【食べるぜニッポン】魚介を食べて応援!ポケマルでは送料OFFなど、サポート施策を開始しています。

令和7年5月29日より、公益財団法人水産物安定供給推進機構のALPS処理水関連の緊急国内販路拡大等支援事業補助金に係る補助事業により、補助対象となるホタテとナマコの送料補助を開始しました。
一昨年よりALPS処理水放出の問題が風化してしまっている中、引き続き現場では様々な影響が出ております。今回は実際にホタテの生産者さんにインタビューをさせていただきました。

ALPS処理水の放出問題もあって値段が安定しない期間が続いている。また、海水温の上昇の影響も大きく特に本州では収量が今年は大きく減るのではないか。状況としては昨年同様良くはないが、海水温は少しずつ戻りつつあるので、来年再来年にはもう少し良くなるのではないか。販売ありきというより、漁業を盛り上げていくのに一緒に何か考えていきたい。お客さんと繋がってオーダーメイドで相手に合わせた商品作りしたり、人とつながる方に力を入れたいとも思っている。(岩手県)


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ポケマルでは令和5年8月24日から始まったALPS処理水の放出を受けて、ポケマル登録漁業者を対象にアンケートを行いました。その結果、4割超の漁業者が「処理水の海洋放出に伴い、売上が減少した/減少が見込まれる」と回答しました。ポケマルでは、風評被害や禁輸措置によって影響を受けている漁業者さんへのサポートとして、生産者支援プロジェクトの一環として送料OFF(一部商品を除く)などの施策を実施して参ります。

ポケマル登録漁業者へのアンケート結果

調査対象の漁業者の4割超が「売上が減少した/減少が見込まれる」と回答。回答者の地域も北は北海道、南は大分県となり、幅広い漁業者が影響を受けていることがわかりました。

見通しが立たないと答えた漁業者が半数以上いる一方で、すでに50%以上、売上が減少する見込みと回答する漁業者もいる結果に。

漁業者からの声

市場関係者からは鮭の市場価格低下の可能性が高いと言われています。鮭のフィレは中国輸出が多いようで、その動向がわからないため、加工業者もあまり在庫をもたないのではと思います。 ただし、予想されている漁獲量での話なので、少なくなると高止まりするかもしれません。
中国向けのホタテ輸出で設備増強/増産をしている事業者がたくさんいるため、輸入禁止となれば、投資した分の回収ができなくなります。
中国向けに増産されていたホタテ、輸出で高騰したナマコは悲惨な事になると思います。
地元の大きな加工屋は9割が中国輸出です。この加工屋ではスケトウダラを買い付けており、魚肉は中国に輸出しているため、今年のスケトウダラの値段も見込めないと思います。 風評被害の規模が想像できない現段階では不安しかないだろうと思います。
当漁協のホタテの主な出荷先は中国です。在庫がダブつけば価格の下落につながります。ホタテが主産業の漁師としては収入の半減は免れません。先の見えない閉塞感があります。

地域や季節ごとに、多種多様の魚介類を楽しむことができ、日本人の食文化と切っても切り離せない「ニッポンの魚介類」。いまこそ、食べて応援しませんか?

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