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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.24
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    知識は信頼になる。一人の営業マンから学んだ、真摯に向き合う姿勢 「なぜ、この人はこんなにも他社のことまで詳しいのだろう?」 先日、お電話をいただいた電力会社の営業担当者さまとお話しする中で、そんな素朴な疑問が浮かびました。 私の倉庫では現在、200V・3kWの電気を契約しています。 これまでも九州電力からアンビットジャパン、そして現在のハルエネ電気へと変更を重ねてきました。しかし最近、料金体系の変化や代理店の対応など気になる点がいくつか出てきており、「そろそろ見直しの時期かもしれない」と感じていたのです。 これまでにも数々の新電力会社からご提案をいただきましたが、どこか腑に落ちず、決定打に欠けていました。そんな中、今回ご提案いただいたのが「エネオス電気」でした。 長年抱いていた疑問をいくつか投げかけてみると、その担当者さまは、驚くほど的確に、そして分かりやすく答えてくださったのです。 「電力のことを、本当によく勉強されているな」 感心してその理由を尋ねると、返ってきたのはとてもシンプルな言葉でした。 「お客様から質問をいただくたびに、自分で調べているんです」 信頼は、日々の積み重ねから生まれる その一言に、ハッとさせられました。 最初からすべてを知っている人などいません。 お客様の疑問に真摯に耳を傾け、分からないことをそのままにせず、自ら調べて自分の言葉で説明できるようにする。その地道な積み重ねこそが「確かな知識」となり、やがて揺るぎない「信頼」へと変わっていくのだと実感しました。 今回、私が契約を決めた理由は、単に「電気代が安くなるから」ではありません。 お客様の疑問をごまかさずに向き合う誠実さ 現状に満足せず、学び続ける姿勢 そのお人柄に深く共感し、「この方なら安心して任せられる」と心を動かされたからです。 人は、ただ価格が安いという理由だけで大切な決断をするわけではありません。長く付き合うものや価値あるものを選ぶとき、最後に私たちの背中を押してくれるのは、相手への「信頼感」ではないでしょうか。 自然栽培と向き合って40年。私自身が学び続ける理由 今回の体験は、私自身の仕事である「米作り」についても深く考え直す、素晴らしい機会となりました。 私は40年にわたり、農薬や化学肥料を一切使わない「自然栽培」でお米を育ててきました。 長年の経験があるからこそ、自然栽培の魅力や苦労については、いくらでも自分の言葉でお伝えすることができます。 しかし、他の栽培方法については、まだまだ知らないことが多くあります。 一般的な農業では、どのような目的でどんな農薬や除除草剤が使われているのか 残留農薬について、現代の科学ではどのように捉えられているのか 自然栽培という道を選び、その魅力を皆さまにお届けする立場だからこそ、自分の知っている世界だけに閉じこもるのではなく、異なる視点や科学的な情報にも素直に耳を傾けるべきだと感じています。 自分にとって都合の良い情報だけを集めるのではなく、分からないことを一つひとつ調べ、学び、自分自身で納得したうえでお伝えする。 それこそが、皆さまの心に届く「誠実な言葉」になるのだ信じています。 「知識」とは、学び続ける姿勢そのもの 「知識」とは、単に人より多くの情報を持っていることではありません。 相手の疑問に寄り添い、分からないことを謙虚に学び続ける姿勢そのものです。 そして、その姿勢の先にしか「本物の信頼」は生まれません。 長年培ってきた経験に甘んじることなく、常に新しい知識を取り入れながら、皆さまに心から信頼していただける農家であり続けたい——。 一人の営業マンとの素敵なご縁からいただいたこの大切な学びを胸に、これからも真摯にお米作りと向き合ってまいります。 心からの感謝を込めて。 YouTube動画:信頼の鏡:学び続ける姿勢からの教訓
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.23
