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みんなの投稿

  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.24
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    豊かさの裏で、私たちの「からだ」におきていること。40年、土と向き合って見えた一筋の光 こんにちは。私はこれまで40年間、農薬や化学肥料に頼らない「自然栽培米」をひたすら作り続けてきました。 テクノロジーが進化し、世界中の情報が指先ひとつで手に入る現代。医療もどんどん進歩しているはずですよね。それなのに、私たちの周りでは、原因のわからない「身体や心の不調」が増えているように感じませんか? 「くしゃみをしただけで、骨にひびが入ってしまった」 「最近、ちょっとしたことでイライラして近所の人と揉めてしまう」 「お子さんや、お孫さんが突然学校に行けなくなってしまった」 これらは決して、その人個人の弱さや、たまたま運が悪かったという話ではありません。明日は我が身かもしれない、現代社会が抱える小さくて大きなSOSのサインです。 原因を探さない医療と、安さの裏側 今の医療はとても優秀です。痛みを止め、病気の症状を抑える「対処療法」の技術は素晴らしいものがあります。しかし、「なぜ、その不調が起きたのか」という根本的な原因にまで光が当たることは、多くありません。 同時に、私たちの食卓はどうでしょうか。 便利で、安くて、年中手に入る食べ物。その裏側で、土がどれだけ痩せ細り、どれだけの化学物質が使われているか。私たちは忙しさのあまり、そこから目を背けてしまいがちです。 インターネットやAIがどれだけ賢くなっても、私たちの身体は、食べたものだけで作られています。脳の働きも、心の安定も、すべては日々の食事がベースになっているのです。 食事をおろそかにしたまま、不調を薬で抑え続ける……。このループに気づかないままでいるのは、どこか「生き地獄」のような息苦しさを感じてしまいますよね。 私が40年、自然栽培米を作り続ける理由 だからこそ、私は40年前から無肥料・無農薬栽培の自然栽培でお米を作り続けています。 当時は「効率が悪い」「そんなの無理だ」と言われました。それでもあきらめなかったのは、土の力だけで育ったお米には、人間が本来持っている「生きる力」を呼び覚ますエネルギーがあると信じていたからです。 高級な時計や車、最新のガジェットを手に入れることも素敵ですが、本当に価値のある「豊かな投資」とは、ご自身や大切なご家族の『命の土台』を作ることではないでしょうか。 お米を変えることは、生き方を選ぶことです。 もし今、原因のない不安や不調を抱えているなら、まずは毎日食べる「ごはん」を、自然のエネルギーに満ちたものに変えてみませんか? 私たちが口にするものが変われば、未来の身体も、社会も、きっと優しい方向へ変わり始めると思います。 YouTube動画:現代の健康パラドックスと40年の解決策
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.23
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    「宇宙レベルで考えたら、結局『ご飯と梅干し』が最強だった件」 人間は「感情」とともに生きる生き物です。 犬や猫などの動物たちにも感情はありますが、美味しいごはんを差し出すと、先ほどまでの怒りや興奮がすっと収まる素直さがあります。 一方で、私たちの感情はもう少し複雑です。一度心が頑なになると、元の穏やかな状態に戻るまでに時間を要してしまうことがあります。「あの人だけは絶対に許せない」と、過ぎた出来事をずっと心に抱え続けてしまうこともあるかもしれません。 起きていない未来を心配する「取り越し苦労」や、過ぎ去った過去を振り返って悔やむ「過ぎ越し苦労」。それらに心を痛め、深く落ち込んで食欲すら無くしてしまう姿を見ると、人間は時に自分で自分を追い込んでしまう、少し厄介で愛おしい存在なのだと感じます。 思考の捉え方をほんの少し変えるだけで、この世界はとても生きやすく、穏やかな場所に変わります。自分で悩みの渦を作り出す必要はないのかもしれません。 