【醤油・日本酒など「調味料・酒類」の販売拡大📣】笹の川酒造さんへインタビューしました🎤

醤油や味噌、酒などの発酵や醸造を伴う食品は、日本の各地域に根付いた大切な食文化の一つです。


多様な日本の食文化を守っていくために、調味料、酒類などの発酵や醸造を伴う食品の魅力をより多くの方に発信すべく、原材料を自身で生産していない事業者でも、自社で発酵・醸造を行った食品であれば、ポケットマルシェで出品が可能となりました!

生産者さんにお話をお伺いすると、全ての商品は職人の腕、知恵があってこそのもの。
一人でも多くの方に届きますように。

今回お話を伺ったのは、笹の川酒造さん

磐梯山から猪苗代湖を渡って郡山盆地に届く寒風。今回は、この土地ならではの風土とともに260年以上もの間酒づくりを続けている、笹の川酒造さんへインタビューしました。


—笹の川酒造について教えてください。

福島県郡山市にある酒造です。1765年に日本酒の製造を開始したので、今年で260年になります。日本酒だけでなく、ウイスキーや焼酎の製造もしています。


—ウイスキーや焼酎も製造されていらっしゃるんですね。酒造というと日本酒だけをつくっているイメージがありますが、他の酒造さんもそのようなところは多いのでしょうか?

そうですね。最近はジャパニーズウイスキーの需要も増え始めているので、酒造さんでウイスキーをつくっているところも多いです。


—そうなんですね!日本酒やウイスキーづくりのこだわりを教えてください。

まず日本酒は、誰にでも手が届く、どんなシーンでもずっと飲み続けてもらえるようなお酒づくりをしています。普段着のように、生活に寄り添った日本酒でありたいと思っています。

原材料である酒米は、大吟醸と純米大吟醸は兵庫県産の山田錦、その他の商品では福島県の契約指定農家さんに作っていただいています。

ウイスキーは、ブレンデッドの他にジャパニーズウイスキーも製造しています。ジャパニーズウイスキーに関しましては、しっかり日本国内で原酒をつくり熟成まで行っているのがこだわりです。

ウイスキーは1946年に東北第1号の製造免許を取得しているので、実は歴史が深いのです。「北のウイスキー」として、弊社のチェリーウイスキーが東北で人気を得ています。


—お酒づくりは繊細なお仕事が多いとよく伺いますが、いかがでしょうか?

そうですね。ウイスキーは熟成して完成するまでの味の行方がわからないことや、蒸留する時に気温が上がってしまうのが大変ですね。日本酒も精米度合いが味に影響するので、思い通りの味に持っていくのが難しいところです。


—なるほど。そうして出来上がったイチオシのお酒とおすすめの飲み方を教えていただけますか?

日本酒は福島県で一番辛口の「いち」がおすすめです。糖を極限まで純粋に発酵させて生まれた旨味のある大辛口で燗ツケは厳禁です!氷を入れたロックを一番に推しています。ドライな味わいなので、甘辛いすき焼きと相性抜群ですよ。

「&4」は金賞を受賞した自慢のウイスキーです。ハイボールや水割りで飲んでいただくと、メープルシロップのような甘い香りや優しいハーブ香が広がります。チョコレートの油分と風味、ナッツの香ばしさやカリッとした食感とよく合います。


—ありがとうございます。今回ポケマルにご参画いただいた経緯をお伺いできますか。

生産者と消費者のコミュニケーションを大事にされているという点と、地方自治体とさまざまな取り組みをされている点で興味を持ちました。

260年続いている会社ではあるのですが、もっと多くの方に私たちのお酒を楽しんでいただけたらと思っています。会津はお酒処として有名なので、たくさんの酒造がある中で、笹の川として認知拡大していきたいです。


—ポケマルでは生産者さんと消費者さんが直接やりとりできるので、ぜひ活用してください!

そうですね!普段は卸業者さんに卸して、そこから消費者さんにお届けしているため、なかなか生の声を聞ける機会がないので。ぜひ活用していきたいです!

・・・

長い年月をかけて代々受け継がれてきた職人技によって生まれる、笹の川酒造さんの日本酒やウイスキー。ぜひ特別な日だけでなく、日常の一つの楽しみとして味わってみてくださいね。


>笹の川酒造さんのページはこちら



Magazine

あわせて読みたい