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    お米は「冷蔵便」で届ける時代へ。自然米『神の力』が年中クール便にこだわる真意 「お米は常温で送られてくるもの」 多くの方にとって、それは今も当たり前の「常識」かもしれません。 しかし、40年にわたり農薬や化学肥料に頼らない自然栽培を続けてきた私は、こう考えています。 「田んぼでお米を収穫することだけが、米作りではない」 丹精込めて育て上げたお米の「美味しさ」と「生命力」を、そのままお客様の食卓へお届けする。そこまで完遂して初めて、一つの米作りが完成するのだと。 今回は、私たちがなぜ一年を通して「全編クール便配送・冷蔵保存」にこだわるのか、その理由をお話しします。 お米にも「鮮度」という最高のご馳走を お米は、精米したその瞬間からゆっくりと酸化が始まります。特に四季があり、夏場が高温多湿になる日本の環境は、繊細なお米にとって決して易しいものではありません。 ワインやチーズ、新鮮なオーガニック野菜がそうであるように、本物の価値を持つ食材には、それぞれを慈しむための「最適温度」が存在します。 「最高の状態でお召し上がりいただくために、最高の環境でお届けする」 私たちはご自宅での保存も「冷蔵庫」をお願いしています。一見手間に思えるかもしれませんが、一粒一粒のポテンシャルを極限まで引き出すための、極めて自然で贅沢な嗜みなのです。 「真空パック」を選ばない理由——生きているお米を守るために 最近では、長期保存に優れた真空パックや脱酸素剤を用いたお米も増えてきました。合理的で利便性の高い選択肢です。 しかし、私たちが目指す方向性は少し異なります。 自然栽培で育った玄米には、力強い「生命」が宿っています。適した環境が整えば、自ら芽を出すほどのエネルギーを秘めているのです。 真空・脱酸素: 空気を極限まで抜いて時を止める 低温管理(クール便): お米を眠らせるように、自然な状態のまま守る 私たちは「呼吸を止める」のではなく、「フレッシュな生命力を低温で優しく包み込む」アプローチを選びました。それこそが、自然の理にかなった最高のお届け方法だと信じているからです。 折れなかった信念。あるショッピングモールでの決断 かつて、ショッピングモールの米売り場で『神の力』を展開していた時期がありました。 その際、売り場責任者の方にこうお願いをしたことがあります。 「どうか『神の力』を、温度管理された冷蔵ケースで販売させていただけないでしょうか」 返ってきたお答えは「ノー」でした。 一つのブランドだけを特別扱いすれば、売り場全体の管理体制に大きな影響が出てしまう。大規模な流通の仕組みを思えば、誠に筋の通ったご判断です。 ですが、私はその場で撤退という決断をいたしました。 「売りやすさ」や「流通の都合」のために、40年かけて育んできた品質を妥協することはできない。ただ売るための商業ではなく、自分が誇りを持てる本物だけをお届けしたい——。その信念を再確認した出来事でした。 時代の「常識」を、美意識で塗り替える かつて食材を冷やして運ぶこと自体が特別だった時代から、今や「美味しいものを最高の状態で届ける」ための低温物流は美徳となりました。 お米も、まったく同じはずです。 「常温で送るのが当たり前」という時代の慣習から、「真に大切なお米だからこそ、冷やして届ける」という新しい美意識へ。 私たちが選んでいるクール便は、単なる配送の手段ではありません。40年間、土と向き合い、自然の恵みを一身に受け止めたお米をお客様のもとへ届ける、「最後の仕上げの職人技」なのです。 本物の価値を知る、あなた様の食卓へ 自然米『神の力』は、効率や価格を競うためのお米ではありません。 農薬や化学肥料に頼らず、大地の自律した力を信じて育てること 収穫後もその生命力を損なわぬよう、厳格な温度管理でお届けすること こうした一つひとつの譲れない妥協のなさこそが、本物としての気品と価値を創り出すのだと考えています。 「食べるものを選ぶ」ということは、ご自身の身体、そしてどのような未来とともに生きるかを選ぶことに他なりません。 土鍋や炊飯器の蓋を開けた瞬間に立ち上る、芳醇で澄んだ香り。 凛と立ち上がる一粒一粒のうつくしさ。 口に含んだときに広がる、どこまでも豊かで優しい甘み。 そして、お食事を終えたあとに訪れる、深く静かな充足感。 それらすべてを完璧な状態でお届けするために。 自然米『神の力』は、今日もお米に込めた誇りと愛おしさをクール便に載せて、皆様の食卓へお送りしています。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.22