そんな時、心を深く癒やしてくれるのは、身体にやさしい自然の恵みや、美味しい食べ物です。一口味わうだけで、緊張していた心がふっとほぐれ、安らぎが広がっていきます。 最近の私は、「いい意味で、気にしすぎない」というスタンスを大切にしています。 家族や身近な人たちの間で何か問題が起きると、つい口を出したくなるのが人情です。けれど、親や周りが介入しすぎることで、かえって複雑になってしまうこともあります。だからこそ、温かく見守り、本当に助けが必要とされて相談された時にだけ、手を差し伸べればいい。 人間の悩みも、少し視点を高く上げて雲の上から、あるいは果てしない宇宙から眺めてみれば、ほんの小さな出来事に過ぎません。子ども同士の喧嘩を親の視点で見守るように、ゆったりとした心で包み込めば十分なのです。 そんなことを考えていたら、心がすっかり軽くなり、炊きたての美味しいご飯と、妻が心を込めて漬けてくれた梅干しが無性に食べたくなりました。 人間も動物も、心を込めて作られたものを味わっている瞬間こそが、最高の至福の時間です。 今日は久しぶりの外食。 「どんなおしゃれをして出かけようか」と、胸を躍らせています。 YouTube動画:「宇宙レベルで考えたら、結局『ご飯と梅干し』が最強だった件」
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.22
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    一年に一度の絶景。自然栽培米の田んぼ一面に広がる稲穂と、自然の声に耳を澄ます贅沢な時間 田植えから8週間。 田んぼ一面に広がる鮮やかな緑の中から、たくさんの稲穂が顔を出し、いよいよ出穂(しゅっすい)の時期を迎えました。 自然が見せてくれる、一年に一度だけの息をのむような美しい景色です。 今年はお天気にも恵まれ、非常に珍しいことに、田んぼ全体で稲穂が一斉に出そろいました。 一面に風と光を受けて輝くその姿を目にすると、「今年も無事にここまで来ることができた」という深い感謝の気持ちが、静かに込み上げてきます。 ■ 40年の自然栽培で出会った、初めての表情 私はここ佐賀の地で、肥料も農薬も一切使わない「自然栽培」を40年続けてきました。 本来、自然栽培の田んぼでは、稲穂が出る時期は一株一株少しずつ異なるのが当たり前です。それぞれの稲が独自のペースで育ち、自然の揺らぎとともに生きているからです。 「それが自然の姿だ」そう思っていた私にとって、今年のように一斉に揃って顔を出す稲たちの姿は、どこか新鮮で、美しくもありました。 自然は、毎年同じ顔を見せてくれません。 だからこそ、これほどまでに面白く、奥深いのだと感じます。 効率や人間の都合ですべてをコントロールするのではなく、天候、土、水、そして生命そのものが持つ力。それらが複雑に調和し合うことで、その年だけの特別な「一粒のお米」が育まれていきます。 ■ 答えをあせらず、「なぜだろう?」と問いかける贅沢 この時期は、根元がぐらぐらと揺れるような状態になることがあります。 なぜ毎年、決まってこのような現象が起きるのか――。 正直にお話しすると、40年向き合ってきた私にとっても、その明確な理由はわかりません。 しかし、「分からないから」といって、すぐに人間にとって都合の良い処置や肥料を入れて直そうとはしません。 答えを急がず、「なぜだろう?」と稲の姿を静かに眺め、観察する。 そこにこそ、自然からの小さなメッセージや生きるヒントが隠されているかもしれないからです。 不自然なものを一切使わず、ありのままの生命力を引き出すこと。それこそが、私が40年間守り続けてきた大切な美学です。 ■ 効率を超えた先にある「本当の価値」 お米づくりは、単なる生産活動や効率化だけでは語れない世界です。 何年もかけてじっくりと土を育て、 毎日田んぼに足を運び、稲の声に耳を澄まし、 その年ごとの自然をただありのままに受け入れる。 一口食べたときに身体の奥から染み渡るような「生命力」や「本当の美味しさ」は、こうした目に見えない時間と手間の重ね合わせから生まれると信じています。 ■ 秋の黄金色を楽しみに 今はまだ青々としているこの美しい稲穂も、秋が深まるにつれて重みを増し、見事な黄金色へと変化していきます。 その美しい日を心待ちにしながら、今日も一日、感謝を込めて田んぼを見守り続けます。 今年もたくましく、美しく育ってくれた稲さんに、心からの感謝を込めて。 いつも見守ってくださる皆様、本当にありがとうございます。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.20
