5S講座
こんにちは陽だまりの里 足立柿園です。浜松で次郎柿の栽培と販売をしています。
昨日は、健康診断の他に浜松市が主催する農業経営講座で5Sを学んできました。5Sとは職場における「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「躾(しつけ)の事を言います。
足立柿園ではJGAP取得と合わせて職場環境の改善にも取り組んでいきたいと思っています。
そして1回目の講座では5Sを徹底している農業関係企業さんの現場見学に行きお手本を見るという事をしました。
以下は講座に出てくれた社員さんの感想文です。
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京丸園様の圃場を見学させていただいた経験は大学時代にもあったが、その時はユニバーサル農業のモデルとして見学させていただいており、今回5S講座の一環として見学させていただいた中ではその時とはまた少し違う視点での気づきがあった。
話の中で印象的だったのは、5Sのうちの一つの「しつけ」は美しさであるということで、きれいにしておきたい、この場所に物が収まっていないと気が済まない、というしくみを作るという考え方をされていることだった。過剰に思える整理整頓の取り組みも、美しさを求め、しくみを作るためのものであると考えると、自分たちで取り組むときも一度作るとそれを維持したくなるほどのものを求めるべきだと感じた。当然一昼夜でできるものではないため、10年単位で考えるべきだとお話があったが、整理整頓や環境整備という内容はGAPの取り組みにも通ずるものがあり、そこと並行して取り組んでゆく意識で取り入れてゆこうと思った。
今回は視察と簡単な紹介だけで終わったが、それだけでも参考にできる点は大いにあったと感じる。2回目以降では5Sの取り組みの実践例や実感ができる内容があるとのことなので、どのようにして活かすかを考えながら取り組んでゆきたい。
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5Sは一人で頑張っても会社全体で取り組んでいかないと会社に根付かせることは難しいです。社員さんたちと一緒になって良い職場環境づくりをしていきたいです。
写真は自社の農薬散布機です。