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    「食は、未来への投資」——40年無農薬・無肥料を貫く、私たちの草刈りの流儀 こんにちは。 田植えが無事に終わり、田んぼを渡る風が心地よい季節になりました。 今、田んぼでは田植え後最初の「草刈り」の時間を迎えています。 アゼや川端、道端に青々と伸びた草を、エンジン付きの草刈り機で丁寧に、一歩ずつ刈り進めています。 ほんの少し前に刈ったばかりの場所も、気づけばもう30cmほどに。 この圧倒的な生命力を肌で感じるたび、自然の持つ大いなるエネルギーに畏敬の念を抱かされます。 なぜ、私たちは「非効率」を選ぶのか 私たちの田んぼでは、除草剤をいっさい使用していません。 それは、田んぼの中だけでなく、外側のアゼ(畔)も同じです。 除草剤を使えば、一瞬で草は枯れ、作業は驚くほど楽になります。 しかし、私たちはあえて、人の手で刈る道を選び続けています。 さらに、アゼに張ったマルチシートの際に生える細かな草は、機械を使うとシートを傷つけてしまうため、一株ずつ「鎌(かま)」を使って手作業で取り除いていきます。 一本一本の草と、じっくり向き合う時間。 効率だけを追い求める現代において、これは一見、時代に逆行する「非効率な作業」に見えるかもしれません。 しかし、40年という歳月を無農薬・無肥料の自然栽培に捧げてきて、確信していることがあります。 「本当に価値のあるものは、目に見えない手間と時間の中からしか生まれない」ということです。 豊かな生態系を、未来へつなぐ 除草剤を使わない私たちの田んぼの周りには、四季折々の美しい野の花が咲き誇り、数え切れないほどの多様な生きものたちが息づいています。 私たちにとって、草はただ排除すべき「敵」ではありません。 適切に管理しつつ、自然と共生していくための、大切なパートナーのような存在です。 私たちが育てる自然栽培のお米は、単なる「消費される農産物」ではないと考えています。 自然を敬い、土を育み、水を守り、そして次の世代へ豊かな環境をつないでいく——。 そんな目に見えない祈りや想いが、一粒一粒の輝きの中に込められています。 「食」は、ご自身と地球の未来への投資 「身体は、日々口にする食べ物でつくられている」 だからこそ、毎日いただくお米が「どのように育てられたか」という背景、その一粒が持つストーリーに価値を感じていただけたら、これほど嬉しいことはありません。 食を選ぶことは、ご自身の健やかな未来、そして持続可能な美しい地球の未来へ投資することでもあるのです。 今日も田んぼでは、愛おしい草たちと向き合いながら、一歩一歩、丁寧に歩みを進めています。 今年も、皆さまの特別な食卓へ、本物の美味しいお米をお届けできる日を心から楽しみにしています。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.21
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    息子からの電話と、父として願うこと。 先日、大阪で暮らす長男から久しぶりに電話がありました。 昨年12月、大阪市内で「天ぷら力樹(りき)」というお店を開業した長男です。 開業当初は、京都の料亭で5年間ともに切磋琢磨した仲間が支えてくれていましたが、現在は彼が一人で板場に立ち、数名のスタッフと一緒に日々お店を切り盛りしています。 「何とか、利益も出ているよ。」 受話器越しに届いたその一言を聞いた瞬間、父として胸の奥がすっと温かくなり、深く胸をなで下ろしました。 厳しい世界だからこそ見えてくる「本質」 飲食業界は、誠に厳しい世界です。 オープンから1年と持たず、志半ばで店をたたむ方も少なくないと言われています。 だからこそ、派手な大成功でなくとも、小さな一歩を確実に重ね、前へ進んでいることが何より誇らしく、嬉しく思えました。 料理の技術は、努力と研鑽によって磨き続けることができます。 しかし、ひとつの事業を息長く続けていくためには、技術だけでは足りません。 結局のところ、経営とは「人との信頼」を積み重ねていく営みそのものだからです。 訪れてくださるお客様への、細やかな思いやり。 共に店を支えてくれる仲間への、深き感謝。 