下町ロケットはここ燕市がロケ地となり2018年に放送されました。
当初は全く興味もなかったのですが、ある時燕三条Wからつばめ返し持ってきてと言われ、いつもの場所に陳列しようとしたら担当者から
「阿部さんそこ置かないで」
「えっいつもここ置いてるじゃない」
「そこね今度下町ロケット米を置くから、阿部さんの米は隅っこに置いといてと言われたの」
「下町ロケット米って何?」
「阿部さん知らないの?今テレビでやってるでしょう。」
「つばめ返し売れてるしここ置いてよ」
「だめよ、上から言われたんだもの」
これとよく似た光景が実際の放送でもありました。
佃製作所をやめた談春演ずる殿村が燕に帰ってきて自分の米を農協だったかの直売所に出していたら意地悪をされて、担当から並べちゃダメと言われてました。
なんだよ俺が殿村でないかよと心底思いました。
・・・
それにしてもあの時燕市役所の職員は佃製作所の作業着と帝国工業の真っ赤なジャンバーで埋め行くされていました。それが放送が終わったとたんどこに片づけたのか全く見ませんでした。
世の中に「天地人現象」というのがあるそうです。
NHKの大河ドラマで取り上げられてるときは世間の注目を集めるが終わるとパッタリ跡形もなく効果は消えるというものです。
燕市も随分と予算を使ったでしょう。
それに見合った効果は得たのでしょうか。
市役所には今もこの大きなポスターが飾ってあります。
もう少しやり方があったのでは、いまもまだ残像が残っていますから活かしようがあると思います。