定でしたね。なんとなくだるかったり、気分がすっきりしない人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな方のために、薬膳の知識を持つライターが、爽やかに香るバジルの料理をご紹介します。
「薬膳」とは、中国の医学理論を元にして、季節や体調に合わせた食材を組み合わせてつくる料理のことです。……というと難しく感じるかもしれませんが、身近な食材を使ってつくることができます。
今回ご紹介するレシピは、「気分すっきり タコとバジルのジェノベーゼポテトサラダ」です。
メイン食材は「スイートバジル」。
一般にバジルといえば、このスイートバジルを指します。バジルはシソの仲間で、7月から9月が旬。薬膳的には、バジルは気のめぐりを促し、食欲不振や消化不良におすすめの食材です。
そして、サブ食材としてタコとジャガイモを合わせます。
薬膳の世界では、タコは栄養・エネルギーを補い、ジャガイモは元気不足を解消すると言われています。
\この記事は2本立てです/
- 夏バテ対策に。そうめんで作るレタス担々麺の薬膳レシピ
- モヤモヤ吹き飛ぶ!タコとバジルのポテトサラダの薬膳レシピ(この記事)
群馬県・津田さんの野菜セットを使います
今回のお料理を作るために購入したのは、群馬県の津田さんの野菜セットです。その時畑で旬を迎えているお野菜が詰め合わせになっており、今回はその中からバジル、ニンニク、ジャガイモを使いました。

※編集注:内容は畑の状況によって異なりますので、ご注文なさる場合は商品説明をよく確認してくださいね。
こちらが、野菜セットに入っていた立派なバジル。100gも入っていました。

今回のレシピ(4人分量)に使うのはこの1/4程度なので、使わないぶんは水を張ったコップに挿しておくか、葉だけちぎって濡らしたペーパータオルで包み、保存容器に入れて冷蔵保存します。これで2週間程度は保存可能です。
すべてジェノベーゼソースにする場合は、作ったソースを保存袋に入れ、平たくして冷凍します。冷凍で約1か月保存可能です。
タコとバジルのジェノベーゼポテトサラダのレシピ
今回は、食感を生かすため、タコとジャガイモをそれぞれ半量ずつ別の食感にアレンジしました。タコはそぎ切りと乱切り、ジャガイモはつぶした状態とごろごろの食感に分けています。
■材料(4人分)

- ゆでダコの足・・・2本
- ジャガイモ・・・小3個(中2個)
【A】(ジェノベーゼソース用)
- バジル・・・25g(2枝くらい)
- ニンニク・・・1片(チューブなら4センチ)
- 粉チーズ・・・大さじ3
- オリーブオイル・・・100mL(大さじ7弱)
- レモン汁・・・少々
- 黒コショウ・・・少々
- 塩・・・少々
■作り方
1.ジャガイモを1/4の大きさに切り鍋に入れます。
鍋にたっぷりのお湯を沸かし、ジャガイモを入れて中火で10分ゆで、ざるに上げておきます。(他の食材を切っている間にゆでます。)
2.タコの半量を、ひと口サイズの「乱切り」にします。
初めはタコの足の角に対して三角になるように奥に押して切ります。その後角度を変えて、同じ大きさになるように切りましょう。タコの足の丸まった部分は、弧の真ん中で切ってから、ひと口サイズに切ります。


3.もう半量のタコは「そぎ切り」にします。
タコの足の太い部分は、大きさを合わせるためまず縦半分に切っておきましょう。包丁を斜めに寝かせ、手前に引くようにして薄く切っていきます。

4.ニンニク・バジルは「みじん切り」にします。

5.【A】のジェノベーゼソースの材料を小さなボールに入れて混ぜます。バジルの色が変わらないように、塩は最後に加えて味を調えます。

6.茹でたジャガイモの粗熱が取れたら、皮をむき、半分に切ります。ゆでたじゃがいもは手で皮がむけますが、熱いので軽く水で冷やしてむきましょう。
7.皮を剥いたジャガイモの半量をボールに取って、大きめのフォークでつぶします。

8.つぶしたジャガイモと3でそぎ切りにしたタコを合わせ、5のジェノベーゼソースの半量を加えて和えます。全体がタコの塩味に負けていないか味見しながら、塩コショウで味を調えます。

9.つぶさなかったもう半量のジャガイモを、乱切りにしたタコと合わせてボールに入れ、8で使わなかったもう半量のジェノベーゼソースと和えて、塩コショウで味を調えます。

10.器にポテトサラダを盛って上にバジルの若芽を乗せます。盛り付けの際は、大きなスプーンでポテトサラダが丸くなるようにすくうと、きれいに盛り付けられます。レタスなどの葉野菜があれば、その上に盛り付けると彩りよく仕上がります。
新鮮なバジルの葉で、気分すっきり
ジャガイモの食感の異なる、2種類のポテトサラダができました。
ジャガイモをつぶしたポテトサラダは、滑らかなジャガイモとタコの食感の違いが楽しめます。

ジャガイモをつぶさずごろごろ食感を生かしたポテトサラダは、表面にからむジェノベーゼソースの味をしっかり味わえると感じました。

* * *
どちらもおいしく仕上がりました。好みの食感を選んで作ってみてください。
特にイライラ、モヤモヤ感が強いときは、このポテトサラダにちぎったバジルの葉をかけて食べてもいいでしょう。バジルの香りが口いっぱいに広がり、風味をより強く感じることができます。
新鮮なバジルの葉が手に入ったときは、ジェノベーゼソースを作り、いろんな料理にアレンジしてみてください。

薬膳フードデザイナーベーシック、日本化粧品検定1級の資格を持つライター。飲食ホールスタッフとしての経験は10年以上。30代で体調を崩した経験から薬膳を習い、体調に合わせたレシピを日々研究している。夫は管理栄養士の神田秀人で、栄養学の知識と薬膳の知恵を合わせ、互いに健康的なメニューを研究中。
監修=神田秀人(管理栄養士)
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