食材を届けてくださる生産者や仕入れ先への、誠実な姿勢。 そして、どんな時であっても約束を守る「人としての品格」。 最後にお客様や仲間に選ばれるのは、職人としての腕以上に、その人の「在り方」なのだと感じています。 農業も、飲食も、人生も。「人」が未来をつくる これは私自身が40年近く、無肥料・無農薬の「自然栽培」という効率だけでは測れない道を歩んできた中で、確信している真理でもあります。 土づくりも、店づくりも、最後は「人としての姿勢」がその未来を決めるのだと思います。 人は、人によって育まれます。 そして人生は、どんなご縁を大切にして生きていくかで、描かれる景色がガラリと変わります。 これから息子がどんな道を歩み、どんな壁にぶつかっていくのか。 父としては楽しみであり、同時に少しの不安もあります。 けれど、自ら選んだ厳しい道だからこそ、苦難を自分の力で乗り越えた経験こそが、誰にも奪われない一生の「財産」になっていくはずです。 父として、できること いまの私にできることは、あれこれと言葉で教えることではありません。 迷った時、疲れた時には「いつでも帰って来られる場所」であり続けること。 そして、ここ佐賀の地から、静かに、けれど強い祈りを込めて応援し続けることだけです。 人生の豊かさとは、単に目に見える成功や富の大きさだけで決まるものではありません。 悩み、迷い、壁に挑みながらも、周囲で支えてくださる方々への感謝を忘れずに歩む。そのプロセスの結実こそが、本当の豊かさなのだと信じています。 今日もどこかで、誰かの笑顔のために一皿一皿へ心を込めている長男を、一人の父として深く誇りに思います。 皆さまにとっても、大切な方の挑戦をそっと温かく見守れる、心豊かな一日となりますように。 YouTube動画:ビジネスと人生の本質:ある父の想い
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.20
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    地球を美しくする「幸せ拾い」という、目に見えない資産の投資 7月19日、澄み切った空の下で、ある特別な「投資」を行いました。 集まったのは、地球大清掃の志を共にする7名の有志たち。 私たちが手にしたのは、誰かが置き忘れていってしまった街の欠片——ゴミです。 この地球を少しだけ汚してしまうのは、私たち人間だけかもしれません。けれど同時に、この地球を美しく蘇らせることができるのも、私たち人間だけなのです。 私は、この活動を「ゴミ拾い」ではなく、「幸せ拾い」と呼んでいます。 なぜなら、誰かが手放してしまったモノの中には、その人がかつて持っていた時間や、満たされなかった心の隙間、そして次に巡ってくるはずの「幸せの種」が残されているような気がするからです。それを私たちが丁寧に拾い上げ、あるべき場所へと還す。それはまるで、誰かの未完了の幸せを私たちが引き受け、街全体の運気を循環させていくような、とても豊かな時間なのです。 ■ ある農家さんとの対話から感じたこと 活動の途中、ある農家さんが不思議そうに声をかけてくださいました。 「これは、どこのボランティア団体ですか?」 お話を伺うと、ご自身の田んぼの中にも、たくさんのペットボトルが投げ込まれているのだそうです。「でもね、わざわざ拾うのも大変だから、そのままトラクターで耕してしまっているんだよ」と、少し寂しそうに教えてくれました。 大切なご自身の土地だからこそ、ほんの少し手を伸ばして拾い上げたら、きっと秋にはもっと素晴らしい実りが待っているはず——。そう思い、「もしよろしければ、今度一緒に活動してみませんか?」と微笑みかけてみました。 農家さんはにこりと上品に笑って、そのまま立ち去られました。 声をかけることと、実際に一歩を踏み出すことの間には、目に見えない境界線があるのかもしれません。「もしこれが、お金だったら誰もが我先に拾うのだろうか」と、ふと頭をよぎることもあります。目に見える価値にだけ価値を置く世界は、少しだけシンプルすぎるのかもしれません。 ■ あなたは、「見えない資産」を信じますか? 現代はお金やステータスなど、あらゆるものが数値化される時代です。 しかし、本当に私たちの心を豊かにし、人生の品格を高めてくれるのは、数字には表れない「見えない資産」ではないでしょうか。 他者のために動き、環境を調え、誰も見ていないところで徳を積む。 この「幸せ拾い」で得られる清々しい心の充足感は、どんなに富を築いても、お金で買うことはできません。 目の前にある、誰も気づかない小さな幸せの種を拾い上げること。 あなたも、この美しい循環の輪に参加してみませんか? 世界の見え方が、きっと少しだけ優しく変わるはずです。 活動内容は、以下のYouTube動画でさわやかな参加者の笑顔をご覧ください。 YouTube動画:幸せ拾い150
