ポケマル/ポケットマルシェ
  1. 産直・通販のポケマル
  2. 生産者一覧
  3. 山形県の生産者
  4. 梅津義浩 | めしゆたかファーム
  5. みんなの投稿

みんなの投稿

  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.05.03
    みんなの投稿の画像
    田植え前の田起こし 田植え前の必須作業、田起こし。 田起こしとは秋の収穫を増やすことを目的とし、乾いた田んぼの土を掘り起こし、深く耕し地力を向上させる作業です。 カチカチに固まった冬眠空けの田んぼに息吹を吹きこみ、田んぼの土をふかふか布団へ様変わりさせます。 4月も後半になり天候も落ち着き、晴れの日が続き土埃が立つようになると田起こしのサイン。 トラクターにロータリー(耕耘用の刃がついたアタッチメント)を取り付け、田んぼをうないます(うなう=耕耘)。 田起こしには下記メリットがあります。 乾土効果 土を乾かすと土中に含まれているチッソ成分が稲に吸収されやすい形へと変化し、チッソ肥料が増加します。 また深く耕すことによって、より多くの土が空気に触れ(含有)、稲を植えた時の根の成長が促されます。 でもあまり深く耕しすぎるとぬかるんでしまい、田植え機が泥にハマってしまうので注意が必要。 雑草を防ぐ 雑草の種子を土中深くへ埋め込むことにより、雑草が生えてくることを減らす効果があります。 有機物を鋤き込む 秋の収穫後、田んぼには稲の切り株と刈り草(有機物)がそのまま残っていて、ロータリーで土もろともかき回すことで土中に有機物を鋤き込み、この有機物をミミズや微生物が分解し有機質肥料(チッソ、リン酸、カリウム含む)が生成されます。 肥料の三大要素はチッソ、リン酸、カリウム。 チッソは葉・茎の生育促進、リン酸は根の生育促進、カリウムは茎・根を丈夫にし暑さ寒さへの耐候性、病害虫への抵抗性を高めるのに重要な要素となります。 土を細かく砕く 細かく砕かれた土と切り株などの有機物がくっついたものは(団粒構造の土)、排水性・通気性・保水性・保肥性・保温性が高まり、良いことづくしです。 一つ一つの田んぼを丁寧にうない終えると、次は代掻き。 代掻きではさらに土を細かく砕き、土の表面を平らにしていきます。 自然と植物相手なので、田植えが終わるまで待ったなしの作業が続きます。
    いいね!
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.05.02
    みんなの投稿の画像
    田んぼの畦塗り 田んぼの畦塗りとは、雪解け後の田んぼが乾く春先、田んぼの四方(水の抜ける箇所)に土の壁(畦)をつくる作業。 ”畦(あぜ)”とは田んぼと田んぼの間の土を盛り上げたところを指します。 モグラが穴を空けたり農作業で踏み崩されたり、畦は一年でぼろぼろとなるため、毎年専用の畦塗り機で補強していくことが重要。春先に畦塗りすることで田んぼの水漏れを防ぎ、水管理を効率よく行うことができます。 畦(あぜ)塗り機をトラクターへ装着し、田んぼと田んぼの間に土を盛っていきます。 めしゆたかファームでは普段はブルーのISEKIトラクターを愛用しておりますが、こちらは畦塗り機装着済みのトラクターを近所の農家さんにお借りした時の写真となります。 三菱のトラクターなのでブランドカラーはレッド。 畦を掘り起こすとミミズやカエルたちも掘り起こされるので、シラサギやカラスがどこからともなく舞い降りご馳走にありついてます。 ここ最近急に暖かくなり、明日の日中は29℃の予想。苗もすくすく成長し、いよいよ田植えです!
    いいね!
