五十嵐大輔 | 金三郎十八代目 百姓 五十嵐大輔
2019.1.12飼料用とうもろこし、料理できないかな?
西川町で飼料用とうもろこしを栽培している川井大輔さんから分けていただき、今日よりととこの餌に10%ほど入りました。1週間ほどすると卵にも変化があるかも。
今みなさんが国産だからと食べている肉やたまご、国産だからと安心していませんか?
餌も国産ですか?遺伝子組み換えの飼料ではありませんか?我が家も安い肉を買い求めたりはしますけど...。
本当にそこをクリアしていないと安心安全が得られないのが残念ながら現状です。遺伝子組み換えそんなに危険なの?って人は調べてみるか、あえて気にしなくてもいいかと。
西川町では蕎麦での転作もされていますが、国産、遺伝子組み換え無し飼料に切り替えるために町内で賄う為の飼料栽培が模索されています。
しかし農業技術普及課は前向きなのに、農協は理解はあるが足踏みしているそう。
米価の安定や米の消費低下もあり、以前は減反政策がありましたが、事実上は撤廃されたとはいえ、やはりまだ国や農協では目安として残っているそうで、転作で飼料米や飼料とうもろこしなどが増えてしまうと、米の最低限必要な量を確保できなくなったり、直近で損をしてしまう所が出てくる訳です。
しかし、これからも米の消費が減る事は確実だし、中国や米国の情勢や品質を見るからに飼料なども国産回帰する事は、フードマイレージの減少にも安心安全が確保しやすくなるのです。
TPP交渉が米国は離脱したとはいえ、中国のように関税戦争に巻き込まれる事も十分に考えられます。
マイクロプラスチックにもあるように、健康問題や国際情勢などじわじわと見えずに歩み寄る問題に日本は弱い。
そして現実と農政との噛み合わない点が簡単に良くなりそうもない。農家にもプラスになり、消費者や流通、環境負荷にもプラスになるのに。
鶴岡でも飼料とうもろこしの栽培は始まっているが、農機の初期投資ではやはり農政や農協が協力的でないと同じ壁にぶつかるかもしれない。
では生産者の立場から何ができるのか、必要性を消費者にも国にも農協にも理解してもらわなければならない。いろんな人に伝えるだけでは時間がかかり過ぎる。
我が家の鶏も安心安全な餌を与える事を大切にし、人間よりいいものを食べているかもしれないが、餌の安定確保はその分とても難しい。
んでふと思ったのが飼料とうもろこしを人間が食べてみると言うこと...ただ飼料米とは勝手が違う。
飼料とうもろこしは鶏は粉砕しないと食べない事もあり、荒く粉砕した状態になっている。コーンスープにするには荒過ぎるかなー、そもそも甘味とかいまいちなのかな?
試してみたい料理人いたらおもしろいのになー
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2019.1.17茶太郎さん、スープにしてみたらかなり粘りが出て、ホワイトソースのようにしてグラタンにアレンジしました。市販のスイートコーンよりは安全とはいえ、調理にはひと工夫必要でした