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.19
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    田植えから約3週間が経ち、田んぼの景色が少しずつ賑やかになってきました 稲の株がしっかりと張り、一本一本が力強く立ち上がっています。 夏の鮮烈な太陽の光を浴びて、青々と、そして元気に成長を続ける私たちの自然米コシヒカリ。生命力にあふれるその姿を見つめていると、日々逞しく育っていく我が子の成長を見守るような、愛おしい気持ちで胸がいっぱいになります。 自然の摂理のなかで育てる田んぼには、この季節、所々に新しい草も顔をのぞかせます。私たちは機械に頼るのではなく、水面からぴょこっと顔を出した草を、ひとつずつ丁寧に手で取り除いています。 今は、あえて少し深めの「約5㎝〜8㎝」の深水(ふかみず)に保つことで、光を遮り、草の成長を優しく抑える工夫をしています。 豊かな自然の循環と、人の手による丁寧なケア。その両方が溶け合うことで、この一粒一粒の「神の力」が育まれていきます。毎日少しずつ、けれど確実に大きくなっていく稲たちの姿を、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。 感謝申し上げます。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.18
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    自然栽培40年目の挑戦。私が信じた「一本の道」と、世界へ広がる美しいご縁 こんにちは。 瑞々しい緑の田んぼを渡る風を感じながら、ふとこれまでの歩みを振り返っています。 実は今年、私にとって大きな節目を迎えました。 無肥料・無農薬の「自然栽培米コシヒカリ」を作り始めて、ちょうど40年目となります。 40年――。文字にすると一瞬のようですが、振り返れば、そこには言葉に尽くせないドラマがありました。 苦難のなかに灯った、お客様からの「美味しい」という光 始めたばかりの頃は、決して平坦な道ではありませんでした。 地域のなかで、まだ理解されにくかった自然栽培。時には周囲からの厳しい目や、仕組みの壁に直面し、孤独や辛さを感じることもありました。組織を離れ、新たな場所で一から挑戦することを決意したのも、このお米の持つ可能性を信じていたからです。 そんな私を支え続けてくれたのは、他でもない、お米を食べてくださるお客様からの温かい声でした。 「安心して家族に食べさせられます」 「こんなに美味しいお米は初めてです」 その一言が、どれほど冷えた心に灯りを灯してくれたことか。身体に不自然なものを使わない、本物の食べ物が持つ力を、お客様が証明してくださいました。 伝統を纏い、最高峰の「贈り物」へ 本物のお米だからこそ、その価値を最高の形でお届けしたい。 そんな想いから、様々な専門家や素晴らしい方々とのご縁も生まれました。 あるデザイナーさんからは、 「これほど上質なお米なら、和紙に包み、桐箱に納め、美しい風呂敷で包んでお届けするべきです」 という素晴らしいアドバイスをいただきました。 単なる「食材」としてではなく、日本の美しい文化と、自然への敬意を込めた「最高峰のギフト」として仕立てる。このこだわりが、お米の価値をさらに高めてくれました。 ウェブサイト作りに挑戦し、英語での発信に頭を悩ませたこと。先生の教えを守り、気がつけば10年間、毎日欠かさずブログを書き続けてきたこと。そのすべてが、いま美しい財産となっています。 飛び込み営業から、次世代への講義、そして「世界」へ 「待っているだけでは、この価値は伝わらない」 その一心で、佐賀よろず支援拠点でマーケティングを学び、百貨店へのアポなし営業やマルシェ、試食販売、ときには高級外車ディーラーへの飛び込み営業まで、がむしゃらに動いてきました。 