渋江和彦 | 那須高原こたろうファーム
2022.02.02「水菜」はサラダや飾りに
あしたは節分、あさっては立春。そう、もう春のはずなんですが、まだまだ寒い日が続きそうです。でも、朝方冷え込んでも畑はガチガチに凍ったままのことも少なくなり、見えないところで春が近づいてきているんだなと思います。
冬のなべに登場することが多い「水菜」
すき焼き、寄せ鍋、しゃぶしゃぶ、そしてハリハリ鍋。
なべ料理に水菜があると彩りも明るくなり、欠かせない食材かもしれません。
値段も結構安いですしね。
スーパーとかで販売している水菜は長さ40センチ以上あるかと。1袋300グラム程度はいっているので、ご家庭用としてはちょっと量が多いような気もします。
水菜にも種類があります。
茎が細いタイプと太いタイプ。
いろいろな呼び方はありますが、こたろうファームでは茎が細いものは「サラダ水菜」、太いものは「京水菜」と呼んでいます。
早く育つ早生(わせ)が茎細めで、ゆっくり育つものが茎太め。
どちらも水菜に変わりありませんが、食感がだいぶ違います。
でも、どちらも20~25センチ程度までは「サラダ水菜」とこたろうファームでは呼んでいます。わかりにくいですよね(笑)
水菜はサラダ向けの野菜として販売することが多いです。
人気の「高原野菜のサラダセット」にはほぼ必ず水菜が入っています。
そのサイズが良い悪いではなく、お店で売っている40センチ超えるような水菜はサラダにあまり向かないかなと思います。
というのは、茎の部分が長く、サラダ用に刻んだときに茎ばかりがたくさんになって非常に食べにくいサラダになるから。なべとかならいいですけどね。あの茎が好きだ!というならいいのですが、サラダにすると、とんがっててあまり食感がよろしくないかな。
さてさて、水菜の味ですが、、、
季節によって結構変わってきます。比較的味の薄い野菜ではありますが、冬になると他の葉野菜と同様、味が濃くなってきます。
とはいえ、甘い!というほどでもないところが水菜のいいところ。
主張しすぎないので、万能野菜です。
サラダでボリュームを出す、なべの具材にする、出汁醤油につけてお漬物にする。和食でも洋食でも中華でも、いろんな料理に使えます。
葉の形がかっこいいので、ちょっと付け合せとして使うのもおすすめ。
どうやって食べようかな?と考えることも多いかと思いますが、どうやって飾りに使おう?と考えるのも面白いかとおもいます。
ぜひいろいろな食べ方、形もかっこいいので飾り方を工夫してみてくださいね。
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