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    「時折」で過ごす密やかな余白。土を愛する仲間と味わう、感性を揺さぶる一皿 自然の理(ことわり)に寄り添い、無農薬でお米や野菜を育てる農家仲間4人が集まった、1年ぶりの特別な食事会。 今回私たちが訪れたのは、佐賀市大財の静かな一角に佇む創作料理店「時折(ときおり)」です。 日々、土や天候と向き合い、食材の「本当の姿」を知る私達にとっても、ここで出会うお料理はまさに未知の連続。五感が心地よく研ぎ澄まされるような、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。 シェフが一皿に込める、繊細な美学と技 「時折」は、オーナーシェフが一人で心を込めて切り盛りされているワンオペレーションのプライベート感あふれる空間です。 目の前に運ばれてくる一皿ひと皿は、まるでアートピースのよう。 玄米の上に美しく仕立てられたアミューズ 見た目の洗練された可愛らしさはもちろん、一口噛みしめた時の食感のコントラストと、素材の瑞々しさに思わず息をのむ美味しさ。 エビと果実、カナッペ風の一皿 甘みと酸味、そしてコクが見事に調和し、余韻まで美しく計算されています。 鮮魚と季節の野菜をあわせた冷製仕立て ポタージュハーブ、和洋の技法が複雑に絡み合い、素材本来の旨味が最大限に引き立てられています。 しっとりと絶妙な火入れが施されたメインのお肉 芳醇なソースと添えられたキノコ・野菜の風味が深く、一口ごとに幸福感が広がります。 料理が運ばれるたびに、シェフから丁寧な解説をいただくのですが、その背景にある工程や組み合わせは驚くほど複雑で緻密。 「食材の良さをどう引き出すか」というシェフの探求心と情熱は、私たちが日々畑で土と向き合う姿勢とも通じるものがあり、深く感銘を受けました。(丁寧すぎる説明と奥深い味わいに没頭するあまり、詳細な工程を忘れてしまうほど引き込まれてしまいました…!) 食を通して「時」を味わう、豊かな空間 シェフがお一人で丁寧に一皿ずつ仕上げてくださるからこそ、店内には急かすもののない、ゆったりとした贅沢な時間が流れています。 効率やスピードが求められる現代において、丹精込めて作られた料理を静かに味わい、大切な仲間と語らう。それこそが、一番の贅沢なのではないでしょうか。 日々、無農薬の栽培にこだわり、本物の食を追求する農家仲間だからこそ分かち合える「食と命」についての密談。美味しいお料理と静かな空間のおかげで、未来へつながる豊かな対話の時間となりました。 「時折」のシェフ、心地よいおもてなしと素晴らしいお料理を本当にありがとうございました。 心からの感謝を込めて。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.19
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    「算数の答え」だけでは測れない、本当の豊かさについて。 学校では「1+1=2」と教わります。算数の教科書においては、それが唯一の正解です。 けれど、私たちが生きる日常や、雄大な自然の世界も、すべてその「1+1=2」という理屈だけで説明できるのでしょうか。 以前、ある方がこんなことをおっしゃっていました。 「1+1が、時に『大きな1』になることもある」 とても味わい深く、心に響く言葉でした。 二人で力を合わせることで、一人では到底届かない大きな力を生み出すことができる。自然界を見渡せば、そんな「1+1以上の奇跡」に溢れています。 しかし私たちは、いつの間にか教科書の「正しい答え」にとらわれ、それ以外の可能性を「間違い」と決めつけてしまうことがあるのかもしれません。 常識の先にある、自然の仕組み 米づくりの世界でも、長年言われ続けてきた「常識」があります。 