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今日は村の仕事で農道の砂利敷でした。 正確に言うと砂利ではなく砕石を敷きました。 2トンダンプ２台で６路線に薄く敷き詰めていきました。 敷いてるところの画像が無いのでわかりにくいですが、後ろのアオリの上を閉めて荷台を上げて前方へいくことによってすき間から落としていきます。（うまく言えません） 稲刈り秋になると１トン２トンの籾を積んで農道を通ります。 農道は単なる土の道ですので雨がふったりするとぬかるみます。 そこで砕石を入れてしっかりと固めるのです。 私とI雄が監督で出ました。

今日から８月１日。 昔はといってもいつ頃か特定できないが寒い夏がありました。 いわゆる冷夏です。 気温が上がらずお日様さんも顔を出さず農家は泣いたことがありました。 五泉や安田方面では確かやませといって冷たい風が吹いて凶作だったと聞きました。 当地も米が不作で秋が終わった喜びはなくこの先どうなるだろうと言う雰囲気が村中にあったのを記憶しています。 梅雨が開けたようです。 今日の最高気温は32度。 37度や38度を経験していると32度は涼しく感ずるから不思議です。 今日コシヒカリに穂が出ました。

梅雨空に すっくと立つや 田の案山子 これだけはっきりしない梅雨空も近年珍しいような気がします。 早く暑い夏というか適度に暑い夏空になって欲しいもんです。

私は従来コシヒカリを田植え250a、直播種120a作っています。 その他酒米五百万石を80a作っています。 今日は直播のコシヒカリの出穂10日前の苦土と魚系肥料をくれました。 田植えコシの出穂予測日は８月3日、直播種の出穂日はその7～10日後。 正確にはもう2～3日後なんですが天気予報の関係もあり今日くれることにしました。 このところ雨が続いていたので水尻をあけて水が落ちるようにしておきました。 当地は砂気が多いので意外と早く乾きます。 全部の水尻を閉めて用水を入れました。 肥料は水に溶けて根から吸われるのでこの作業が結構時間がかかります。 6時から13時位までかかりました。 汗びっちょりでした。

酒米五百万石に良い穂が出ました。 これだけ穂尺の長いのは初めてです。 これでまるまると実が入ってくれればよいのですが。 さてさてどうなりますか。

新潟県は凄い雨でした。 やんだかなと思って田んぼに行ってみるとぽつりぽつりとあたってくる。 あわてて軽トラに戻ってクーラーを効かして雨宿りをしているとそう降るわけでもなさそう。 そんなことの繰り返しでした。

7～8年だか5～6年だかわかりませんが毎年案山子を立てています。 昔は親父が竹を十字に縛ってボロボロになった田んぼぎもん（田んぼの作業着）を着せていました。 その姿が今も目に残っています。

酒米五百万石に走り穂が出ました。 稲作ではその田んぼの半分位穂が出た時を出穂日と呼んでいます。 8反ほど五百万石を作っていますが、早い田んぼでは穂が出てきました。 あと3～4日で穂が出そろうと思います。 稲というのは実に神秘的な作物です。 7月の初めころ株元に小さな小さな穂を結実させます。 これを幼穂（ようすい）と呼びます。 その幼穂がどんどん大きくなって稲の鞘をどんどんどんどん登ってきて顔を見せます。 そして花を咲かせ受粉して米になります。 さてさて今年の出来はいかがでしょうか。 それにしても穂がつく言い方はなかなか味わいのある文言がけっこうあります。 走り穂、出穂、穂ばらみ、穂ぞろい、穂傾等です。

誠商店の社長から穂肥診断をしていただきました。 誠さんは顧客の圃場を廻って指導をされています。 この圃場はスパッド値が40.4位で草丈が80ｃｍありました。 慣行栽培としては色が濃いから穂肥はやれんねと言っていました。 しかし私はへの字栽培を取り入れているので、すでに7月3日に穂肥はくれてると説明しました。 当然色が出て来てはいます。 ここで少し説明をすると慣行栽培は窒素が切れてきており出穂の20日前ほどに窒素肥料を撒くのです。そのタイミングが難しいのです。葉色は薄くなってきます。 しかしへの字栽培では出穂の30～25日前に窒素肥料を入れます。なので今頃は葉色が濃くなってきます。 昨日は雨があがって爽やかな午後となりました。 そう思ってご午後から休耕田に除草剤を撒きましたが夕方4時位に西の空が暗くなり一気に雨が降ってきました。 撒布して2～3時間で雨に降られても効くと言われていますが、果たしてどうでしょうか？ それにしてもいったいどうなっているんだろうかと思う天気でした。

今日は6時から横田から小池までの幹線用水路の水を止めて各部落一斉に草刈を小池は精鋭？６人で行いました。 オーレックの草刈機があったので楽でしたが、暑かった。