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.27
    みんなの投稿の画像
    ヰセキ田植え機 めしゆたかファームでは井関農機(ISEKI)の農業機械を使用しています。 ISEKIのブランド名は”ヰセキ”。創業者の井関さんの苗字が由来です。ヰ(発音はwi うぃ)という文字は現在は使われいない歴史的仮名遣いのようで、全く馴染みないですが、ニッカウヰスキーにも使われてます。 ISEKIの田植え機とコンバインは稲作農家に定評があり、現在のコンバインの主流である自脱型コンバインを最初に開発したのはISEKIです。自脱型とは稲を刈りながら脱穀する機能を備えたもので、自動で脱穀してくれるので農家の手間削減へ大きく貢献しています。 めしゆたかファームの田植え機はもちろんISEKI。カラーはブルー。 農業機械を扱う各メーカーにはそれぞれイメージカラーがあり、ISEKIはブルー、クボタはオレンジ、ヤンマー/三菱はレッドで、農家さんがどのメーカーと付き合いがあるのか田んぼでトラクター作業をしている姿を見ると一目でわかります。 ISEKIの田植え機が優れている点は、ずばり低コストを実現する疎植栽培。 読んで字の如く、田んぼに植える苗の量が少なくても慣行栽培と同等の収穫量が確保できるので、育苗コスト削減に繋がります。 慣行栽培では1 坪あたり60〜70株の苗が必要とされていますが、めしゆたかファームでは50株で田植えを行います。ISEKIのサイトでは37株(慣行栽培で使う苗の約半分の量)でも慣行栽培と同等の収穫量と記載があります。 昨年よりISEKIの最新田植え機を導入し、50株で植えたところ、従来と同程度の収穫量かつ食味も明らかに上がり、大変満足な結果が得られました。 少し感動したのが、ISEKIの田植え機で苗を植えると花開くみたいになります。 植えたばかりの田んぼはすかすかで周りの農家さんから心配されましたが、密植していない花開いた苗は風通しも良く、勢いよく分けつして太い稲が育ちます! (分けつとは植えた茎の根元から新しい茎がでてくることです) とにかく密植していないので稲の風通しも良く、病気にならず農薬を減らすことに繋がりました。 さらに大きなメリットが、コシヒカリの稲が倒伏しなかったことです。 太い苗に育つので倒伏に強いのですが、倒伏しやすいコシヒカリが昨年は全く倒伏せず、刈り取りも順調でした! 太い健全な稲からとれるお米は粒が大きく本当に美味しいです。 お米の量を穫ろうとするとどうしても田んぼへ無理をかけざるを得ず、量に比例して食味が劣ってしまうため、収穫量が減らず食味を上げる疎植栽培のメリットは素晴らしい。 安心安全、質の高い美味しいお米づくりへ向け、柔軟な思考で新しいことへ絶えず挑戦、試行錯誤しながら前へ進んでいきます。
    いいね!
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.25
    みんなの投稿の画像
    すくすくと育ち緑化した苗 太陽の光をたっぷり浴び、苗は順調に緑化し育っております。 一週間ほど前、外に出したばかりの苗はもやしのように白く弱々しかったのが、ビニールシートで寒さを防ぎ、太陽光の下にさらすことで苗が緑化し、芯の通った力強い苗へと成長しました。 成長にムラはなく、苗焼けもしてない健康な苗です。一安心。 ビニールシートを外して約10日間ほど苗代で育て、いよいよ田植えに突入です。
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.24
    みんなの投稿の画像
    水没林の幻想的な光景 飯豊町白川ダム 飯豊町白川ダムでは春先の約一ヶ月間、水没林の幻想的な光景を目にすることができます。 毎年春の訪れとともに飯豊山系から大量の雪解け水が白川ダムへ流れ込み、湖岸のシロヤナギの根本が水没し、新緑の葉が水面に映り込み美しい景色が現れます。 早朝の朝靄がかかる頃合いの幻想的な美しさに多くの写真家が訪れます。 5月中旬の田植えに合わせダムが放流を始めるまで、一時の光景。 早春の心地よい陽気を感じ取り美しい水没林を眺める、来春は日常を取り戻すことを願っております。 一昨年のこの時期、不慣れなドローンを手にし撮影した映像がこちらとなります。 https://youtu.be/MAZ8XSg552Q https://youtu.be/erNBDe28N5I
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.20
    みんなの投稿の画像