「肥料を入れなければ、美味しいお米は育たない」 「農薬を使わなければ、安定して収穫できない」 私が無肥料・無農薬の「自然栽培」を始めた40年前、周囲からは何度も「そんな理屈に合わないことができるはずがない」と声をかけられました。 けれど、40年という歳月を土と太陽、水、そして微生物たちと共に過ごしてきた今、確信していることがあります。 「自然は、人間がつくった理屈や数値だけでは語り尽くせない」 稲は、与えられた化学物質に頼るのではなく、自らの力で根を張り、自然の巡りの中で力強く育っていきます。科学や教科書がまだ解き明かしていない自然の循環と力が、確かにそこには存在しているのです。 効率や収量よりも、「これからの身体」のために もちろん、効率や安定した収量を求める農業を否定するわけではありません。 しかし、私が大切にしたいのは「ただ収穫できたかどうか」の先にある視点です。 「そのお米を、毎日食べ続ける私たちの身体にとって、どうなのか」 人間の体は、私たちが日々選んで口にする食べ物そのものから作られています。 骨、筋肉、血液、内臓 脳、髪、爪の一本一本まで そのすべてが、日々の食事と密接に結びついています。だからこそ、「毎日何を体に取り入れるか」は、自分自身と大切な家族の未来をつくる最も価値ある選択なのだと感じています。 カロリーや数字、現在の科学の基準だけでは測れない「目に見えない価値」。 私は医療の専門家ではありませんが、40年間にわたり土と向き合ってきた一人の農家として、本物をお届けしたいという妥協のない想いを持っています。 本物の豊かさを、毎日の食卓へ 肥料や農薬に頼らず、自然本来の生命力を信じて育てる。 そして、収穫した一粒一粒を慈しむように皆様のもとへお届けする。 それが、私たちのつくる自然米「神の力」です。 単に高いものを所有することが、本当の豊かさとは限りません。 毎日、自分や大切な家族の身体に入るものを吟味して選ぶこと 目先の価値にとらわれず、未来の健康と心豊かな時間にお金を遣うこと これこそが、大人に許された「真の贅沢」であり「本当の豊かさ」なのではないでしょうか。 おわりに 今日も無事に自然の恵みをいただき、安心で味わい深い「神の力」を食卓に並べられることに、深く感謝いたします。 「食べるものを選ぶことは、これからの自分の身体と生き方を選ぶこと。」 これからも私たちは奢ることなく、自然のささやきに耳を傾けながら、心と身体に届く米づくりを続けてまいります。 YouTube動画:本当の豊かさ:算数の答えを越えて
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.18
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    「自然栽培米で億万長者になる」|1人が豊かになることから始まる、日本の食と農業の未来 私には、一つ大きな夢があります。 それは、わたしの指導で農家さんが自然栽培を始め、その方が「自然栽培米で億万長者になる」ことです。 「億万長者」と聞くと、少し驚かれるかもしれません。 けれど、一人の農家さんが経済的にも豊かに成功すれば、「自分にもできるかもしれない」と挑戦する人が必ず現れます。 その素晴らしい連鎖が広がっていけば、自然栽培に取り組む農家が増え、若い後継者も育ち、日本の農業の未来は大きく変わっていくと信じています。 そのためにもっとも大切なのは、自然栽培米の本当の価値を理解し、価値で選んでくださる方を増やしていくことです。 毎日の「食」は、未来のご自身とご家族への最高の投資 毎日の食事は、私たちの体をつくり、未来の健康そのものを形作っています。 だからこそ私は、「安全で自然な食べ物には、本物の価値がある」という考え方が、もっと社会に広がってほしいと願っています。 単に「価格の安さ」で選ぶ時代から、「本当に価値のあるもの、身体が喜ぶもの」を厳選して選ぶ時代へ。 本物を選ぶということは、ご自身や愛するご家族の健康を守る「最高の投資」であり、日本の豊かな自然を守る「未来への投資」でもあります。 40年間、ただひたすらに土と向き合って 私は40年間、化学肥料も農薬も一切使わない「自然栽培」を続けてきました。 自然の力を引き出す農業に、派手な近道や効率的なショートカットはありません。 天候を見守り、土の声を聞き、一つひとつの作業を丁寧に積み重ねていくこと。ただそれだけです。 私一人にできることは、決して多くはないかもしれません。 それでも、目の前の田んぼと誠実に向き合い、一歩一歩を重ねていけば、その想いは必ず誰かの心へと届き、素晴らしい未来につながると信じています。 夢は、一人では叶えられません。 自然栽培という豊かな価値を共に育み、日本の食と農業を未来へつないでいける仲間や応援してくださる方が、一人でも多く増えていくことを心から願っています。 YouTube動画:自然栽培農家の億万長者と究極の投資