その行動が実を結び、Amazonで発刊した電子書籍『神の羅針盤 自然農法が未来を変える』や紙の書籍は、本当に多くの方に届くお気に入りの一冊となりました。また、高志館高校の約70名の若者たちの前で、自然栽培の未来について講義をさせていただけたことも、忘れられない大切な思い出です。 そして今、私の目は未来を向いています。 「2030年までに、世界へ自然栽培米を広める」 いよいよ、世界への挑戦が本格的に始まります。これからどんな素晴らしいご縁が待っているのか、想像するだけで胸が躍ります。 守られている安心感と、溢れる感謝 思えば、苦しいときも、道に迷いそうなときも、いつも目に見えない大きな力――神様のご守護に導かれていたように感じます。すべての試練は、この未来に繋がるための大切なプロセスだったのだと、今なら深く頷けます。 これまで関わってくださったすべての方々、そして大自然の恵みに、心からの感謝を申し上げます。 40年目の新しいスタート。 世界を驚かせる最高の一粒を、これからも真摯に、愛を込めて育ててまいります。 これからの挑戦も、どうぞ見守っていただければ幸いです。 YouTube動画:自然栽培米コシヒカリ40年の軌跡
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.17
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    見えない品質を守るために。無農薬の田んぼに「金銀テープ」を立てる理由 自然栽培の田んぼに立つと、さらさらと風にそよぐ緑の美しさに心が洗われます。 この美しく健やかな風景の裏には、毎日の小さな選択と、一年という歳月をかけた丁寧な営みがあります。 私たちが何よりも大切にしているのは、秋に実る黄金色の一粒一粒。 その一粒を、目に見えないリスクから守り抜くために、昨年から新しく始めた取り組みがあります。 それは、水田の道端にそっと棒を立て、風に揺れる「金銀の反射テープ」を約3メートルにわたって取り付けることです。 一見すると、のどかな田園風景に溶け込む野鳥対策のようにも見えますが、実はそこには、私たちの未来を守るもう一つの、とても大切な役割があります。 ほんの少しの油断も許さない。「自分の田んぼは、自分で守る」という決意 最近、インターネットやSNSを通じて、全国で真摯に無農薬栽培に取り組む農家さんの姿を目にする機会が増えました。同じ志を持つ仲間が増えるのはとても嬉しいことです。 しかし同時に、決して他人事とは思えない、胸が痛む事例も耳にするようになりました。 それは、近隣のドローンや無人ヘリコプター、あるいは委託された農薬散布の業者さんが、誤って無農薬の田んぼに農薬を撒いてしまった、というケースです。 もちろん、どの作業者の方も細心の注意を払って作業されています。 それでも、どこまでも広がる平野の中で、お隣の田んぼとの境界を見間違えてしまうような「万が一のミス」を、完全にゼロにすることは容易ではありません。 だからこそ、私は「大切なものは、人任せにせず、自分の手で守り抜く」という強い想いを持っています。 風にきらきらと揺れる金銀のテープは、作業をされる方々へ向けて「ここは、特別に配慮が必要な、大切な命を育む田んぼです」と優しく語りかける、静かなサインなのです。 一度失われた信頼は、二度と取り戻せないから 約40年もの間、一切の農薬や化学肥料を使わずに、土本来の力だけで育ててきた私たちの自然栽培米。 ありがたいことに、今では全国の、そして本物の価値を知る多くの特別なお客様から、並々ならぬ信頼をいただいております。 体に入れるものに妥協しないお客様にとって、私たちの「無農薬・無肥料」は、絶対の約束です。 もしも、一度でも誤って農薬が入ってしまえば、その年の収穫が無駄になるだけではありません。 長年積み上げてきたお客様との絆、販売のご案内、そして私たちが目指すブランドの価値そのものが、一瞬にして崩れ去ってしまいます。 だからこそ、私は「何かが起きてから後悔する」のではなく、「起きないように徹底して備える」道を選びます。 自然栽培の本質は、日々の草取りや、土の声を聴くことだけではありません。 まだ見ぬリスクにまで想像力を働かせ、先回りして愛ある対策を重ねること。それこそが、本物の品質を守るプロフェッショナルとしての仕事だと信じています。 