昨日の投稿通り、西川農藝えごま苗の移植時のサイズは一般的なサイズと比較してかなり大きいのですが、育苗スタイルも大きく異なります。
西川農藝の育苗は昔ながらの地床育苗。畑の一角を耕して種をばら撒くのみ。あとは何もしません。たまに様子を見て適当なサイズになったら本畑に移植です。
一方、現在一般的になっているセルトレイ育苗は結構大変です。セルトレイに土を盛り、種を撒き、間引きして、毎日のハウス内の温度管理と水やりといった具合。
西川農藝が地床育苗を採用するのは、大きい苗を育てることができる、作業量が少なく楽だからだけではありません。えごまは自らの生命力を最大限発揮して兄弟や雑草と競争したり、微生物と共生することを学びます。移植後の本畑に近い環境で育てることで移植後の環境の変化に順応も早いです。
対して、現在一般的なセルトレイ育苗は少々過保護のように思います。そして、最大の問題は過保護なぬくぬくの温室育ちだったのにいきなり本畑に移植されるとスパルタンな環境が激変します。競争も共生も外の世界の気温の変化や風雨も何も知らないのにです。子供を学校に通わせることもなく突然厳しい社会に放り出すようなものではないかと考えてしまいます。
実のところ、本当に苗のためになるのはどちらなのでしょうか?
農業試験場は、大きい苗を移植することが西川農藝のえごま栽培が良好な理由と結論付けましたが、実は私自身は育苗スタイルのほうが重要ではないかと思っています。昔から「三つ子の魂百まで」と言いますし、「苗半作」という育苗の重要性を語る言葉もあります。
セルトレイ育苗のメリットに理解できる点もありますが、やはり今後も地床育苗にこだわりたいと思います。
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