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.17
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    捨てられた「幸せ」を、みんなで拾う日|第151回 幸せ拾いの記録 2026年8月16日。 毎月大切に重ねてきたボランティア活動「幸せ拾い」の151回目の朝を迎えました。 今朝は心地よい曇り空。いつもの厳しい夏の暑さとは異なり、涼しい風がふっと頬を撫でていく、まさに絶好の活動日和でした。 今回も参加してくださった皆さんと一緒に、道路や水路の周辺を歩きながら、ひとつひとつ丁寧にゴミを拾い集めていきます。 ペットボトル、空き缶、ビニール袋……。 街の片隅に放置された、さまざまな生活ゴミ。一見すると、それはただの「不要になったもの」に過ぎません。 けれど、私は作業をしながらいつもこう感じています。 「ゴミと一緒に、大切な幸せも捨てられてしまっているのではないか」と。 誰かが何気なく手放してしまったものを、別の誰かがそっと拾い上げる。その一連の光景を目にするたび、胸の奥がじんわりと温かくなります。 捨てた人にとっては価値のなくなったものかもしれません。けれど、それを拾う人の心には、確かな思いやりが宿っています。 「この場所を少しでもきれいにしたい」 「次にここを通る人が、心地よく歩けるように」 その小さな優しさがめぐり巡って、また誰かの心を温めていく。私は、この温かな循環こそが、目に見える形をした「幸せ」なのだと思うのです。 知らず知らずのうちに、幸せを手放していませんか? 私たちは現代社会の中で、つい「目に見える所有」によって豊かさを測ってしまいがちです。 洗練された高価な車や邸宅 手の込んだ美しい料理や質の高い品々 不自由のない資産や自由になるお金 もちろん、これらも人生に彩りと快適さを与えてくれる素晴らしい存在です。しかし、本当の意味での「本質的な豊かさ」は、きっとそれだけではありません。 誰かのために、惜しみなく時間を使えること 豊かな自然の美しさに心を寄せられること 自分の住む地域や環境を慈しむこと 人からの「ありがとう」を受け取り、心から感謝すること 1日の終わりに「今日も良い一日だった」と穏やかに微笑めること こうした目に見えない心の資産こそ、時代が移り変わっても決して色あせない、人生の本当の財産ではないでしょうか。 お金を払えば手に入るものは世の中に溢れています。けれど、人との心のつながり、自然が魅せる一瞬の美しさ、仲間と共に汗を流す誇らしい時間は、どんな富をもってしても買うことはできません。 だからこそ、私はこの「幸せ拾い」という営みを一歩ずつ続けています。 美しい地球を汚してしまうのも、また人間だから 少しだけ、本質的な問いかけをさせてください。 この美しい地球の環境を汚してしまうのは、私たち人間だけです。 豊かな森も、清らかな川も、実り豊かな田んぼも、自らゴミを生み出して捨てることはありません。人間が利便性や豊かさを追い求めて生み出し、役目を終えたものを自然の中へ残してしまうのです。 だからこそ、人間が損ねてしまった美しさは、私たち人間の手で少しずつ取り戻していく。それこそが、今を生きる私たちにできる、最も誠実な恩返しなのだと感じています。 今日という日に、拾い集めたもの 本日、時間を割いて一緒に汗を流してくださった皆さま、本当にありがとうございました。 ひとりの力は小さくても、想いを同じくする仲間が集まれば、目の前の景色は確実に変わっていきます。 街からゴミが消え、道が美しく整い、自然が本来持っている清々しい表情が戻ってくる。そして何より、「誰かのために行動できた」という自分自身の心が、より深く豊かに満たされていきます。 