小さめの魚なのに、完璧に血抜きされておられる事に敬服致しました。
届いてすぐに、塩焼と刺身を試しましたが、水っぽさと味の薄さが気になります。
そこで、一般的な熟成処理をしてみました。
熟成中は、かなり水分が出ます。多分、浅瀬の魚の数倍出ると思います。
頭・鱗・内蔵・血合・ヌメリを取り微量の塩をして、1日目はタオルに包み、
翌日からキッチンペーパーに包んでラップをかけ、キッチンペーパーの毎日交換で十分ですが、
キッチンペーパーに包んだ先から魚が水分で透けて見えますので、
更にトイレットペーパーで10回ほど巻きました。熟成期間は3日です。
熟成後に塩焼きにすると、身のシッカリとした甘鯛の様な甘い味がします。
コレはコレで美味しいと思います。
ですが、欠点があって、骨が硬くて塩焼きする前に腹骨を取らなければなりません。
それと、背びれの骨も中骨まで続き、食べるのには結構障害があります。
もっと、サイズが大きければ、職人さんがキッチリ捌いて干物にすると旨いかも知れません。
大きいデンは、三枚におろし、刺身で食べましたが、結構甘過ぎる味でした。
ですが、すし酢に2日漬けて刺身で食べると非常に美味しい!
鯖やコハダよりずっと旨いと思います!
小さなデンは、焼き・煮付け・天ぷらにする時、骨が固いので幾つもの骨を取らなくてはなりません。
3枚下ろし等も、結構手間のかかる魚なので、サイズが大きくないと食べるのが大変でした。
やはり、深海魚はサイズの大きめな方がバランスが取れていると思います。
デンは、小さい・骨が硬い よって下処理が大変!
下処理が面倒を割り切って、写真の様に酢〆にして昆布を乗せバッテラ風にすると、
一番旨いです! 焼きや煮付けよりも美味しかったです!
写真はデンが寿司巻き昆布の下になっていますが、非常に美味でした!