【つながるポケ○(マル)日記】【ポケマルおやこ地方留学】自分の手で作って、体験して。"海の京都"で過ごした1週間

※こちらではポケットマルシェ公式noteにて2023年10月に公開した記事を再掲載しています。



代表・高橋博之が配信する歩くラジオの中で、以前こんな話をしたことがありました。

「子どもが真に生きる力を獲得していくには自然体験、生活体験が必要だ。
知識と体験が一体化した時、はじめてそれが"知恵"に変わっていく。
"知恵"は今後の人生で様々な困難に直面した時、能動的に動き出す力になっていくと思っている」

生産現場で、自然の中で自分自身で体験することの重要性をお話した「ポケマルおやこ地方留学のススメ」の回でした。

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都内にお住まいの藤本さんは、以前からポケマルをお使いいただいているユーザーさんの1人。この夏、小学生のお子さんと一緒に初めてポケマルおやこ地方留学にご参加いただきました。
ご自身が京都出身ということ、にも関わらずお子さんが"海の京都"と呼ばれるエリアに馴染みがないことなどから、京都・京丹後市でのプログラムを選んでくださったのだそう。

「お子さんが特に楽しんでいた、印象的なプログラムはありましたか?」と質問したところ、「どれも楽しんでいた様子でした!」とのこと。

京都・京丹後市のプログラムでは農業、漁業、酪農といった生産現場での体験に加え、海でのビーチクリーンなど、多様なアクティビティを体験していただきました。
お子さんにも質問してみたところ、元々モノづくりが好きということもあってか、あえて挙げるとすると1番楽しかったことは「パン作り」だそう。

福知山市の86farmさんでは、農薬や肥料を使用せずに年間150種類の野菜、そして麦が栽培されています。その麦からできた小麦粉を使ったパンの製造、販売も行われています。
こちらの農園では農業体験に加え、パン作りを行いました。小麦粉をこねる、発酵させる、焼き上げる…普段何気なく食べているパンができあがっていく過程が知れるプログラムでした。

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   子ども達お手製のオリジナルパン
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   成形をして、顔をつけて、動物パンを作りました

(余談ですが、86farmさんの麦茶を飲んだ藤本さんから「衝撃のおいしさでした。スーパーで買った麦茶とは別物でした!」とご連絡をいただきました。気になる方はぜひ下記ページからチェックしてみてくださいね)

福知山産小麦が香る黄金麦茶 1袋(自然栽培、肥料・農薬不使用の小麦使用)

親御さんの目線でおやこ地方留学全体を振り返ってみると
自分で収穫した野菜、自分で釣ってさばいた魚、作って焼いたパン、切って盛りつけた野菜、絞ったはちみつ、ミルクから作ったバター、廃棄されるものから作ったコースター、と自分でやったものを実際に食べたり、形となる機会がとても多かったことが特徴的だった」と藤本さんは感じているそう。

野菜を収穫して、魚を釣って、それらを食べたり。動物に直接触れたり、子牛にミルクを与えたり、偶然にも子牛が誕生する瞬間を見たり。それ以外にもたくさんの体験をして、これらの原体験がとても貴重なものだった、とお話ししてくれました。

「日頃から野菜はよく食べていますが、自分で収穫した野菜はとても美味しく感じたようです。持ち帰ったものを一緒に食べましたが、とても美味しかったです。
釣った魚を食べた体験、自分で作って焼いたパンも、特別な思い入れがあったようです」

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   牧場では子牛のお世話
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   海辺でビーチクリーン体験
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   毎日のように水遊びをして過ごしたそう

藤本さんは「毎日盛りだくさんの内容で、1週間毎日楽しそうでした」とお話してくれました。(運営側としてこんなに嬉しい言葉はありませんね!)
この夏経験したあれこれ、子ども達の心にはどんな風に刻まれたでしょうか。

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ちなみに、1週間一緒に過ごしたお友達とは今でも連絡を取り合っているそう。

娘と〇〇ちゃんは、プログラム後も交流を続けています。
〇〇ちゃんはプログラムの後、娘に手紙を送ってくれました。〇〇ちゃんにとって、封筒に切手を貼って手紙を送るというのは初めての経験だったようです。
今後も交流が続けばいいなと思っています。

(取材・執筆:PR 西宮)

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