11/15からは楠本早生という珍しい品種を出品する予定です。
結構古い品種なのですが、糖度の高さと独特な風味から「楠本はポテンシャルがある」と地元のみかん名人からも言われる品種です。
じゃあ、なぜ普及しないのでしょうか?
答えは「作るのが難しい」からです。
なんか凄く熟期が分かりにくいんですよー(´・ω・`)
見た目は抜群なのにまだ酸味が抜けてなかったり、紅みかん独特の風味自体も少し酸っぽいので
「酸が抜けてないのか、ただの風味なのか」も分かりにくい。
加えて、浮皮が発生しやすいのでしばらく放っておくと品質が悪くなる・・・。
ゆら早生の収穫可能時期が10〜11月なのに比べて楠本早生は11月の中頃の10日くらいなんですよね・・・。
(園地や地域で多少変わりますよ!あと、見た目さえ良ければ出荷するぜ!って方針の農家さんもいます。)
毎年、「ええのんか?これは今とってもええのんか?」と首を捻りながら収穫してます。
○紅みかんって?
山下紅、小原紅などに代表される真っ赤なみかんの事。
楠本は上記の2つほどは赤くない。
紅みかんは見た目と裏腹に結構パンチの効いた独特の風味があり「ただただ甘い!」というわけでは決してない。
むしろ知らずに食べると「なんか酸っぱい」と言われてしまったりする。
なので「見た目だけ」の烙印を押されやすい気の毒なみかん。
確かに酸も抜けにくいんだけど、私は紅みかん独特の風味だと思っています。
同じ酸のパーセンテージでも紅みかんの方が酸っぱさを感じますしね。
でも、同時に糖度も高くなりやすいので「締まった濃い味」とも言えます。
紅みかんにハマった人は紅みかんしか美味しいと思えなくなる、なんて言われたりもします。
うーん、因果なみかん。