捨てられていたのは、目に見える廃棄物だけではありません。 そこには、私たちが忙しい日々の中で見落としがちだった「思いやり」「感謝」「自然を尊ぶ心」が、静かに落ちていたのだと思います。 今日もみんなで、そのかけがえのない価値を拾い集めることができました。 本当の富とは、持っているものを増やすことだけではなく、周りの人や美しい自然へと「幸せを分かち合える心のゆとり」なのかもしれません。 次回もまた、清々しい風の中で、みんなで幸せを拾いに行きましょう。 温かな気持ちでご協力いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。 ありがとうございました。 YouTube動画:幸せ拾い151
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.16
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    一本の包丁が教えてくれた「本当の贅沢」。道具を育てる時間と、心満たされる食卓 我が家にお見えになるお客様や、農業研修で訪れる方々。 そして、日頃から温かく支えてくださる大切な皆さま。 そんな方々を我が家でおもてなしする際、妻が心を込めて腕を振るってくれる料理は、いつも食卓を笑顔で満たしてくれます。 「みんなにもっと美味しく、もっと豊かな時間を過ごしてほしい」 そんな想いから先日、少し思い切って、一生モノになるような上質な包丁を購入しました。 高価な包丁に感じた、小さな違和感 ところが、購入た包丁を実際に使ってみると、どうも期待していた切れ味が得られません。 我が家には、調理学校を卒業した二人の娘がおります。時折、料理を手伝いに来てくれる娘たちにその包丁を使ってもらうと、 「お父さん、この包丁……あんまり切れないかも?」 プロの目を学んできた娘たちの言葉に、「やっぱりそうか」と納得しました。 高価な道具を選んだはずなのに、なぜだろう? 首をかしげながらも使い続けて約一か月。 私はその包丁を携えて、購入したお店へ足を運び、職人さんに研ぎ直しをお願いすることにしました。 職人の研ぎが入った瞬間、目覚めた「本物の切れ味」 お手入れを終えた包丁を受け取り、試してみた瞬間——言葉を失いました。 「……こんなにも、違うものなのか!」 すっと食材に刃が吸い込まれていくような心地よい切れ味。思わず笑みがこぼれてしまいました。 お店の方にお話を伺うと、新品の包丁はあらかじめ刃付けがされているものの、使う人の手や料理に合わせて改めて研ぎ直すことで、初めてその潜在能力が引き出されるのだそうです。 どれほど高価で素晴らしい道具であっても、ただ買っただけでは本当の価値は発揮されない。 使い手が寄り添い、適切なお手入れをしてこそ、道具は「本物」へと育っていくのだと深く実感しました。 農業も、料理も。「手間暇」の先にある本質 この経験は、私たちが日々取り組んでいる農業にも、どこか通じるものがあります。 土を耕し、道具を慈しみ、自然の恵みと対話しながら丁寧に育む。 良い道具を選び、手入れを怠らず、大切に使う。そこに作る人の技術と「心」が加わって初めて、最高の素材が生まれます。 そして料理も同じ。 手入れの行き届いた包丁で切られた素材は、細胞が崩れず、持つ本来の旨味や美しさをそのまま引き出すことができます。 自然栽培で育てたお米や、生命力にあふれた旬の野菜たち。 それらが妻の丁寧な手仕事と刃物の美しい切れ味によって、最高のひと皿へと変わっていく。 大切なご縁でつながった方々や家族が、その料理を囲んで溢れるような笑顔を見せてくれる時間。 それこそが、私にとって何よりの「豊かさ」であり、格別の贅沢だと感じています。 つきない楽しみと、ちょっとした覚悟(笑) これから我が家の食卓は、妻の料理がますます美味しく、楽しみなものになりそうです。 ただ……ひとつだけ心配なことがあります。 妻の料理の腕が上がれば上がるほど、美味しくてついつい箸が進んでしまい、私の体型まで変わってしまうかもしれないことです(笑)。 美味しいものを、大切な人と、健康に楽しむ。 道具ひとつから広がる暮らしの美学を味わいながら、これからも心豊かな日々を重ねていきたいと思います。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.15
