こんにちは日野原です。最近急に寒くなってきましたね。8月末くらいからクリスマスソングを聴いている私にとっては、やっと季節が追いついてきた感じです。
ところで、みなさまは芋煮をご存じでしょうか? 私は関東出身なのであまり馴染みがないお料理ですが、ポケマルの東北出身スタッフによると、「秋と言えばこれ」というほどのソウルフードなのだとか。
いったい何がそんなに特別なのか……。
聞くところによると、同じ東北の中でも地域ごとに少しずつ味や具材が違うらしい。でも、インターネットで検索して出てくる写真を見ても、関東出身の私にはどれも豚汁にしか見え……ない。
そんな会話をオフィスでしていたところ……
声をあげたのは東北出身の2人のスタッフ。
まさか、普段は温厚なふたりが芋煮の話題になった途端にこんなに豹変するとは……。なんだかおもしろいことになってきました。
せっかくなので、山形と宮城を代表して、ふつふつと煮えたぎるそれぞれの芋煮愛を思う存分ぶつけ合ってもらいましょう!
※戦いの様子は前編/後編に分けてお届けします。
登場人物紹介
カタギリ:山形内陸出身。普段は穏やかだが、芋煮という言葉に異常なほど敏感に反応する。
イシカワ:宮城県仙台市出身。「仙台は東北のニューヨーク」が口癖の仙台愛が止まらない大学5年生。
ヒノハラ:山梨県出身。芋煮と豚汁の違いがイマイチわからない大学3年生。
これだけは譲れない。こだわりの具材について聞いてみた。


それではこれから東北芋煮バトルをはじめたいと思います。司会進行は私、関東出身のヒノハラが務めさせていただきます。よろしくおねがいします。
Q1. 芋煮の具材は?味付けは?
——ではまず芋煮の具材について聞いていこうと思います。使う素材が地域ごとに違うみたいなのはちらっと聞いたことあるんですけど、見た目的にはほとんど変わらないように見えます。どこが違うんですか?
——な、内陸風? 山形県内でも地域によって違うんですか。あ、続きをどうぞ。

山形県内陸風芋煮具材リスト:里芋 牛肉 長ネギ 醤油味 こんにゃく (好みにより)木綿豆腐 酒、砂糖 ごぼう、しめじ、マイタケ
——牛肉と醤……じゃなかった、味マルジュウを使う以外は、思っていたよりかなりシンプルですね。これなら簡単に作れるかも。
——これに対して、宮城県仙台代表はどうですか?

宮城県仙台風芋煮具材リスト:里芋、大根、ごぼう、木綿豆腐、平こんにゃく、豚肉(大人数なのでバラなど薄いもの)、仙台味噌、酒+砂糖、長ネギ、しめじ、(お好みで)ニンジン、(お好みで)白菜


それぞれのの地元愛ゆえに序盤から勢いが止まらない二人。一旦冷静になってもらうため、次は料理手順について聞いてみました。

ん? ホワイトボードの隅になにか書かれているが……
Q2. 芋煮の作り方も違うの?
——料理手順はどんな感じですか?

——山形ではどうですか?

——でも大人数で作るとなると、大きな鍋を用意したりするの大変そうですね……

おぉ! それなら大人数の急な芋煮会にも対応できちゃうわけですね。「仲間と作る」ということが芋煮会の目的ということもあってか、誰でも簡単に作れるようなレシピになっているんですね。
Q3. 芋煮会はいつやるもの?
——芋煮というのは、家庭で作って食べるというよりは春のお花見とか夏のバーベキューみたいな位置づけなんですか?

仙台市を流れる広瀬川。この川岸で芋煮は行われる。
——先ほど材料は切らずに持って行って、全部現地で調理すると言っていましたが、まな板や鍋以外に必要な物は自分たちで持っていくんですか?
——手持ちの物だけで作るってなんかサバイバルみたい(笑)。寒くなってきたら家の中でこたつに入りながらやっても楽しそう!

——え、あ、そうなんですね。す、すみません。芋煮会って寒い冬の期間に鍋みたいな感じで定期的にやるものかと思ってました。
——は、はい! 以後気をつけます。そ、それでは、年間で最初に芋煮をするのはいつ頃ですか?

山形名物のいも煮イベントの鍋
——あ、それテレビで見たことあります。重機と巨大鍋を使って調理するイベントですよね?
——山形は宮城に対してどう思いますか?

あなたにとって芋煮とは?
——では最後にお二人にとって芋煮という存在がどのようなものなのか、熱い思いを語ってください。片桐さんからどうぞ。

——て、哲学的だ……! 芋煮会あっての芋煮。なんだか奥が深そうですね。
——ほぉ。聞いた感じ芋煮という存在に対しては、山形も宮城も共通した認識を持っているようですね。

そうです。芋煮はコミュニケーションであり、エンターテインメントです

芋煮はエンターテイメントと話すお二人。溢れでる芋煮愛が二人のきらきらした目から伝わってきます😂
——ところで、片桐さん仙台の芋煮は食べたことあるんですか?
と、いうことで次回実食編にてお互いの芋煮を食べて比べてもらいます! 後編に続く……。

その頃、もうひとりの東北出身者:カネザワはやさぐれていました。
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文=日野原有紗