佐渡島特産、おけさ柿農家の源farmです。
3年ほど前からポケマルさんで出品させていただくようになり、これまでおけさ柿の存在を知らなかった方、佐渡を訪れた際食べて感動してこちらから購入してくれた方、毎年リピートしてくださるようになった方などなど、たくさんの方に自慢の柿を味わっていただく機会に恵まれました。
ご縁と出会い、何よりこういったプラットフォームを作っていただいたポケマルさんに感謝感謝です。
さて、今回は怒涛の柿の収穫を前にみなさんにご連絡…というか、現状と本日販売開始となった商品についてお伝えしたいと思い初投稿させていただきます。
おけさ柿は渋柿のため本来であれば、届いてすぐに食べていただけるよう渋抜きしてから発送します。
ただ渋が抜けるまでの日数は、気温や天候、さらには発送途中やお住まいの地域の環境によってもだいぶ変わってきます。
届けたい思い、食べていただきたい気持ちは山々なのですが、両親も高齢になり収穫が始まると収穫、出荷作業を乗り切るだけで精一杯な状況です。
収穫のかたわらで【渋抜き→袋開け→渋が抜けているかの確認→箱詰め→発送】という一人一人のお客さまに届ける仕事をする体力と時間が残っていない…。
でも、喜んでくださる方に届けたい。
では、どうしたらいいか?
そこで昨年“渋柿のまま送る“という前代未聞の試みを試してみたのです。
渋柿をお客様の方で渋抜きしたり、柿チップにしたり、干し柿に加工してもらうというもの。
恐る恐るおっかなびっくりの試みだったのですが、こちらご好評いただき、それぞれのお住まいの地域で干し柿が干されている姿といったらもう!たまらない光景でした。大変な喜びでした。
今年もまた加工用の渋柿を本日よりご予約開始しました。
干し柿用に関しては初回ご注文の方用のクリップ付きとリピーター様用のお得なクリップなしをご用意しております。
そして、また今年新たな試みとして“共同作業”的な【待つという豊かさを味わう】という商品を同じく本日出品いたしました。
商品の発送は10月から順次になります。
どれも贈答用ではなくご家庭用で楽しんでいただく個性的な見た目の柿のお届けとなり恐縮ですが、お客様の食や暮らしを豊かに彩る一助となったら幸せです。
毎年、少しずつ試行錯誤しながらの源farmですが、今年も美味しい柿をお届けできるよう、現在はピンポン玉よりも大きくなった柿の見直し作業や草刈りを頑張っております。
(写真は見直しで落とすユニークな柿たち)
収穫まで約2ヶ月。
ここから柿はぐんぐん大きく、色づいていきます。
源farm事務局 娘より