【新茶の季節🌿八十八夜】生産者さん直伝👨‍🌾✨おいしい新茶のいれ方🍵

5月2日は、年に一度の八十八夜🌱お茶がもっとも輝くシーズンが始まりました!

今年は新茶をより美味しく、自分好みに飲みませんか✨せっかくなので、「八十八夜?新茶とは?」お茶にまつわる疑問も解消🔍知って、味わって、今年の新茶を楽しんでくださいね!

お茶の淹れ方は、この記事の後半で👍100年以上続くお茶農家さんの直伝です👨‍🌾 

目次

ここに目次が表示されます。

そもそも、八十八夜とは🌿

立春から数えて88日目にあたる日のことで、季節の変わり目をさします🔍
「夏も近づく八十八夜~♪」この歌を聞いたことはありませんか?この日を境に、寒い季節が終わり、茶摘み 稲の種まきなどが始まる目安にもなるそう!
また、「八十八」を組み合わせると「米」という字になることからお米の豊作祈願や、末広がりの縁起が良い数字のため、農作業を始める吉日としても親しまれています。

収穫のタイミングが勝負❗新茶

なぜ、新茶が美味しいといわれているのでしょうか?理由は、収穫時期で変化する旨みにあります!まず新茶は、旨み成分のテアニンが豊富で、葉も柔らかく、成分が抽出されやすい特徴を持ちます。

冬の間、お茶は木や葉に栄養を蓄え成長をストップ。気温が上がってくると、蓄えた栄養分をたっぷり含んだ新茶がでてくるからです。成長が止まる冬は休眠期といい、寒い冬に耐えられるのですが、新芽が育ち始めると寒さに弱くなります。しかし、気温が高まり、育ちすぎると栄養分は木に集中し、葉も硬くなるそう。

新茶は、気温・収穫のタイミングが大切!まさに、寒い季節から切り替わる八十八夜が勝負なのです。
今か今かと、生産者さんは収穫時期を見計らい、ギリギリのバランスで仕上げています✨だんだんと、新茶が飲みたくなってきましたね😆

生産者さん直伝❗おいしい新茶のいれ方🍵をやってみよう【3つの温度で飲み比べ】

生産者さん直送のできたて新茶を手に入れたのなら、美味しい飲み方をみつけたい!ということで、お茶名産地の1つ、福岡県で100年以上続くお茶農家さんである、堀江研多郎さんにアドバイスをいただきました😊

(スタッフこやの)堀江さんこんにちは!せっかくの新茶、ちゃんとおいしく頂きたいなと思っているのですが、オススメの飲み方はありますか?

普段は、旨みを楽しめる水出し、ぬるめのお湯で淹れるのをオススメしているのですが、熱湯で新茶の香りを楽しむのも良いと思います。それぞれ味わいが異なります✨

冷水・ぬるめ・熱湯。色々と入れ方があるのですね、なるほど~!
好みによっても変わりそうですよね。

そうですね。飲み比べをしてみると面白いですよ◎
是非、ご自身にあった淹れ方を探してみてください✨
…突然ですが、ここでクイズです💡
上の写真はそれぞれ、冷水・ぬるめ・熱湯で入れたお茶なのですが、どれがどの入れ方か当ててみてください😁色の濃さも注目ポイントです!

※正解は、記事の最後で!


…ということで、やってみよう❗❗(ポケマルスタッフ集合!)


①まずは一般的な熱湯からチャレンジ!

香りを楽しむには熱湯や90℃近くのお湯がいいとのこと。
今までは、温度も余り気にせず適当に入れていたな…(汗)

茶葉5gと熱湯100mLを急須に入れ約1分待ちます⏰(一杯分の容量です)

最後の一滴まで大切に注ぎきって...いただきます🙏
さてさて、味わいはいかに!?

落ち着く香り~

(スタッフひぐち)ガツンとくる苦さ!渋みを楽しみたい人にはぴったり

(スタッフさかみ)甘い和菓子が食べたくなります◎


②次に、ぬるめのお湯でいってみよう〜!

堀江さんおすすめの入れ方の1つ、ぬるめのお湯にチャレンジ!
50〜60℃のぬるめの温度が、お茶の味わいを最も引き出すらしい。

ぬるめのお湯の作り方は、沸騰したお湯と常温のお水を半分ずつ混ぜるだけ◎

茶葉5gと約50℃まで冷ましたお湯100mLを急須に入れ約1分後⏰(一杯分の容量です)
最後の一滴まで大切に注ぎきって....(だんだん手慣れてきた!)

あまさ、まろやかさが引き立つ感じがするね!飲みやすい

でも、お茶ならではの苦味もほんのり感じられるから、お茶の良いとこどりな気がする〜

温度の違いでこんなにも味わいが変わるんだね!発見だなあ。


③最後は、ダークホース!?の冷水!

最後に登場する真打ちは…!?堀江さんおすすめでもある、水出しです!水でじっくり抽出するから、旨みをより強く感じるんだとか。

茶葉5gと冷水100mLを急須に入れ約5分後⏰(一杯分の容量です)
最後の一滴まで大切に注ぎきって...いざ!

きれいな色✨冷水でもしっかりと色や味がでるんだね!

にがみと旨みのバランスが絶妙だなあ◎

のど越しさわやか〜。これからの暑い季節にぴったり!

お茶って奥深い💡

温度で変わる味わいや香り、濃さがイメージできたでしょうか?
それではここで、クイズの正解発表です!


正解は、、、






ジャジャーン!

左から、冷水・ぬるま湯・熱湯の順でした!

いかがだったでしょうか?
美味しい新茶を味わうのに夢中な、スタッフ一同のお茶体験でした😆

新茶は温度の違い一つで、楽しみ方がいろいろあります。涼みたい時は冷水、香りや渋いお茶を楽しみたい時は熱湯など、その日の気温や好みに合わせて淹れてみてくださいね。
豆知識として、茶葉は部屋に置いておくだけで消臭やリラックス効果もあるんだとか◎

新茶を知って、見て、味わって、いろいろな角度から楽しんでくださいね!


※味わいや色見は茶葉の種類によっても異なります。お好みの茶葉でその時その時の違いを楽しんでいただけると幸いです。尚、今回は実際に作った上での感想のため、個人的な観点が含まれております。ご了承ください。

今回、ご協力いただいたのは100年続くお茶農家の堀江さん✨

👨‍🌾堀江銘茶園の堀江研多郎さん

福岡県うきは市で100年以上続くお茶農家の七代目。堀江銘茶園では、栽培から製茶、販売と、食べ手に届くまでの全作業を行っています!

今年も、できたてのお茶「極上新茶」がポケマルに届きました🌿
旨み、甘みを最大限に引き出すために、早朝から欠かせない霜のチェックや茶葉のブレンドなど、こだわりが満載です。

「楽しみに待ってくださっているお客様もいるので一層気合が入ります」と、メッセージと共に届いた新茶✨是非お試しください!

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ポケマル編集部/ひぐち・こやの・さかみ

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