西川 真 | 西川農藝
2025.12.15この畑でごまの試験栽培を始めたことが西川農藝の原点でした。
創園の地ということでとても思い入れのある畑ですが、あとで追加した隣接する畑2枚と合わせて週末地主さんにお返してきました。来年はもう作付けしません。
山の中にあってとても環境の良い畑ですが、ここ5年ほどで次々周りの農家さんが手を引いてしまい荒れる一方。
荒れた周りの畑から葛やら笹やら厄介な植物が侵入してくる。
もちろん、動物も。親子でのんびり歩いているタヌキは可愛いけど、夜はイノシシが暴れているであろう形跡があちこちに。
今年の漢字にもなった「熊」だって姿を現すのは時間の問題でしょう。実際のところ何年か前に近くで目撃情報もありました。
そんなことでとても残念ではありますが、地主さんに畑をお返ししたい旨相談させていただきました。
地主さんも状況はよく分かっているだけにご納得いただきました。
耕作放棄地の増加が問題になっていますが、今回のケースのように耕作放棄地が増えたことで更に耕作放棄地増えてしまうという悪循環のケースも多いでしょうね。
西川農藝が続く限り工作を続けたい畑だったんですけどね、、、無念です。
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