    飯豊町 早春の田園散居村 早春の田園散居村。めしゆたかファームの上空からドローンで撮影です。 まだ田んぼがぬかるむ雪解け直後。 雪に覆われた雄大な飯豊山を遠くに望みます。飯豊山は初夏まで山頂に雪が残り、置賜を象徴するその美しい佇まいにいつも癒やされます。 田んぼの中で泥まみれになって疲労困憊で作業をしているとき、ふと飯豊山へ目を向け、何度心が晴れやかになったことでしょう。 大英帝国の旅行家イザベラ・バードが明治11年初夏にこの地を訪れ、諏訪峠から見渡すこの飯豊町田園散居村の光景をこのように表現しています。 ”鋤(すき)で耕したというより鉛筆で描いたように美しい、ここは東洋のアルカディア(桃源郷)と” 原文 The plain of Yonezawa, with the prosperous town of Yonezawa in the south, and the frequented watering-place of Akayu in the north, is a perfect garden of Eden, “tilled with a pencil instead of a plough,” growing in rich profusion rice, cotton… 冬が過ぎ去り人々そして生き物たちが活動を始め、田んぼに水を引き田植えの準備が整う5月初旬、畦は緑で覆われ、水面がきらきらと輝く美しい水田が広がります。 まさにイザベラ・バードが表現した鉛筆で描いたように美しい景色。 これから収穫の秋まで劇的に変化していく田んぼの風景をドローンで撮影していきます。
    1
    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.24
    なべひろ様 コメントくださりありがとうございます^^ 劇的な変化を遂げる置賜の四季、世界を見渡してもこれほどはっきりした四季を感じとることができる地域はほかにないと思います。
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.17
    みんなの投稿の画像
    苗代 育苗器で発芽した苗箱は、苗代(田植えまでの間、稲の苗を育てる場所)に丁寧に並べます。 もやしのようなひょろひょろの苗は寒さに弱く、この時期は一桁台の気温が続くため、ビニールシートで全体を覆い保温します。 春先は特に荒天日が多く、強風でシートがめくれたりしないよう朝晩注意深く見守ることが大事です。 4月下旬になり外気温もぐっと上がり稲も伸びてきたら過保護生活は終わり。 ビニールを外し太陽の光をたっぷり浴びさせて、すくすくと育てます。
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.16
    みんなの投稿の画像
    育苗器で一斉に発芽 種もみを播いた育苗箱を育苗器に入れ、蒸気式で加温。 外光を遮断した真っ暗な育苗器内を2日間30~32度に保つと、一斉に発芽し1.2cmほどの苗がでてきます。 光を当ててないので、もやしのように真っ白ひょろひょろです。 この苗の品種は”はえぬき”ですが、苗の見た目でお米の品種を区別することはできないので、めしゆたかファームでは最初にはえぬきの種まきを行い、次はこしひかりとササニシキ、最後につや姫と雪若丸と種まきの日程をずらすことで各品種の苗を正確に区別把握しています。 この後は外の苗代(田んぼ)に出してたっぷりの陽の光をあて、苗を育てていきます。 太陽の下、苗も緑化成長し、5月連休明けにはいよいよ田植えが始まります!
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.15
    みんなの投稿の画像
    お米づくりスタート 育苗箱に種まき 飯豊町は今が種まきに最適な時期。 これから収穫まで7ヶ月間、稲作中心の生活が始まります。 めしゆたかファームでは近所の農家さん達と共同作業、わいわいがやがや楽しく効率的に種まきを行います。 種まきは事前の段取りが大事。前日にオート播種(はしゅ)機と育苗器(発芽機)を小屋に設置し、作業当日は各自持ち場に陣取り、流れ作業で効率よく進めていきます。 オート播種機に育苗箱を入れ、ベルトコンベアの流れに沿って床土を敷き、肥料、水、種もみが播かれ、その上を土で覆い完了。 種もみがまかれた育苗箱は、30~32度に保った育苗器へ移し、1.2cmほどの苗へ一斉に発芽させます。
  • 梅津義浩 | めしゆたかファーム

    梅津義浩 | めしゆたかファーム

    2020.04.12
    みんなの投稿の画像
    田んぼに堆肥を散布 発行させた牛糞堆肥を田んぼへ散布しました。 堆肥の散布は田んぼの土壌改良を目的とします。 土壌の微生物の活性化、そして保水性と保肥性を高めます。 堆肥を入れすぎるとリン酸とカリウムが過剰になってしまうので、適度な散布を心がけます。 美味しいお米が穫れるよう、自家製堆肥を有効利用していきます。
91-100表示/118件中