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    30km先の水源から届く自然のドラマ。夏の光を浴びて凛と育つ、命の自然栽培米 太陽と恵みの水が育む生命力|田植えから7週間、自然栽培の田んぼに芽吹く幼い稲穂 立秋を過ぎてもなお、輝くような強い日差しが続く今日この頃。 皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 私たちの田んぼでは、田植えを終えてから約7週間が経ちました。 連日の真夏日のなか、稲たちは太陽の光と大自然のエネルギーを一身に浴び、驚くほどの力強さでぐんぐんと背を伸ばしています。 そして今、青々と茂る葉の合間から、愛おしい「稲穂(いなほ)」が顔を出し始めました。 この小さな小さな穂の一つひとつに、これから豊かな実りが宿っていくと思うと、胸が静かに高鳴ります。 約30kmの旅を経て届く、恵みの「水」 自然栽培米づくりにおいて、かけがえのない存在である「水」。 私たちの水田を満たしているのは、ここから約30kmほど離れた山奥にある「北山(ほくざん)ダム」から届く豊かな水です。 今年の梅雨には恵みの雨がたっぷりとおしおき(お降り)になりましたが、夏に入ってからは晴天が続き、現在の貯水率は77%(平年約88%)。雨の少ない日が続いております。 けれど、決して自然をコントロールしようとするのではなく、与えられた環境のなかでたくましく根を張る稲の生命力を信じること。 遠く離れた山々から届く清らかな水の一滴一滴に感謝しながら、日々の水管理と丁寧に向き合っています。 自然の摂理に感謝を込めて 一切の不自然なものを頼らず、太陽、水、土、そして風といった「自然の循環」だけで育つ自然米。 猛暑のなかでも凛と立つ稲の姿を見つめていると、私たち人間もまた、自然という大きな営みの中に生かされているのだと改めて気づかされます。 生命力にあふれたお米へと育っていくプロセスを、これからも温かく見守っていただけましたら幸いです。 残暑厳しき折、どうぞお身体を大切にお過ごしくださいませ。
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  • 北村広紀 | 自然栽培園 北村

    北村広紀 | 自然栽培園 北村

    2026.8.14
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    安い食べ物の「理由」、本物が持つ「価値」 近年の農業界では、コスト削減や作業効率を重視した「スマート農業」や「乾田直蒔き」といった新しい農法が注目を集めています。 効率化を進めることは一見魅力的に思えますが、その裏側で多量の除草剤や農薬に頼らなければ成り立たない場面が増えているのも事実です。 私たちが日々口にする食べ物は、本来「人の健康と生命を養うもの」であるはずです。だからこそ、何よりも「安全であること」が第一であると私は考えています。 現代の農薬には、散布回数や収穫前の使用期限など、厳密な制限が設けられています。これは見方を換えれば、「それ以上の使用はリスクがある」という最低限の安全基準が示されている証でもあります。 本来の自然からかけ離れた食生活は、知らず知らずのうちに私たちの身体や、未来を担う大切な子どもたちの健やかな成長にも影響を及ぼしかねません。 本当の「豊かさ」と「健康」を守るために 「安さ」や「手軽さ」が求められる現代において、医療技術が進歩している一方で、体調に不安を抱える方が増えているのはなぜでしょうか。 テレビや新聞などのメディアでは語られない現実や、流通の裏側にある仕組みなど、私たちが自ら調べて知るべき重要な情報はたくさん隠れています。 安価な食を選ぶことは個人の自由かもしれません。しかし、身体は食べたものでしか作られません。 だからこそ、私は妥協することなく「無農薬・無肥料・無除草剤」の自然栽培米を作り続けます。 ご自身やご家族の健康、そして未来の身体をつくる毎日の食事に、本当の「安心」と「本物の味わい」を選んでみませんか。 YouTube動画:安い食べ物の隠された代償と本物の価値
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