安心という目に見えない価値を、あなたの食卓へ 真に贅沢なお米、高品質なお米とは、収穫のその日だけで生まれるものではありません。 「これなら、あのお客様に安心して召し上がっていただける」 そう確信できる日々の小さな判断と、愛情に満ちた行動の積み重ねこそが、お米の一粒一粒に「安心」という特別な価値を宿らせるのです。 今日も、私たちの田んぼの片隅で、きらきらと風に揺れる一本の金銀テープ。 そこには、「あなたの大切な日常と、美しい自然栽培米を、何があっても守り抜く」という、私たちの静かで深い誓いが込められています。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.16
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    「佐賀県特別栽培農産物」の最高ランクである【Aクラス】の認証 この時期の田んぼは、驚くほど美しく穏やかです。私たちの丁寧な土づくりのおかげで、厄介な雑草もほとんど見られず、稲たちは厳しい自然の中でも驚くほど元気に、すくすくと育っています。 実は私たちのこだわりは、ただ美味しいお米を作るだけではありません。 化学肥料は一切不使用 化学農薬も一切不使用 この徹底した自然派の農法により、名誉ある「佐賀県特別栽培農産物」の最高ランクである【Aクラス】の認証をいただいています。これは、大自然の力と私たちの情熱が認められた、何よりの誇りです。 最高峰の品質と安心をお届けするために、今日も私たちは田んぼに立ち、誇りを持ってこの看板を設置しました。 私たちが夢見ているのは、この佐賀の地から生まれる「持続可能で最高に贅沢な本物の食」が、日本を越えて世界中の本物志向の方々へ、そして未来へと広がっていくことです。 一粒一粒に込められた私たちの想いと、佐賀の大自然の恵みが育む特別なお米の成長を、これからも温かく見守っていただけたら嬉しいです。
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    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.7.15
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    これからは、豊かさを「引く」時代。身体が本当に求めているもの 「高タンパク」「高ビタミン」「必要な栄養素をサプリメントで補う」――。 現代の食の世界は、足りないものを次々と足していく「足し算のロジック」で溢れています。 すべては、健康で元気に生きるため。 しかし、私たちは何か大切なものを見落としていないでしょうか。 毎日の食事の中で、私たちの身体にはどれだけの残留農薬や食品添加物が取り込まれているのでしょう。そして、それらが長い年月をかけて、私たちの精緻な身体にどのような影響を与えていくのか。 根本にある「取り入れるもの(食)」の質を変えないまま、上から栄養を足すだけで、本当の健康は保てるのでしょうか。 「安さ」と「便利さ」の代償 効率を重視する現代社会において、農薬は手間を省き、農産物を安価に大量生産するために使われてきました。添加物は、賞味期限を延ばし、見た目を美しく整えるために重宝されています。 消費者が「安さ」や「便利さ」を求め続けた結果、市場には不自然なものが溢れるようになりました。 その一方で、現代社会では原因のわからない不調に悩む方や、病を抱える方が増え続けています。便利さと引き換えに、私たちの尊い身体が、少しずつ悲鳴を上げているのかもしれません。 本質的な美しさと健康は「引き算」から 本当に価値のあるもの、そして持続可能な健やかさとは、これ以上足せないほど豊かなものではなく、「余計なものが一切引かれているもの」ではないでしょうか。 これからは、不自然なものを徹底的にそぎ落とす「引き算の食生活」こそが、究極の贅沢であり、自分自身を労る最高の選択になります。 身体は、毎日の食べ物でできています。 だからこそ、自然の理(ことわり)にかなった、純粋で生命力に溢れるものを。 今、私たちの食のあり方、そして生き方そのものを見直す、大切な転換期が来ているのかもしれません。 YouTube動画:足し算の錯覚:真の健康を再考する
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